アニメ映画『銀河英雄伝説 Die Neue These 激突』第三章の上映初日舞台挨拶公式レポートが到着! 6月3日(金)よりU-NEXTでの独占先行配信も決定
2022年5月13日(金)に行われたアニメ映画『銀河英雄伝説 Die Neue These 激突』第三章の上映初日舞台挨拶の公式レポートが到着!
本イベントには多田俊介監督とアニメーションプロデューサー・磯部真彩氏が登壇し、シリーズに長年携わるふたりだからこそ語れるエピソードを多数披露しました。
また、6月3日(金)より本作のU-NEXTでの独占先行配信が決定です!
『銀河英雄伝説 Die Neue These 激突』第三章上映初日舞台挨拶公式レポート(※以下、本作のネタバレを含みます)
MCに呼び込まれ、多田俊介監督とアニメーションプロデューサー磯部真彩さんが登壇し、冒頭に第三章の初日を迎えた思いを語りました。
多田監督は「要塞戦のメインが今回の第三章に集約されており、CGスタッフ一同、集中して制作しました。そのため、楽しみにしていたスタッフが多かったです。本日はよろしくお願いいたします。」磯部さんは「第三章が意外なところで終わってしまうため、それに対する反響が心配で昨日は眠れませんでした。」と話すと、会場内からは拍手が巻き起こり、磯部さんは「拍手があり、安堵しました。本日はよろしくお願いいたします。」と笑顔を浮かべます。本日のイベントへの意気込みを話し、『銀河英雄伝説 Die Neue These 激突』第三章のトークを繰り広げていきます。
初めに、磯部さんがピックアップしたのは、イゼルローン要塞の指令室で同盟の主要メンバーが集まっているシーンです。磯部さんは「尺が長く、キャラクターもたくさん出てくるシーンですが、ちょっとした眉や目の動き等の表情が細かく描画されており、何度観てもここはこんな表情をしていたんだなというのが感じられるシーンとなっております。特に、パトリチェフがムライに小言を言われて、眉を少し上げるところが可愛らしくて好きです。」多田監督は「同盟において、パトリチェフはリアクション要員でもあり、今後も活躍するのでご期待ください。」と観客へメッセージを送ります。
続いて、磯部さんがピックアップしたのは、装甲服同士の戦闘のシーンです。磯部さんは「メカが出てくるシーンはかっこいいなと思い、選びました。ただ3Dで表現されているのではなく、作画をした上で3Dを乗せて動きを作っており、様々な方々の技術の結晶で完成しております。」帝国側と同盟側で装甲服のデザインが異なる点について、多田監督は「帝国側はブリュンヒルトに代表されるように曲線が多く、同盟側は予算がないため、議会に通る内容で考え、直線的なデザインにしております。予算削減のために、弱いところだけ装甲があり、それ以外は装甲がないという作りです。帝国側は防御力が高く、同盟側は装甲が薄いのを俊敏性で補う作りです。今回もモーションを同盟側はかなり動く作りとなっており、見どころの一つです。」と語ります。
続けて、多田監督がピックアップしたのは、ミュラー艦隊がメルカッツ率いるイゼルローン駐留艦隊に十字砲火を浴びるシーンです。多田監督は「メルカッツが帝国の正規軍に席があった頃、ミュラーと何らかの面識があったのだろうという設定で、メルカッツがミュラーの人となりを知っているという体で描いた場面です。ミュラーの有能さと人となりをメルカッツが誉めているという点がお気に入りです。メルカッツは自慢をしない人柄ですが、さらっとミュラーの上を行き、シュナイダーの閣下愛がダダ漏れになるという展開で作っております。」と話します。磯部さんは「メルカッツは私も好きで、毎回ときめいております。」と笑顔で答えます。
最後に磯部さんは「本日は足元の悪い中、お越しいただきありがとうございました。次シーズンまで少しだけ間は空きますが、楽しみに待っていただけたら幸いです。」多田監督は「本日、会場が大勢の観客の方で埋まっていて、一安心いたしました。観てくださるファンの方々に面白いと思っていただけるものを目指して、作品作りに取り組んでおりますので、こうして沢山のお客様の顔を見てお話できるのは嬉しいことです。今後とも是非、「銀河英雄伝説 Die Neue These」をよろしくお願いいたします。本日は本当にありがとうございました。」と挨拶し、本イベントは終了しました。
イベント概要
日時:5月13日(金)20:20~20:45 ※本編上映後
場所:新宿ピカデリー
登壇者:多田俊介監督、アニメーションプロデューサー磯部真彩
独占先行配信情報
動画配信サービス「U-NEXT」にて、6月3日(金)より『銀河英雄伝説 Die Neue These 激突』第三章の独占先行配信が開始。第一章、第二章も独占配信中ですので、過去シリーズとあわせてお楽しみいただけます。
配信開始日:2022年6月3日(金)
価格:1,540円(税込)/視聴期限:7日間
アニメ映画『銀河英雄伝説 Die Neue These 激突』作品情報
第一章上映終了、第二章上映中、第三章5月13日(金)
各章3週間限定上映
シリーズあらすじ
数千年後の未来、宇宙空間に進出した人類は、銀河帝国と、自由惑星同盟という“専制政治”と“民主主義”という2つの異なる政治体制を持つ二国に分かれた。
この二国家の抗争は実に150年に及び、際限なく広がる銀河を舞台に、絶えることなく戦闘が繰り返されてきた。
長らく戦争を続ける両国家。銀河帝国は門閥貴族社会による腐敗が、自由惑星同盟では民主主義の弊害とも言える衆愚政治が両国家を蝕んでいた。
そして、宇宙暦8世紀末、ふたりの天才の登場によって歴史は動く。「常勝の天才」ラインハルト・フォン・ローエングラムと、「不敗の魔術師」と呼ばれるヤン・ウェンリーである。
ふたりは帝国軍と同盟軍を率い、何度となく激突する。
「激突」あらすじ
帝国暦488年(宇宙暦797年)、ラインハルトは門閥貴族連合との内戦に勝利し、名実ともに銀河帝国の最高権力者となる。しかし、自らの半身ともいうべきキルヒアイスを喪った哀しみは、彼の心に暗い影を落としたままであった。時を同じくして、自由惑星同盟では、救国軍事会議によるクーデターを鎮圧したヤン・ウェンリーが、名将としての声望をますます高めていた。しかし、権力に固執する同盟政府の政治家たちは、ヤンへの警戒心を強めていく。
翌年、銀河帝国軍はイゼルローン要塞の奪還作戦を開始した。過去も現在も難攻不落を誇る軍事拠点に対し、ケンプ提督率いる帝国軍は驚くべき攻略法をもって攻めかかる。それは、これまでの歴史にない戦闘の始まりとなるのであった。
スタッフ
原作:田中芳樹(東京創元社刊)
監督:多田俊介
シリーズ構成:高木登
助監督:森山悠二郎
キャラクターデザイン:菊地洋子 寺岡巌 津島桂
総作画監督:後藤隆幸 菊地洋子
特技監督:竹内敦志
メカデザイン:竹内敦志 臼井伸二 常木志伸
オリジナルメカデザイン:加藤直之
プロップデザイン:太田恵子
プロップデザイン・紋章デザイン:秋篠Denforword日和
3D:ランドック・スタジオ I.G3D
3D監督:磯部兼士
美術:Bamboo
美術監督:竹田悠介
美術設定:塩澤良憲 曽野由大 金平和茂
美術デザイン:渡部隆
色彩設計:竹田由香
音響監督:三間雅文
音楽:橋本しん(Sin)井上泰久
音楽制作協力:Sony Music Publishing (Japan)Inc.
主題歌:「dust」SennaRin(SACRA MUSIC)
テーマソング「melt」SennaRin(SACRA MUSIC)
撮影監督:荒井栄児
編集:黒澤雅之
制作:Production I.G
監修:らいとすたっふ
企画協力:ROOFTOP
制作協力:徳間書店
宣伝協力:アールアールジェイ
製作:銀河英雄伝説 Die Neue These 製作委員会
キャスト
ラインハルト・フォン・ローエングラム:宮野真守
ヤン・ウェンリー:鈴村健一
ジークフリード・キルヒアイス:梅原裕一郎
ユリアン・ミンツ:梶裕貴
パウル・フォン・オーベルシュタイン:諏訪部順一
ウォルフガング・ミッターマイヤー:小野大輔
オスカー・フォン・ロイエンタール:中村悠一
アレックス・キャゼルヌ:川島得愛
フレデリカ・グリーンヒル:遠藤綾
ワルター・フォン・シェーンコップ:三木眞一郎
アンネローゼ・フォン・グリューネワルト:坂本真綾
ヒルデガルド・フォン・マリーンドルフ:花澤香菜
オリビエ・ポプラン:鈴木達央
ダスティ・アッテンボロー:石川界人
ナレーション:下山吉光
『銀河英雄伝説 Die Neue These』公式サイト
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