8月26日発売のBLCDコレクション『僕の番はサラブレットΩ』(著:あらた六花先生)に出演する、小林千晃さん&寺島惇太さん&山下誠一郎さん&斉藤壮馬さんのオフィシャルインタビューが到着!
あらた六花先生による芸能界オメガバースBL『僕の番はサラブレットΩ』のドラマCDが8月26日に発売!
親の七光りと言われないよう日々努力を欠かさない硬派な俳優・浅香礼旺を小林千晃さん、スキャンダルが絶えないほど自由奔放に生きる二世俳優・柳 瑛斗を寺島惇太さんが演じます。
ほかにも、瑛斗と秘密を共有するほどに親しい俳優仲間の王賀夏目を斉藤壮馬さん、夏目と親しく無邪気で明るい若手俳優・千歳琥太郎を山下誠一郎さんが務めます。
今回は、本作の収録を終えた小林さん、寺島さん、山下さん、斉藤さんのオフィシャルインタビューをお届けします!
また、本CDをアニメイトで購入していただくと、9月25日に開催されるサイン会にご応募いただける「シリアルコード」と、小林さん&寺島さんの会話が楽しめる「おしゃべりCD」がもらえます! ぜひ、本編とご一緒にお楽しみください♪
BLCD『僕の番はサラブレットΩ』オフィシャルインタビュー
浅香礼旺役/小林千晃さん、柳 瑛斗役/寺島惇太さん、千歳琥太郎役/山下誠一郎さん
※以下、敬称を省略させていただいております。
——お話とキャラクターのご感想をお願いします。
寺島:今までお仕事で何回かバース性設定のものには関わらせていただいたんですけど、今回はその中でもΩ[オメガ]の役でした。
僕が演じた瑛斗くんはΩの体質上、ヒートという現象が起きてしまうんですけど、それを上手く隠しつつ、芸能界で活躍していて。秘密を隠しつつ、頑張っている、しかも俳優さんという役どころだったので、とてもやりがいがありました。華やかな芸能界でありそうな会話のやり取りがあったり、仲間の役者陣から「二世はいいよな」みたいに妬まれたり、それを言われた二世タレント側にも思うところはある…みたいな芸能界の生々しい描写もあったり…、演じていてすごく楽しかったですね。
瑛斗くんはチャラそうに見えるけど、実は色々考えているのかなと思いました。実際に僕も共演させていただく方で、現場を盛り上げてくれたりとか、にこにこして明るい人ほど、実は深いところで色々なことを考えていたり、気を使ってくれていたりという場合が多いので瑛斗くんもそういう人なんだろうなぁと思いました。身近にいる人を参考にしながら演じさせていただきました。
小林:礼旺はあまりマネージャーや他のスタッフに対して怒ったりしないんですよね。「二世タレントだから」とかも言われるんですけど、ピクッと少し反応するくらいで。言われ馴れているのもあるし、意識して常に平常心を保っているから、精神的な年齢が高いんだろうなと原作を読んで感じました。
そんな中で瑛斗という存在が出てきて、自分と同じ二世タレントでありながら、自由奔放で、週刊誌とかにも良くない噂で載っていたりして。本当に気が合わないから、瑛斗に対しては礼旺らしくない強い言葉を使ってしまうシーンもあったんですけど、芝居もそれに合わせて少し強めに出したら、やりすぎだったようなので、もっと大人っぽく落ち着いた感じで演じさせていただきました。僕が思っていた以上に、礼旺はすごく達観していて、子供の頃からずっと芸能界で色んな目にあってきたんだろうなって。
瑛斗と段々と心の距離が近づいていく様子は、ようやく本当に自分の心を許せる相手に出会えて良かったねって思えました。実際に僕も声優という役者の仕事をやらせていただいていますし、役者にインタビューして漫画を描かれたのかなって思うくらい世界観の設定がすごくリアルで緻密に作りこまれていたからこそ、オメガバースは現実にはない設定だけど、とても受け入れやすかったです。演じていて何の違和感もなく、ファンタジーだと思うこともなく、自然に演じられたことに驚かされました。オメガバース作品に関わらせていただくのは、今回が初だったんですけど、すごく興味深く、演じ甲斐があって楽しかったです。
山下:この作品は芸能界のお話ということで、一見華やかでスマートに描かれているんですけど、その中にはすごく熱いものやメッセージ性があるなと感じました。我々も声優・役者というところでとても共感しやすかったですし、絶妙にリアルなフィクションで、スムーズに演じることが出来たと思います。
個人的には売れっ子でイケイケな状態の俳優を演じてみて、僕もこんなキラキラした来世に期待しようみたいな気持ちになりましたね(笑)。来世はキラキラした俳優さんになりたいとか、色々な思いや理想とかを込めて演じてみました。でも込めすぎたせいか、ちょっと押さえてくださいという修正をいただきました。琥太郎と夏目は、ポジションがはっきり決まっていたので、メタ的な話になっちゃいますけど、今回メインの2人をいかに輝かせるかということや会話のクッションになれるとかそういうところを意識しつつ、絡みがないからこそ出来ることをやろうと思いました。
そしてバース性というものがこの物語に更に深みを与えていますね。自分事として考えたら結構重くのしかかるテーマだと思うんです。そういう意味では、普段涼しい顔して完璧に見える人の裏にも何か悩みや隠していることがあるのかもしれないですね。皆さんの気付きの1つにもなっていたらいいなと思いました。
——収録のご感想をお願いします。
寺島:まず千晃くんと初めてお芝居でがっつり掛け合うので、どんな感じで役を作るのか、お芝居のテンポ感はどうなのかとか、全部がすごく新鮮で楽しかったです。あと収録の感想というか、あらた先生が差し入れで珍しいものを持ってきてくださいました。野菜チップスとつぶ貝とか北海道産のかつおのジャーキーとか。
小林:酒のあて(笑)。
寺島:そうなんですよ、休憩中チラッと見たんですけど、色々なおつまみがあって、すごくお酒飲みたくなって(笑)。
小林:結局、何を選ばれたんですか?
寺島:僕は、かつおジャーキーとつぶ貝を。
小林・山下:飲む気満々(笑)。
寺島:これはもう家に帰ったら飲もうと(笑)。
小林:今回は3人だけの収録で、すごく穏やかな時間というか、無理して喋る必要のない空気感でした。お菓子の件もそうですけど、ちょっとしたことでも穏やかに笑い合っていたので、居心地がいいなと。
やっぱり収録中は音を立てちゃいけないですし、熱量のあるお芝居をするからピリつく空気感の現場もあるんですけど、そんな中でも切り替えがしっかりしているというかやるときはちゃんとやって、休憩時間はのんびりと穏やかに、というのが出来ました。多分、壮馬さんがいても同じような時間になっていたと思いますし、このキャストでやれて良かったなって思いました。
山下:メインのお2人を見ているとまんまだなと思いました(笑)。
一同:(笑)。
山下:音響監督から「少々お待ちください。」と声がかかって、直しとか各々のチェックの時間中は落ち着いた時間を過ごしているんですけど、セリフのリテイクなどになると急に雰囲気がガラッと変わって。そういう部分の役とのシンクロ感はメインのお2人から感じていました。それも含めて自分は琥太郎のセリフが言いやすかったなって思います。「やっぱすごいな〜あいつら〜」って実際に見守っていたというか。お2人が初めてがっつりとお芝居したにも関わらず、どんどん掛け合いとか二人の距離が縮まって、精度が上がっているような気がして、すごく微笑ましくて(笑)。
小林:お父さんみたいですね(笑)。
山下:僕は琥太郎になってたんだろうな〜。
小林:やっぱりムードメーカーというか、琥太郎がいなかったら、現場の空気感もそうですし、お話の空気感も生まれていなかっただろうなと思いました。
——聴きどころを教えてください。
寺島:瑛斗くんと礼旺くんは、最初の印象からお互いあまり相性が良くないっていうところからはじまって、ドラマの役を通じて一緒にお芝居をするから仕方なく絡んでいて、そこからまさかの関係になります。それを取り巻く周りの環境も最初は二世タレントであることを若干いじったりする役者仲間は出てきたりするんですけど、基本的に理解ある人が多いなと思いました。礼旺くんのお父さんとか瑛斗くんのお母さんもそうですし、あと園田監督が全て包み込んでくれる。思わず「監督〜!」ってなっちゃいます(笑)。
周りの優しい人達に支えられて二人とも素敵な最後を迎えることができるし、キャラクター同士の関係性としても良いところに着地できたので、この物語はすごく優しい世界だなって思いました。心が荒んでる時に聴いていただきたいです(笑)。人に優しくしようとか穏やかな気持ちになっていただければなぁと思います。
小林:お気に入りシーンは色々あるんですけど、僕ら役者は演じる時、やっぱり嘘をついていることをどれだけリアルに伝えられるかというか。悪く言えば「ニセモノ」をどれだけ「本物」にみせられるかみたいな仕事であるわけです。そんな中で彼らが運命の番役を演じていて、それが本当のリアルなものになっていくっていうのは不思議な感覚でした。役者が演じる役を飛び越えて真実になるという。そこはやっぱり役者だからこそすごく不思議で楽しい感覚でした。
最初の演じるだけの番のシーンから徐々に真実になっていくシーンで、僕ら自身の芝居の熱量とかも上がっていると思います。それくらい本物であることは、すごい熱量になるんだなぁって、作品を通して感じられたので、段々と変化していく僕らの熱量や礼旺と瑛斗の熱量をファンの皆さんにも感じ取っていただけたら嬉しいです。
山下:作中での映画は当て書きのような作品ではありましたけれど、役を演じているからこそ、二人の関係が進んでいって、それによってまた役の幅というか彼ら二人の演技が変わっていく。そういう意味では、誰が誰と出会うかどう触れ合うかで色々なことが変化していくというところが聴きどころなのかなと思います。
普通に暮らしていても嘘をついたりすることを考えると、ある意味俳優とかが演技をすることって、そんなに特殊なことではないのかもしれません。そうなると皆さんの役者さんを見る目も変わるのかなと。「私の推しはお芝居中にこんなことを考えているのかもしれない」とか、気付きをくれるんじゃないかなぁって思います。でもそのお芝居と真実の境目がなくなっていくのがこのお話の魅力なのかなって。「役なのに」って、序盤に言っていたことが、溶け合って境目がなくなっていく。ドラマチックですよね。
そして琥太郎は騒がしいです(笑)。もう全部夏目さんにフォローしてもらおう、壮馬さんに全て受け止めてもらおうと思って騒いでおりました。壮馬さん、ごめんなさい(笑)。
——ファンの皆様へのメッセージをお願いします。
寺島:今回はオメガバースという設定の作品なんですけど、描かれている人間ドラマとしてはすごくリアリティがあります。よくドラマで共演されて、そのまま結婚されている方々も実際にいらっしゃったりしますのでドラマのキャスティングをきっかけにプライベートでも親密な関係になっていく…というのは、非常にリアリティがあって、この作品の良い所だと思います。
礼旺くんも瑛斗くんも琥太郎くんも夏目くんもそうですけども、芸能界にいるとメンタルは周りの同い年の子に比べたらかなり大人になります。この若さでこんなに大人な対応が出来るのはすごいな、やっぱ芸能界ってすごいところなんだと感じます。ある意味悲しいというか大人にならざるを得なかった二世タレント、芸能人ならではの悩みみたいな部分も色々感じ取っていただけたらと思いますので、是非たくさん聴いていただきたいです。
小林:すごく情熱的な作品で、その熱量に負けないように僕らも頑張って全力でお芝居をさせていただきました。作中の僕らが演じる人物も役者ですし、やっぱり下手な芝居をしたら彼らの演じる俳優という仕事自体に説得力が無くなってしまって、彼らが魅力的なキャラクターじゃなくなってしまいます。なのである種のプレッシャーを感じながら、原作もとても人気な作品ですし、ファンの方々の思いに応えられるようにという想いで頑張って臨ませていただきました。
その僕の意気込みもそうですし、僕だけじゃなくて寺島さんも山下さんも、別録りの壮馬さんも本当にすごい熱量で臨んでくださったと思います。作中劇でもすごい熱量のシーンがありますし、漫画を読んでいる方だったら、「あのシーンどうなっているんだろう」とか、「どう演じるんだろう」とかすごく楽しみにしてくれていると思います。
ファンの方々の思いに応えられるようなものが出来上がると信じて、収録も楽しく掛け合わせていただきました。是非是非その楽しさというところと、情熱的な熱量で作ったところと、色々な角度から楽しんで聴いていただけたらなと思います。発売したらたくさん聴いてください。よろしくお願いします。
山下:本当に楽しみにして待っていただければと思います。オメガバースという設定は改めて深いなぁというか、自分事として捉えたらちょっとやっぱり恐ろしいなと思う所も少なからずあるんですよ。そういう意味で、性とか愛とかを考えると結構深くて。でもそんな中でもやっぱり好きな人と一緒にいるのが一番良いっていう大きなテーマというか、芯がある所が素敵な作品だなと思います。そこに向かっていく2人のやり取りがとても魅力的です。
自分が演じた琥太郎としては、そういう2人を支えつつ、琥太郎としても2人に刺激をもらっています。琥太郎の重要なシーンもあったりするのでそこも楽しみにしていただけたらなと思います。「あれ? これスピンオフあるんじゃない?」みたいな希望を込めて演じたつもりです(笑)。β[ベータ]だけど、βにもドラマはあるんだろうということで、目を輝かせながら演じました。是非そういうところも含めて、何度も楽しんでいただけたら嬉しいです。そして、聴いていただいた皆様にとって新鮮な体験になれば良いなと思います。是非是非よろしくお願いいたします。
王賀夏目役/斉藤壮馬さん
——お話とキャラクターのご感想をお願いします。
斉藤:原作を拝読して、まず絵がめちゃくちゃ綺麗だなと思いました。美形のキャラクターがたくさん出てきて、それぞれとても個性があります。個人的に夏目が一番好きなキャラなので、ご縁があって声を担当させていただけて、本当に嬉しいなと思っています。
今回は礼旺とハチの話がメインですが、夏目とコタが今後どうなっていくのか続きへの期待や予感を感じる内容で、長いお付き合いになってくれたらいいなと思える素敵な作品だなと感じました。
——収録のご感想をお願いします。
斉藤:今回は皆さんと一緒に収録できずに1人での収録だったんですけど、もしも次があるなら4人揃って録れると、より二十代の若手の役者達のナチュラルな会話劇というものが表現できるかなと思いました。でもブースで皆さんが収録されていた音源を聞かせていただいたら、それだけで仲のいい4人のイメージが湧いてきてスムーズに収録できたので、完成版がどうなるか楽しみになる収録でした。
——聴きどころを教えてください。
斉藤:キャラクター達がいろんな困難に直面したり、すれ違ったりして、それをどう克服していくかというのが、本作のドラマ性の魅力だなと思います。
もう一つは特にネタバレになってしまうのでどこまで言っていいか難しいですけど、2人がいろいろあって結ばれるシーンがグッときます。秘密を共有している者同士にしか生み出しえない会話劇とその先にあるハチと礼旺の絡みを楽しみにしてもらいたいなと思います。
そして、原作を忠実に音声化している印象なので、原作ファンの方にも楽しんでいただけると思います。
——ファンの方へメッセージお願いします。
斉藤:いろいろな作品の音声ドラマ化にキャラクターを通して関わらせていただく時に、原作の絵のニュアンスっていうのをどういう風に音で表現したら、作品の良さをお届けできるんだろうかというのを考えるんですけど、今回は夏目もそこまでセリフ量があるわけではないんですけど、その中で彼の多面的な魅力をお届け出来ていたらと思っております。全然何も知らないですけど、続きがあると思っているので(笑)。その時はみんなで一緒に収録をして、作品の魅力を再び感じたいなと思っておりますので、原作と合わせて何卒よろしくお願いいたします。
音声CM
作品情報
BLCDコレクション『僕の番はサラブレットΩ』
<発売日>2022年8月26日(金)
<価格>3,300円(税込)
<品番記号>MOBL-1059
<JANコード>4549743671369
<発売元・販売元>ムービック
<出演>
浅香礼旺:小林千晃、柳 瑛斗:寺島惇太、王賀夏目:斉藤壮馬、千歳琥太郎:山下誠一郎、他
<あらすじ>
気に食わないアイツは、運命の番
芸能一家に生まれたαの浅香礼旺は、モデル、映画とマルチに活動する若手俳優。
「親の七光り」と言われるのが嫌で、日々真面目に努力し着々と才能に磨きをかける中、世界的に有名な映画監督から主演のオファーが舞い込んだ。
しかし相手役の“運命の番”を演じることになったのは、スキャンダルが絶えない同じαで二世俳優の柳瑛斗だった。
軽薄で自由奔放に生きる瑛斗を良く思わない礼旺だったが、役作りのためホテルに二人きりで閉じ込められた夜、瑛斗が本当はΩであるという秘密を知ってしまい——…。
「俺が孕んだら最強の遺伝子(サラブレット)産まれるんじゃない?」
新鋭・あらた六花が描く、抗えない衝動と欲望に翻弄された優秀な俳優たちが織りなす史上最高にドラマチックな運命愛。
きまじめ御曹司α・礼旺×勝気で奔放なニセα・瑛斗、きらびやかな芸能界オメガバースがドラマCD化!
◆アニメイトオリジナル特典◆
・BLCDコレクション『僕の番はサラブレットΩ』発売記念サイン会シリアルコード
・おしゃべりCD(小林千晃&寺島惇太)
『僕の番はサラブレットΩ』発売記念サイン会開催決定!
BLCDコレクション『僕の番はサラブレットΩ』発売記念サイン会が9月25日(日)にアニメイトアネックス 4Fイベントフロア(池袋)にて開催決定!
【ドラマCD】BLCDコレクション『僕の番はサラブレットΩ』を<2022年9月4日(水)>までにアニメイトでご注文いただいた方に、BLCDコレクション『僕の番はサラブレットΩ』発売記念サイン会シリアルコードをお渡しいたします。
○配布期間
【2022年9月4日(日)23:59】まで
○応募締切
【2022年9月4日(日)23:59】まで
○応募URL
https://www.club-animate.jp/entries/fair_entry/5089
■詳細は こちら をご確認ください。