夏アニメ『オリエント』第2クール、第13話「上杉武士団」のあらすじ&先行場面カットが解禁! キャスト陣による放送直前スペシャル鼎談も公開!
別冊少年マガジン(講談社)にて好評連載中、『マギ』『すもももももも 地上最強のヨメ』などで知られる大高忍先生の最新作『オリエント』。
2022年1月~3月にかけて放送されたTVアニメ第1クール「安芸旅立ち編」に続き、第2クール「淡路島激闘編」が2022年7月11日(月)よりテレビ東京ほかにて放送開始となります。
このたび、第13話「上杉武士団」のあらすじ&先行場面カットが解禁。さらに、内田雄馬さん、日野聡さん、前野智昭さんによる放送直前スペシャル鼎談が公開となりました。
第13話「上杉武士団」
テレビ東京:7月11日(月)25:30~
BSテレ東:7月14日(木)24:30~
AT-X:7月12日(火)23:00
あらすじ
播磨の港を訪れた武蔵、鐘巻小次郎、服部つぐみ。そこには淡路島を飲み込む巨大鬼神「砲戦竜・八岐大蛇」討伐を目指す上杉武士団と、上杉の傘下である島津秋弘・尼子勝巳ら各国の武士たちの姿があった。
偶然にも武田武士団団長・武田尚虎と再会を果たした武蔵たちは、鐘巻自斎の話を聞き出すべく、上杉武士団団長である上杉竜臣に近づこうとする。
しかし、竜臣の部下・直江兼竜から不審者の嫌疑をかけられ……。
放送直前スペシャル鼎談
――まずは間もなく放送開始となる、第2クール「淡路島激闘編」について率直なご感想をお願いします
内田:「安芸旅立ち編」というサブタイトルのとおり、第1クールは武蔵と(鐘巻)小次郎が武士の道を歩き始める様子が描かれました。途中で(服部)つぐみが仲間に加わったり、武蔵と黒曜の女神の因縁が描かれたり、鬼を倒すための鬼鉄刀を手に入れたりと、盛りだくさんな内容でしたが、それらはすべて第2クール「淡路島激闘編」の布石だったりします。ある意味で、強大な鬼神との戦いが始まる第2クールは、物語の本格始動 とも言える内容なので、放送がとても楽しみです。
日野:僕が演じる(武田)尚虎について、第1クールではまだ顔見せくらいのイメージでした。そして第2クールでは、尚虎もキャラクターが掘り下げられていきます。武蔵をおちょくる気さくな兄(あん)ちゃんだった尚虎が、「淡路島激闘編」でどんな一面を見せるのか期待が高まりますね。
前野:僕は第2クールからの参加なのですが、アフレコは途中参加でもすぐに馴染める温かい現場で、とても楽しかったです。じつは最初のオーディションでは尚虎を受けていたので、日野さんが演じる尚虎をアニメで観て、「さすがだな。同じ大武士団のリーダーとして頑張らないと」と気合いが入りましたね。
――各キャラクターについて改めて教えてください。まず、新キャラクターの上杉竜臣はどんな人物ですか?
前野:日ノ本屈指の武士団である上杉武士団の団長で、統率力に優れたカリスマ性のある人物です。一度“家族”と認めた者はとても手厚く扱いますが、家族以外には冷徹に振る舞う極端な性格をしています。味方にすると心強いけれど、敵に回るとやっかいな存在ですね。
内田:眼光鋭いビジュアルからして、強キャラクターですよね。なのに作内屈指の家族思いというギャップがあって。同じ立場の(武田)尚虎ともタイプが異なる、かっこいいリーダーです。
日野:竜臣も尚虎もリーダーとしての魅力にあふれているのですが、部下からの慕われ方が異なっているんですよね。例えるなら、竜臣が主従関係のきっちりあるプロ野球チームの監督で、尚虎が気心の知れた草野球チームの監督といったイメージかな(笑)。
前野:わかります!竜臣のほうが尚虎よりも年上なこともあってか、上司感がありますよね。いっぽう尚虎は竜臣と比べて、団員との距離が近い印象です。
――続いて、主人公の武蔵について教えてください。
日野:武蔵はどんなに格上の相手でも怯むことなく、自分の志を曲げないところがカッコイイですね。周りの人間とのコミュニケーションで悩んだりと繊細な一面を持ちながら、一方でしっかり少年マンガの王道主人公もしていて面白いです。
前野:生い立ちが複雑だったりと気になるバックボーンがある武蔵ですが、彼自身はとてもまっすぐな少年ですよね。そのがむしゃらな行動が周りの人々の心を動かしていくので、観ていて気持ちいいし、すごく感情移入しやすいです。将棋でいうと香車、みたいな存在でしょうか(笑)。
日野:尚虎や竜臣からすると、その融通の利かなさというか危なっかしさも含めて、目が離せないんだよね。なんなら尚虎は、どこか自分と武蔵をを重ねて、シンパシーを感じているのではないかと個人的には思っています。だから武蔵をついついイジってしまうんじゃないかな。
――では、尚虎はいかがでしょうか?
内田:武蔵自身は手の平の上で踊らされている感があって絶対にムカついていると思いますが(笑)、僕の感想は“理想の大人像”のひとつといった感じです。むちゃくちゃ強くて、親しみやすい性格で、部下からも慕われていて、かつ大武士団のリーダーで。武蔵へのイジワルもどこか茶目っ気があって、さっぱりしているんです。あまりに魅力が多すぎて、ズルいとすら感じます(笑)。
前野:尚虎は武蔵に、「こう言われたら悔しいだろう」セリフを的確にぶつけるよね(笑)。
内田:ですね。絶妙に発破をかけてくるところがまた、「くそー!!」といった感じです(笑)。
前野:底が見えない強キャラ感もずっとありますね。どんなにピンチな状況であっても余裕がありそうだなと。あと、日野さんのお芝居によって、気のいいお兄ちゃん感をより強く感じます。
――第2クール「淡路島激闘編」において、それぞれのキャラクターを演じる上で心がけたことを教えてください。
内田:「淡路島激闘編」では、第1クール以上に武蔵の成長が数多く描かれています。大きく異なる点は、武蔵が身を置く状況ですね。これまでは親友の小次郎など、気心の知れた仲間と一緒に行動していましたが、「淡路島激闘編」では離れ離れになってしまうんです。そんな心細い状況のなかで自身と向き合う様子が赤裸々に描かれていくので、僕も武蔵ともっと心を通わせるべく体当たりの演技で臨みました。
――「淡路島激闘編」の序盤で描かれる武蔵の状況は、誰もが共感できる内容ですよね。
内田:新しいグループや新しい環境に加わるとき、多くの人が直面する問題だと思います。空気をむちゃくちゃ読む武蔵が、そんな状況でどのように立ち回るのか、またどんな問題に直面するのかも注目してもらいたいです。
――日野さんは「淡路島激闘編」の尚虎を演じるうえで、第1クールと比べて意識されたことはあったのでしょうか。
日野:第1クールとは打って変わって、シリアスな展開がたくさん描かれるのですが、どんな状況でも“下町の兄ちゃん感”は忘れないようにしました。尚虎の大きな魅力のひとつは、あの親しみやすさだと思っていて、それが武田武士団のアットホームな雰囲気にも繋がっています。だからどんなに重々しい場面であっても、尚虎らしさが感じられるように心がけました。
前野:尚虎は「淡路島激闘編」の登場シーンからして、大武士団の団長と、お茶目なお兄ちゃん感が同時に描かれますからね。
内田:あの登場シーンは本当にヤバイ! その場に居合わせた武蔵の心情を慮ると、同情せずにはいられないです(笑)。
日野:尚虎好きにはたまらないシーンだと思うので、第13話(第2クール第1話)をお見逃しなく(笑)。
――前野さんは、竜臣を演じるうえでいかがでしたか?
前野:竜臣のシーンは、上杉武士団の団長としての顔が一番多かったので、まずはリーダーとしてどっしり構えた雰囲気を持ち続けることを意識しました。ストーリーが進んでいくと竜臣の弱さも明らかになっていくので、物語の後半ではそういった人間味あふれる部分にも注目してもらいたいです。あとは、上杉武士団の結束力の強さも感じてもらいたいですね。アフレコでは直江兼竜役の花江夏樹くんや宇佐美黒子役の日笠陽子さん、甘粕政紀役の中島ヨシキくんと一緒に収録する機会をたくさん作っていただきました。彼らと一緒に作った上杉武士団独自の雰囲気を楽しんでください。
内田:第13話では、竜臣と武蔵が語り合うシーンもありますよね。竜臣が武蔵たち若い武士を戦に送り出すことへの葛藤を口にしていて、部下への思いの強さとか、リーダーとしての責任感の強さとか、竜臣の魅力が詰まったすごくエモいシーンなので、そこもぜひ観てもらいたいです。
前野:ただ、そのあと武蔵をとんでもない目に合わせちゃうけどね(笑)。
――「淡路島激闘編」にはさまざまな武士団が登場しますが、みなさんだったら、どの武士団に入りたいですか?
日野:武田の良さはよく分かっているので敢えて外して考えると、僕が入団するなら、上杉武士団です。上杉武士団は絶対的リーダーの竜臣がいて、参謀の黒子がいて、攻撃の要に兼竜がいてと、適材適所な人事が素晴らしいじゃないですか。組織が大きくなるほど、人材のマネジメントが必須だと思うので、その能力がとても高い上杉武士団で働いてみたいです。
前野:僕も上杉武士団に入団したいですね。自由でアットホームな武田武士団も惹かれるんですけど、僕自身が自由を持て余すタイプなので、能力に見合った仕事をくれそうな上杉武士団を選びました。あと、「俺に付いてこい。俺が守ってやる」な竜臣の性格が、上司として心強いと感じたのも理由のひとつです。
内田:悩みましたが……鐘巻武士団にします。理由はまだ団員が少ないことと、「“最強の武士団”を作る」以外ほぼ何も決まっていないからですね。結成したばかりなのでなんでもありだし、自分たちでイチから育てていくという経験は貴重かなと。スタートアップ企業に入社するイメージでワクワクしますしね。
前野:小次郎と武蔵、どっちが社長を務めるの? ダブル社長?
内田:小次郎ですね。鐘巻武士団の団長は小次郎なので。
日野:じゃあ武蔵は営業バリバリやっている感じかな。
内田:営業もやりますし商品開発もやりますよ! なんせ団員数3名ですから(笑)
――またお3方はYouTubeのavex pictures公式チャンネル(https://www.youtube.com/user/avexpictures)で配信予定の、動画企画『TVアニメ「オリエント」最強はだれだ!?激闘戦!』でも共演されているそうですね。
内田:武蔵たちが掲げる「“最強の武士団”結成」の夢になぞらえて、“最強”をかけて対決する動画企画ですね。第1クールでは、僕と小次郎役の斉藤壮馬くんがさまざまな企画で競い合っていました。日野さん前野さんに僕による3人での企画自体が初めてだったので、めちゃくちゃ楽しかったです!
日野:かなり難しかったね。
前野:ですね。まったく縁のない分野だったので、勉強になりました。
――バトルは白熱しましたか?
日野:どうだろう。誰か1位を目指してた?
前野:順位にこだわる余裕がないくらい別のことに必死でした(笑)。
内田:みんな勝つことより、笑いに貪欲でしたね。なので勝敗は覚えていませんが(笑)、面白い内容にはなっていると思うので、そちらもご視聴いただければと思います。
――最後に、ファンに向けてメッセージをお願いします。
前野:竜臣はもちろん、「淡路島激闘編」には魅力的な新キャラクターがたくさん登場します。なかでもおすすめは、上杉武士団の勘定方・直江兼竜です。竜臣と兼竜の絆の強さや、兼竜の鬼気迫る闘いに注目してください。きっと上杉武士団を好きになっていただけると思いますよ。第1クールをご覧になっていない方でもハマる、熱い展開が目白押しなので、少しでも『オリエント』が気になっている方は、第13話をご覧ください。応援、よろしくお願いします。
日野:原作マンガでも屈指の激熱バトルが描かれた「淡路島激闘編」のアニメ化ということで、第1クール以上の熱量をお届けできるように僕らキャスト陣も気合いを入れてお芝居をさせていただきました。シリーズ最大の敵・八岐大蛇を相手に、武蔵たちがどのように立ち向かうのかぜひご期待ください。さらに尚虎は第1シリーズで見せたことのない一面をたくさん披露しているので、彼の新たな魅力をお楽しみいただけたら嬉しいです。
内田:第1クールに続いて第2クールをお届けできることは非常に幸せなことで、ひとえに応援してくださっている皆さんのおかげです。改めて、本当にありがとうございます! そしてお待たせしました。ドラマもキャラクターもバトルもすべてパワーアップした「淡路島激闘編」がついに始まります。“戦国バトルアクション“の真骨頂が味わえる内容になっていますので、1度では終わらず、2度3度と観返して、さまざまな角度から楽しんでいただければと思います。また武蔵たちと一緒に、心躍る冒険へと旅立ちましょう!
動画企画『最強はだれだ!? 激闘戦!』第1回戦/内田雄馬・日野聡・前野智昭が対決
第1クールでも好評を博した動画企画『TVアニメ「オリエント」最強はどっちだ!?決定戦!」。このたび、企画第2弾である『TVアニメ「オリエント」最強はだれだ!?激闘戦!』の第1回戦のゲストが解禁となりました。
鐘巻武士団より武蔵役・内田雄馬さん、上杉武士団より上杉竜臣役・前野智昭さんに加え、毎回様々な武士団から参加するゲスト武士団枠には、武田武士団より日野聡さんが参加。3つの武士団が対抗で勝負します。武士たるもの礼儀作法を身に着けてこそ1人前ということで、第1回戦のお題は「最強のマナー力」。3人の勝負の行方をどうぞお楽しみに。
TVアニメ『オリエント』作品情報
放送情報
第2クール淡路島激闘編2022年7月11日(月)より放送開始!
【テレビ東京】7月11日から毎週月曜25:30
【BSテレ東】7月14日から毎週木曜24:30
【AT-X】7月12日から毎週火曜23:00
※AT-X リピート放送:毎週木曜11:00/毎週月曜17:00
※放送日時は変更になる場合がございます
配信情報
第2クール淡路島激闘編がdTV・アニメタイムズ・Huluにて毎週月曜26:00~ 先行配信決定!
ほか見放題/都度課金サービスでも 毎週金曜24:00~ 随時配信スタート!
第1クール安芸旅立ち編は下記サイトにて好評配信中!
■見放題配信
dTV
アニメタイムズ
Hulu
アニメ放題
U-NEXT
FOD
バンダイチャンネル
TELASA(見放題プラン)
J:COMオンデマンドメガパック
スマートパスプレミアム
milplus 見放題パック
ABEMA
ひかりTV
Disney+
dアニメストア
■都度課金
Rakuten TV
DMM.com
ビデオマーケット
GYAO!ストア
music.jp
ニコニコチャンネル
HAPPY!動画
MOVIE FULL
クランクイン!ビデオ
TELASA(レンタル)
J:COMオンデマンド
milplus
■その他
GYAO!
イントロダクション
別冊少年マガジンで大好評連載中!!
「マギ」の大高忍による、最新作が待望のアニメ化!!
鬼神の襲来により、日ノ本の覇権は“人”から“鬼”へと移った。
人々が鬼による支配を受け入れ、“武士”だけが戦い続ける動乱の時代に、武蔵と小次郎は“最強の武士団”結成の夢を誓い、鬼退治に挑む!
武蔵役・内田雄馬、小次郎役・斉藤壮馬ら豪華キャスト出演!
“ネオ戦国”の世を舞台に繰り広げられる、王道バトルアクションが開幕!!
第2クール淡路島激闘編 あらすじ
淡路島激闘編、ここに開幕――!
鬼神の襲来により、人ではなく“鬼”が覇権を握る日ノ本。“最強の武士団”結成を誓い、故郷を飛び出した武蔵と鐘巻小次郎は旅の途中で出会った服部つぐみと3人で「鐘巻武士団」を結成。鬼を倒す唯一の武器である「鬼鉄刀」を手に入れ、夢への一歩を踏み出した。
そして播磨で、武蔵たちは上杉竜臣率いる大武士団「上杉武士団」と出会う。彼らの目的は、淡路島を飲み込んだ巨大鬼神“砲戦竜八岐大蛇”の討伐。そこには武田尚虎率いる「武田武士団」や武蔵と同年代の武士である島津秋弘や尼子勝巳たちどこか浮世離れした人見知りの姫・猿渡みちるの姿もあった。さまざまな思惑が渦巻くなかで、武蔵たちも鬼神退治に参戦する。
対する八岐大蛇は、“一度も傷ついたことがない”鉄壁の鬼神。武蔵たちの新たな闘いは、いまだかつてないほど苛烈を極めようとしていた――。
スタッフ
原作:大高 忍(別冊少年マガジン連載/講談社)
監督:柳沢テツヤ
シリーズ構成:國澤真理子
キャラクターデザイン:岸田隆宏、松本文男
総作画監督:松本文男、崎本さゆり
アクション監修:須賀重行
プロップデザイン:きむらひでふみ
色彩設計:舩橋美香
美術設定:浅見由一
美術監督:坂上裕文
撮影監督:間中秀典
編集:山岸歩奈美(REAL-T)
音響監督:納谷僚介
音響制作:スタジオマウス
音楽:深澤秀行
アニメーション制作:A・C・G・T
製作:「オリエント」製作委員会
◆第1クール安芸旅立ち編 テーマ
OPテーマ:Da-iCE「Break out」
EDテーマ:羽多野 渉「ナニイロ」
◆第2クール淡路島激闘編 テーマ
OPテーマ:花村想太 & Lil' Fang「Break it down
EDテーマ:梶原岳人「色違いの糸束」
キャスト
武蔵:内田雄馬
鐘巻小次郎:斉藤壮馬
服部つぐみ:高橋李依
猿渡みちる:安野希世乃
武田尚虎:日野聡
真田青志:石谷春貴
山本春雷:大西沙織
上杉竜臣:前野智昭
直江兼竜:花江夏樹
宇佐美黒子:日笠陽子
甘粕政紀:中島ヨシキ
島津秋弘:内山昂輝
尼子勝巳:梶原岳人
犬飼四郎:下野紘
犬川静六:新垣 樽助
犬田八咫郎:杉田智和
鐘巻自斎:小西克幸
黒曜の女神:桑島法子