「にじさんじ甲子園2022」決勝戦&順位決定戦レポート! “異例の年”を制した高校は!? 激戦続きの全4試合の模様をお届け!
最終試合に監督と選手が全力を尽くす! 決勝戦&順位決定戦ダイジェスト!
第1試合:楽園村立まめねこ高校VSチョモランマ高校
先攻・楽園村立まめねこ高校と後攻・チョモランマ高校による7位決定戦。
5対20でチョモランマ高校が勝利しました。
初勝利をかけた両校の対決が動いたのは3回。
その表にまめねこ高校は、連打でチャンスメイクすると甲斐田選手が1塁線を破るタイムリーツーベースを放ち、先制! さらに、後続のフミ選手や試合前にスタメン起用された宇志海選手からもタイムリーが飛び出し、一挙に5点を得るビックイニングを作りました。
すぐに反撃したいチョモランマ高校はその裏、こちらも連打でチャンスを作ると、1アウト1・2塁の場面でセレン選手からタイムリーが生まれ、点差を縮めます。
4回裏にも、愛園選手の2日連続となるソロホームランで1点を追加しました。
さらに5回裏、リリーフでマウンドへ上がった闇ノ投手から、竜胆選手が2点タイムリーツーベース、ドーラ選手もタイムリーヒットを放ち同点とします!
試合の流れを掴んだチョモランマ高校は遂に6回、ノーアウト1・3塁のチャンスで再びセレン選手の打席に! 緊張が高まる中、見事セレン選手が逆転2点タイムリーを放ちリードを奪います。逆転したチョモランマ高校はその後も打線が止まらず、なんと1回で12得点を上げました!
ランナーを溜めて点を返していきたいまめねこ高校は、四球やヒットでランナーを出すも点に結び付けることができません。
その間にチョモランマ高校は、白雪選手から2ランホームランが飛び出し、さらに点差を広げます。
なんとか1点でも多く返したいまめねこ高校。最後に1・2塁のチャンスを作るも0点に抑えられてしまいました。
この試合のヒーローは、4回無失点に抑え勝利投手になった夕陽選手と4打点のセレン選手です!
第2試合:加賀美大附属高校VS帝国立コーヴァス高校
先攻・加賀美大附属高校と後攻・帝国立コーヴァス高校による5位決定戦。
17対6で加賀美大附属高校が勝利しました。
「シン・激打」を掲げる加賀美大附属高校の強力打線と、不動のエース・遊間ユーゴ選手を中心とした強力な投手陣を有するコーヴァス高校。試合中盤までは打ち合いの接戦に!
コーヴァス高校は、先発のでびる投手から連打で1アウト1・2塁のチャンスを作ると4番の三枝選手がセンター前タイムリー! この一打で先制点を獲得しました。
反撃したい加賀美大附属高校は3回表。2アウト1・2塁でターニングポイントを迎えると打席には4番の花畑選手! 緊迫する場面で見事タイムリーを放ち同点に。
ターニングポイントを制した勢いそのまま、モイラ選手から逆転タイムリー、さらに葉加瀬選手から2点タイムリーツーベースなどが生まれ、一気に3点リードします。
負けじと追いつきたいコーヴァス高校は4回裏に、8番の浮奇選手、9番のフレン選手、1番のエクス選手の連続タイムリー! 一挙4得点を上げ、逆転に成功!
続く5回裏にも、2アウト2塁のチャンスで魔使選手がタイムリーを放ち追加点を入れます。
コーヴァス高校へ試合の流れが傾く中、6回表に加賀美大附属打線が再び爆発! 2アウト1・2塁からお返しとばかりに3番の夜見選手、4番の花畑選手、5番のモイラ選手のクリーンナップから連続タイムリーが飛び出し、再び逆転に成功!
試合後半になっても加賀美大附属高校の「シン・激打」は止まらず26安打17得点を上げ、コーヴァス高校にすべてのリリーフ投手を使わせます。
少しづつ点を返したいコーヴァス高校。7回裏にノーアウト1・2塁のチャンスを作りますが、マウンドへ上がった加賀美大附属高校のジユ投手を崩せず、無失点に抑えられてしまいます。
最終回、意地を見せたいコーヴァス高校でしたが、無得点でゲームセットとなりました。
この試合のヒーローは、4打点の活躍をしたモイラ選手です。
第3試合:パンパカパンダ高校VSにじさんじ高校
先攻・パンパカパンダ高校と後攻・にじさんじ高校による3位決定戦。
1対2でにじさんじ高校が勝利しました。
「VOX YASHIRO」こと社選手とヴォックス(Vox Akuma)選手のどちらが本物かを決めるこの戦い。
初回は両先発投手が無難な立ち上がりを見せます。
2回裏にはVox対決1回戦が訪れると、ここは社投手がヴォックス選手をセカンドライナーに抑え勝利! しかし、その後2アウト2・3塁のピンチを迎え、ユン選手に先制タイムリーを浴びます。
すぐに追いつきたいパンパカパンダ高校は3回表。2アウト1・3塁のチャンスで赤羽選手が同点タイムリーを放ちました。
3回裏に迎えたVox対決2回戦は、ヴォックス選手が社投手からツーベースを放ち、1勝1負とします。
5回裏には、3度目のVox対決。ここは社投手が見逃し三振を奪い、一歩リードしました。
試合は6回まで社投手と剣持投手が好投! 両者なかなか点が入らず1対1のロースコアに。
試合が再び動いたのは、この日最後のVox対決! 2アウト2塁の場面でヴォックス選手がレフトの頭を超える勝ち越しタイムリーツーベースを放ち待望の追加点を入れました!
さらに失点のピンチを迎えた社投手。しかし、最後の踏ん張りを見せて後続を三振に抑えます。
1点差のまま最終回の攻撃を迎えたパンパカパンダ高校。2アウトからヒットでランナーを出すも、あと一歩届かず敗れてしまいました。
Vox対決は、見事ヴォックス選手(本物)の勝利!
この試合のヒーローは、3回を無失点に抑え勝利投手になったサニー投手と3安打の活躍した文野選手です!
第4試合:王立ヘルエスタ高校VS神速高校
優勝校を決める決勝戦は、先攻・王立ヘルエスタ高校と後攻・神速高校が激突。
王立ヘルエスタ高校の「王道野球」と神速高校の「機動力野球」の戦いは、5対3で王立ヘルエスタ高校が勝利しました。
多くのライバーや約25万人のファンが見守るこの一戦。試合は初回から動き出し、神速高校のキャプテン・黒井選手がツーベースでチャンスメイク! しかし、後続はヘルエスタ高校のエース・月ノ投手が完璧に抑え込みます。
点が入ったのは2回表。ヘルエスタ高校が連打で1アウト満塁を作ると打席にはましろ選手。ここで神速高校のエース・黛投手は、まさかの押し出しの四球で先制点を与えてしまいます。
なんとか反撃したい神速高校は4回裏、先頭のルカ選手が技ありのヒットで出塁、すかさず盗塁をしてノーアウト2塁のチャンス。しかし、月ノ投手のフォークを前に安打が続きません。
試合中盤まで両エースの好投と堅い守備により、1対0の非常に緊迫する展開。両監督は「先にエースを下ろしたら負ける!」とギリギリまでエースを引っ張ります。
7回、ここまで踏ん張ってきた黛投手がついに崩れると、2アウト1・3塁のピンチで鷹宮選手がセンター前タイムリー! 点差は一気に2に広がります。
さらにピンチを抱える神速高校。葛葉監督はセラフ投手をマウンドへ送ると、なんとか追加点を防ぐことに成功しました。
そろそろ1点を入れたい神速高校は、7回裏に長打で2塁にランナーを置きます。ここでリゼ監督も動き、リリーフに卯月投手を送り、見事無失点に抑える好采配。
しかし、このままで終われない神速高校は、クリーンナップから始まる8回裏、3番の星川選手、4番のルカ選手、5番のアルバーン選手による三者連続ツーベースでついに同点に追いつきました。
このままではサヨナラ負けもあり得るヘルエスタ高校。なんとかリードしたい9回表には、先頭打者の周央選手が出塁すると、後続の鷹宮選手と戌亥選手がタイムリーを打ち、2点リードに成功!
そして迎えた9回裏。先日サヨナラで勝利している神速高校に大きな期待が寄せられる中、先頭打者が四球で出塁。そこで葛葉監督はちひろ選手を代打へ送り出します。
決勝にふさわしい熱い展開に、試合のボルテージは最高潮!
しかし、リゼ監督が最後まで信じた卯月投手が奮闘! ちひろ選手をダブルプレーに打ち取り、2アウト。最後の打者もセンターフライに打ち取り、王立ヘルエスタ高校が勝利しました。
決勝戦のヒーローは、4安打の活躍をした戌亥選手です!
にじさんじ甲子園2022順位
1位 王立ヘルエスタ高校
3勝1分け
2位 神速高校
3勝1敗
3位 にじさんじ高校
3勝1敗
4位 パンパカパンダ高校
2勝1負1分け
5位 加賀美大附属高校
2勝2敗
6位 帝国立コーヴァス高校
1勝3敗
7位 チョモランマ高校
1勝3敗
8位 楽園村立まめねこ高校
0勝4敗
おわりに
春夏秋の全国大会を3連覇した高校の出現、高校日本代表候補に選ばれて大会ベストナインを獲得する選手までもが現れた「にじさんじ甲子園2022」。この年は、主催者である舞元啓介さん、天開司さんが“異例の年”と認めたほどです。
そんな2022年を見事に制し、優勝を手にしたのは、リゼ監督率いる王立ヘルエスタ高校!
決勝はもちろん、連日開催されたリーグ戦では手に汗握る試合が繰り広げられ、その様子はファンの心に深く刻まれたことでしょう。ライバーの皆さん、数々の感動をありがとうございました!
本戦の全試合は、にじさんじ公式チャンネルにて配信されているので、ぜひご覧ください!
本戦Aリーグ
本戦Bリーグ
決勝戦&順位決定戦
大会日程
本戦:2022年8月12日(金)~8月14日(日)
Aリーグ:2022年8月12日(金)13:00~18:00
Bリーグ:2022年8月13日(土)13:00~18:00
決勝:2022年8月14日(日)18:00~22:30