ミュージックレイン3期生によるイベント『日々荘3号館』アフターインタビュー! 相川奏多さん、橘 美來さん、夏目ここなさん、日向もかさん、宮沢小春さんが振り返る「~若葉の選考会~」。次回イベントに向けたミニ企画会議も……!?
5人が声優を目指したきっかけ
――皆さんがどうして声優を目指したのか、また将来の目標をお聞かせください。
相川:私は子供の頃から歌うのが大好きで、歌手になることが夢でした。そのうちにアニメにハマって、ある作品で主人公を演じていた声優さんが主題歌も歌われていて。「声優さんって、演技もできて、歌も歌えるんだ」と衝撃を受けてから声優さんに憧れ、志すようになりました。目標とする声優像は、「この作品とあの作品で、同じ声優が演じているんだ!?」とか、「この人、こんな役もやっていたの?」と思ってもらえるような、いろいろな声を操れる声優になりたいです。
宮沢:中学生くらいからアニメをよく見るようになって、アニラジも聴くようになりましたが、そのなかで声優さんが「役にどう向き合い、演じているのか」といったお話をされていたんです。いろいろなお話を聴いていくうちに、ご自身の演じている役への愛情を感じて、この方たちとお仕事ができたら楽しいだろうなと思って。また元々、読書や物語に浸ることが好きだったので、声優を目指すことにしました。
目標は「寄り添える声優」で、作品や楽曲に寄り添うこともそうですし、見たり、聴いてくださる方が元気になれるような存在を目指したいです。あと周りの方も巻き込んでいける人になりたいと思っていて、例えば『日々荘3号館』でも、自分だけが楽しむのではなく、他の4人、そしてお客さんを巻き込んで、みんなが笑顔になれる楽しい空間を作れたらいいなと思っています。
日向:小学3年生の時、『ドラゴンボール』の後に『ONE PIECE』を見たら、「クリリン(ドラゴンボール)とルフィー(ONE PIECE)の声って似ているな」と思ったことがあったんです。両親に尋ねたら同じ方(田中真弓さん)が演じられていることと、声優という職業があることを教えてもらって衝撃を受けました。
また幼稚園の頃から、漠然と人前に立つ芸能系のお仕事をしたいなと思っていて……幼稚園の時は将来の夢に「お笑い芸人」と書いていましたけど(笑)。アニメも演じることも好きだったので、両方の希望が叶う声優を目指すことにしました。
作品や楽曲を通じて、私の声を聴いてくださった方が元気になってもらえるような声優になれたらいいなと思うし、いろいろな役を幅広く演じられる声優になりたいです。
橘:アニメやゲームが元々好きでしたが、ある時にアニメのエンドロールで、キャラクター名と並んで名前が書かれていて、「誰だろう? 何の人だろう?」と疑問を抱いて調べたのがきっかけです。声優という仕事を知り、自分が見ている複数の作品に出演されている方がいたので声優に興味が湧いてきました。
さらに、「この声優さん好きだな」と思った方が、事務所の先輩である豊崎愛生さんだったんです。豊崎さんはアニメなど演じるお仕事だけでなく、ライブ活動やラジオのパーソナリティもされていて、聴くたびに元気をもらえたので、「私も豊崎さんみたいな声優になりたい」と思いました。そして「このキャラクターの声が橘さんでよかった」と思ってもらえる声優になりたいと思っています。
また、元気をもらえるし、アーティストとお客さんが一体になれるライブの空間も大好きで。今はまだ一緒に声を出すことが難しい状況ですが、いつか大きな会場で1つになりたいし、その景色をステージ上から見てみたいという夢もあります。
夏目:私はお姉ちゃん子で、3歳上の姉と昔から一緒にアニメを見ていたんです。姉が声優になりたいという夢を抱いた時、「じゃあ、私も!」と思ったことがきっかけかもしれません。家でアニメの音声を消して、自分たちでセリフをあててみたり、声優のまねっこ遊びをしていました。
アニメや声優がどんどん好きになっていく中、ある日、ミュージックレインのオーディションのお知らせを見つけて。大好きだった戸松 遥さんが所属している事務所でしたし、なれるとは思わなかったけど「夢を持つのも悪くないよ」と家族が背中を押してくれたり、友達が応援してくれたこともあって挑戦したところ、声優になることができました。
私自身、声優さんのライブを見に行くのが好きで。登場した瞬間に会場を一色に塗り替えてしまうのが素敵だなと思っていましたし、事務所の先輩のスフィアさんやTrySailさんのライブを見させていただいた時も同じことを感じました。声優としてしっかり演じられることが第一ですが、歌って踊ったり、ナレーションを担当したりとマルチに活躍できるような声優になりたいです。