声優・西明日香さんの危険で真面目なトーク番組「にししのらじじ」にライターがゲスト出演!危険で真面目な質問をしてきた!!
声優・西明日香さんに聞く「いい取材」とはどんな取材?
――『にししのらじじ』は、いままでに媒体に取材されたことありますか?
西明日香さん(以下、西):ないです! なので今回は『にししのらじじ』を宣伝するいい機会です。嬉しいなぁ♪
――そもそも、西さんは過去に取材されたとき、困ったことはありますか?
西:インタビューアーさんから「どちゃくそファンです!」と言われたときは、ちょっと困っちゃっいましたね(笑)。
――記者が西さんのファンだったのですね。
西:そうなんです。もちろん嬉しいですが、「ファンです」と言われちゃったら「記者さん」と言うよりも「ファンの方」に見えてきちゃって、「わー、嬉しい! ありがとー!」みたいな気持ちになっちゃいました。その後にインタビューが始まったのですが、ファンの方を幻滅させてはいけないので、いい事しか言えない感覚になってしまいました(笑)。
――では、そういう場合は取材の後に伝えた方がよいですね。
西:そうですね。取材が全部終わった後に、「実はこの作品とこの作品が好きで~」とか言ってくれる方がいいかもしれません。取材が始まってすぐ「ファンです」だと、困っちゃうかもしれません。
――西さんにとって「楽しい取材」とは、どんな取材ですか?
西:それはもぅ~、ポンさんの取材ですよ~!
一同:(笑)
――ありがとうございます! 続けて聞きにくいので次の質問です(笑)。取材された記事が掲載されたとき、ご自身で確認しますか?
西:たいていは確認します。雑誌の取材の場合は本が完成したら事務所に見本誌が届くので、届き次第確認させていただきます。でも、最近はアニメイトタイムズさんみたいにWeb媒体が多いので、そういう記事は自分で確認しますね。普段からTwitterのエゴサばかりしている私からしたら、見つけ次第パッと読みに行きます。
――エゴサーチの話は事実なんですね(笑)。
西:それこそラジオ本編でも言いましたが、ポンさんに取材してもらったRhodanthe*の記事は、後日メンバーみんなで「あの記事見た?」という話になります。メンバーはみんな、ちゃんとチェックしてます!
――ありがとうございます! では次の質問です。インタビューアーにとって必要なスキルは?
西:話しやすい人であってほしいです。例えば質問だけするよりも、会話のキャッチボールの中で、私が意見を言えるような人だといいなぁって思います。
――「一問一答」よりも、話の流れで伺う方が応えやすいですか?
西:人によるかもしれませんけど、私の場合は話の流れの方がいいです。さらに複数人で同時に受ける取材だったら、クロストークでおしゃべりをさせてもらえる方が自然な意見を出しやすいです。
――その自然な西さんに、いままで私は助けられてきました!(笑)
西:ほんとですか?
――西さんの取材をクロストークにしておけば、インタビュー中にガンガン言葉をはさんでくれるから盛り上がります。Rhodanthe*の場合は、特に内山夕実さんが話し始めると……。
西:あはははは! ゆみりん(内山さん)が語りだすと、ゆみりん自身が「いい事言う製造機」に見えてくるんです(笑)。
一同:(笑)
西:ゆみりんが語る順番になると、ずーっと「いい事」を言い続けるから、私はオルゴールを回すジェスチャーをしちゃうんです。そうすると、気づいたらゆみりん以外の全員がオルゴールを回してるんです(笑)。
――そんなみんなに、内山さんがツッコミを入れるところまでがセットですよね(笑)。
西:そうやって盛り上がりながらインタビューを進めていただけると、話しやすいです。なので、そういう雰囲気を作ってくれるインタビューアーさんだといいですね。
――最後にアニメイトタイムズの読者に向けて、『にししのらじじ』の番組紹介をお願いします。可能ならばキレイな感じで紹介をお願いします。
西:キレイな感じですか? えっとですね……。おもしろくて、大喜利があるラジオです。声優の番組で大喜利のコーナーがあるのって、なかなか珍しいんじゃないでしょうか?
石ダテコー太郎さん(以下、石ダテ):女性声優のラジオでは、少ないと思います。
西:ですよね。芸人さんのラジオだったらよくあると思いますけど、声優の番組で大喜利は珍しいと思います。しかも、投稿作品がめっちゃおもしろいんです(笑)。リスナーさんがおもしろくて、番組の内容もおもしろくって。あと、みんなからの恋愛相談も、よく届きますね。
石ダテ:しかも、わりと生々しいやつね。
西:よくある「かわいらしい初恋の話題」とかじゃなくて、生々しい恋愛の話です。どろどろした家庭問題をみんなで真剣に考えたり。
一同:(笑)
西:リスナーさんが「嫁と会話していません」とか深刻な悩み相談を、作家のコー太郎くんとディレクターの石山さんと一緒に解決する番組です。なので、この番組はすごくためになる番組だと思うんですよね! それと、私は「変なおじじ(変なおじさん)」に遭遇する機会がとても多い人間なので、それをネタにしてしまおうというコーナーもあります。そういう、他ではなかなか見られないような「珍コーナー」があります。
石ダテ:ちょっと!!(笑)
一同:(爆笑)
西:あはははは! あのぉ……いまの発言は規制音を入れといてください(笑)。記事の文字ならいいけど!
石山ディレクター:漢字ならいいけど、音にするとちょっとね(笑)。
西:「珍」の音読みを発声したらダメですね(笑)。えっと、脱線しましたが、『にししのらじじ』はそんな感じの番組です! 変なコーナーが多いので、そこは他の番組とは違う見どころだなと思います。
石ダテ:西さんは人妻になって、さらにパワーアップした感じがします。
一同:(笑)
西:結婚する前の彼氏がいる時期って、リスナーさんに報告できないじゃないですか? だってその人といつ別れるかわからないし、言わないのが普通だと思います。
――普通は言わないと思います。
西:なので、そういう時期は番組でしゃべりたくても言えないことがたくさんあったんです。ですが、結婚した後はNGがなくなったので、自分自身を表に出せるようになりました。とても開放的です。と言うのも、私自身を応援してくださるリスナーのみんなが、こんな私を受け入れてくれるから開放的になれるんです。
――いいリスナーさんがついている番組だと思います。
西:リスナーのみんなが受け入れてくれるからこそ、私はいままでよりはっちゃけられるようになりました。『にししのらじじ』は、ストレスがまったくない状態でやらせていただいています!(笑)
佐藤ポンさんと面白くて真面目なお話したね〜!
— 西明日香 (@nishiasuka) May 2, 2022
ポンさんには来週もお付き合いいただきます☺️✌️✨
そしておまけ動画でプロのライターさんに褒められるにししリスナーの文章力…!ほんとにみんなすごいよ、誇りだよ…!😆🤝❤️🔥
また来週も面白トークをお届けします!お楽しみに♪♪ #にししのらじじ pic.twitter.com/28wD8XxScY
[取材・原稿:佐藤ポン]