TVアニメ『デート・ア・ライブIV』夜刀神十香役・井上麻里奈さん×時崎狂三役・真田アサミさん最終回放送後インタビュー|おふたりは第4期をどのように見たのか!? 第5期への意気込みや今後の注目キャラクターも!
ふたりの新精霊の印象については……!?
――ありがとうございます。そろそろ第4期の振り返りに入りたいと思います。新精霊のふたりについてはいかがでしたか? まずは二亜からお願いします。
井上:めっちゃ大人な人が来た、凄いお姉さんが来た! と思いました。いろいろなことをわかった上で振舞っている印象です。二亜に関してはあまり関わりすぎることなく、士道に任せきったと思っています。
真田:おちゃらけているようでちゃんと考えているんだよね。最初のほうで始原の精霊の情報を得るために狂三が唯一会話していて、世界で二番目に確認された精霊という狂三よりも前の存在なのが印象に残っています。仲良くなったら楽しそうですよね。
――六喰についてはいかがでしたか?
井上:精霊らしい精霊が来たという印象が強いです。二亜が話の通じる人だっただけに苦労は少なかったのですが、私の中では「現代っ子というか、地雷系女子が来た!」って感じで、会話が通じない感が強かったです。話の通じる二亜エピソードからの落差というかギャップもありましたよね。
真田:私は士道と十香と収録することが多かったのですが、その時に「女の子がいっぱい出てくるのに喧嘩が起きないのって不思議だね」って話していたんです。そんな精霊たちの家族感とかが話題になっているところに六喰が来たので、「これは爆弾が来たな!」と思いました。いわゆる女子らしい女子の焼きもちを放り込んできたので、また橘先生は上手いところを突いてくるなと。
――ふたりのエピソードについてはどうでしょう。まずは二亜の方から。
井上:二亜の時は楽しいことしかしてなかった気がします。同人誌を作ったり、売り子をしたりとずっと遊んでいたイメージです。本当に第4期は楽しく始まったなと思いました。
真田:狂三さんはほとんど関わっていなかったので視聴者的な目線になってしまいますが、二亜を手がかりに七罪とかの他の精霊たちの想いが垣間見えるシーンがあって。二亜エピソードだけでなく第4期全体として、精霊たちの家族感や成長がしっかり出たんじゃないかな。
――六喰についてはどうでしょうか? 反転十香はアニメでは久しぶりの登場に思えましたが。
井上:先ほども話した通りアプリなどでは演じていたので、自分的には久しぶりな印象はなかったです。ですが彼女の素の部分とか感情みたいなものが出てきたので、新鮮でしたね。後は反転状態で日常的なデートをするみたいなことが無かったので、ちょっと迷いながらというか、「どこまでやっていいのかな」みたいな事は悩みました。
真田:また視聴者目線になってしまいますが、反転十香と六喰の両極端なところをよく覚えて います。サバっとした反転十香とベタっとした六喰の執着心の強いところなども、キャラクターたちがちゃんと可愛くなるように作られているのが、見ていて微笑ましかったです。
――改変折紙の再登場もありましたが、井上さんは折紙の存在はどういったものに感じていますか?
井上:今回は関わっているのが反転だから難しいところですね。十香は元々喧嘩をしたい人ではないので、折紙が嫌いな訳ではないんです。前のクールの物語でも色々な事がありましたし、折紙が士道を困らせなければ普通に仲良くなっていたハズです。だから折紙がまともに居てくれれば、十香は普通に受け入れると思います。私はそういう子だと思っています。