音楽
J-POPヒットソングを豪華男性声優がカバーする新シリーズ[Re:collection] 鈴木崚汰インタビュー

豪華男性声優30名によるJ-POPヒットソングカバーアルバム[Re:collection]シリーズで「魔法の絨毯」を歌う鈴木崚汰さんインタビュー|「歌はお芝居に通じるところもあるので、感情、言葉を大切にして歌いたいなと」

豪華男性声優30名が贈るJ-POPヒットソングカバーアルバム「[Re:collection] HIT SONG cover series feat.voice actors」シリーズがスタート。1990年代・2000年代・2010年代の誰もが知る名曲・全30曲を年代別に収録し、全3枚のアルバムとして7月27日(水)に同時リリースされる。

本作は「笑ったり、泣いたり、誰かに会いたくなったり。音楽とともに、ふとよみがえる、大切な思い出。誰もがかけがえのない瞬間や、宝物のような“青春”とめぐり逢える至極のCD」がコンセプト。「HOWEVER(GLAY)/ Vocal:柿原徹也」、「雪の華(中島美嘉)/Vocal:梶 裕貴」、「キセキ(GReeeeN)/ Vocal:千葉翔也」、「ずっと好きだった(斉藤和義) Vocal:榎木淳弥」、「君に届け(flumpool)/Vocal:浪川大輔」など、男性ボーカルナンバーからバンドもの、女性アーティストの曲までと幅広く選曲されている。

2010年からの曲を集めた『[Re:collection] HIT SONG cover series feat.voice actors~10's-20's EDITION~』に「魔法の絨毯」のカバーで参加している鈴木崚汰さんに、曲への思いや、音楽のバックグラウンドなどをうかがった。

バックグラウンドにあるのは尾崎豊

──豪華男性声優30名が贈る J-POP ヒットソングカバーアルバム『[Re:collection] HITSONG cover series feat.voice actors』がリリースされます。今回のお話をいただいた時のお気持ちを教えて下さい。

鈴木崚汰さん(以下、鈴木):「歌ってみた」とかはやったことがあったんですけど、CDとして発売されるものに参加したのは初めてで。僕の場合、一般的には歌のイメージはついていないのかなと思っていたので、お話をいただけて意外だな、ありがたいなと。

──鈴木さんが歌が巧いことは、ファンの皆さんは御存知だと思いますが……。

鈴木:いやいや、僕なんて本当に。まだ全然です。

──では『[Re:collection] HIT SONG cover series feat.voice actors』のラインアップを見られたときの印象はいかがでしたか? 

鈴木:知らない曲がないというか。こんなに世代が違うのに、大体聴いたことのある曲ばかりで。時代ごとにヒットを出している「音楽業界ってすげぇな」って思いました(笑)。それが一堂に介してるところに、またすげぇなって思いました。声優陣もめちゃくちゃ豪華で。当たり前ではあるんですけど、こんなに声優っているんだと(笑)。まだまだいらっしゃるんですけど。

──豪華声優が30名集結されてますもんね。錚々たるメンバーで。

鈴木:この中に入れていただけるとはつゆ知らず、「ありがとうございます」という感じです。

──鈴木さんが親しい方も多いのではないでしょうか。

鈴木:そうですね。UNISON SQUARE GARDENさんの「オリオンをなぞる」をカバーされている矢野奨吾さんとは共演も多いですし、 GReeeeNさんの「キセキ」を歌唱された(千葉)翔也さんも仲良しです。

──ところで、鈴木さんは以前、YouTubeで尾崎豊さんの「Forget-me-not」のカバーを公開されていましたよね。

鈴木:ああ!やりました(笑)。 あれはYou Tubeの企画でボイトレの先生からボイトレを受けたら巧くなるのかという検証というか(笑)。

──もともと尾崎豊さんの歌がお好きだったんです?

鈴木:そうです。親が車でよく流していたので、小学生のときから聴いていました。高校時代にもずっと聴いていましたね。中でも「Forget-me-not」は好きな曲です。いちばん好きなのは「誕生」という曲なんですが、10分くらいあるので(笑)「歌ってみた」には向いて無くて。だから「Forget-me-not」に。

──鈴木さんは1998年生まれなので、世代はだいぶ離れていると思うのですが、尾崎豊さんの音楽のどんなところに魅力を感じていたんです?

鈴木:昨今にない、感情ベースの曲というか。自分の思いの丈をぶつける曲ってあんまりないなと思っていて。どこにも投げようのない感情を代わりにもらっているような感覚がありました。それがめちゃくちゃ刺さるんですよね。

──鈴木さん世代から見ると、今回収録されている90年代の曲は新鮮に感じます?

鈴木:いや、僕は(今回収録されている曲を)結構聴いてたんですよね。だから新鮮というとまた違うかもしれません。それこそ、玉置浩二さん、ポルノグラフィティさんもよく聴いてましたし。今回は収録されていませんが、TUBEさんの曲は親の影響で聴いていました。

──鈴木さんの音楽のバッググラウンドが気になります(笑)。幅広く音楽を聴いていそうですね。

鈴木:シンプルに親の影響が大きいというか。でも幅は広いほうなのかなと思います。アニソンも特撮の音楽も好きですし。最近はずっとMr.Childrenさんを聴いています。僕、地声が低いので、桜井和寿さんのような高音に憧れるんです。歌も巧いですし、歌詞も素晴らしいですし。カラオケでもよく歌ってますね。Mr.Childrenさんの曲で高音を鍛えています。

──カラオケにはよく行かれるんです?

鈴木:コロナの前は、週に何回もカラオケに行ってて。他の役者さんは時間が空いたら台本を見たり、休んだりすると思うんですけど、僕はずっと歌ってるっていう(笑)。

──さすが、めちゃくちゃ体力ありますね!

鈴木:声出しにもなりますしね。でもおかげで昔より音域が広がったなと思います。

──鈴木さんというと低音ボイスのイメージがあります。でも本作でカバーされている川崎鷹也さんの「魔法の絨毯」では、音域が幅広い印象です。

鈴木:そうですね。今回は鍛えた成果が出たのかなと(笑)。芝居で高い音を出すのは難しいんですけど、不思議と歌だと声が出やすいんです。

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