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『日々荘3号館〜秋の収穫祭〜』ミュージックレイン3期生インタビュー

ミュージックレイン3期生によるイベント『日々荘3号館〜秋の収穫祭〜』アフターインタビュー│次回の『〜いいこの文化祭〜』では、5人と住人のみんなで文化祭の思い出を作りたい。『アニサマ2022』やアイプラ×シーパラコラボイベントなど夏の思い出も振り返り

目標だった『アニサマ』のステージに立った気持ち。琴乃のソロは、支えがあったからこそ成し遂げられたステージだった

――前回のインタビューで出演への意気込みを語っていただいた『アニサマ2022』の感想をぜひ教えてください。

夏目:会場のさいたまスーパーアリーナが広すぎて、バーチャル世界に来たんじゃないか?という気持ちになりました。『月下儚美』の照明は暗くしてもらっているので、お客さんのことが見えにくくて。だから、余計にバーチャル世界じゃないかなって思って。『IDOLY PRIDE』のライブを私達が経験しているような気持ちになって、不思議な感覚でしたね。

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スフィアやTrySailが所属するミュージックレインの3期生、相川奏多さん、橘美來さん、夏目ここなさん、日向もかさん、宮沢小春さんの5人によるトーク&バラエティイベント『日々荘3号館〜君と夏祭り〜』が、2022年7月23日(土)に東京・山野ホールで開催されました。今回は、イベントを終えた直後の5人にインタビュー! 当日の感想や、9月に開催される『〜秋の収穫祭〜』でやってみたいこと、さらに、8月の『アニサマ』への意気込みも語っていただきました。浴衣でのイベントは新鮮! 住人のみなさんとのコミュニケーションもたっぷり楽しめた『〜君と夏祭り〜』――3回目の『日々荘3号館』、お疲れ様でした。まずは、イベントを終えての率直な感想をお聞かせください。相川奏多さん(以下、相川):今回は、『〜君と夏祭り〜』という副題を引っ下げて開催したのですが、まず浴衣姿でイベントに出演するのが、とても新鮮でした……! 今までのイベントも、衣装ではあるものの、私服で出演していたり、イベントの舞台が部屋の中の設定ということもあって、割とリラックスした状態でできたんです。でも、今回は、結構ガシッ! と(浴衣で身体が)縛られていたり、髪も結い上げて下駄も履いていたので...

――月のテンペストのステージが始まった瞬間、会場の空気が変わったのを感じたそうですね。

日向:月ストのステージの前は、サニピちゃん達がぴょんぴょん!って、かわいらしい元気いっぱいのステージをやっていました。でも、ダンスの先生に「あなた達は月ストだから、月ストの空気に切り替えて」って言われていて。

『月下儚美』の歌い出しの前には、後ろの向きのポーズ(※振り返る前のポーズ)があるんですけど、その時、一気に月ストの空気になって。そして、曲が始まって振り返った時には、夜の強い月、月の嵐みたいな気持ちに私達はなっていたんです。もしかしたら、みなさんにもそのことが伝わっていたのかもしれませんね。

――橘さんは、ソロで『song for you』を初めて披露しました。

橘:あの曲を歌うとなった時に、自分の中での感情がわからなかったんです。一人で歌わせていただくことに対して「チャンスだ!」と思っている自分もいました。ですが、元々この曲は、琴乃(※橘さんが演じるキャラクター・長瀬琴乃)の曲ではないんです。もちろん、作中で琴乃も歌っている大切な曲なんですけど。

琴乃の曲ではないものを、みなさんの前で、「NEXT VENUS グランプリ」(※『IDOLY PRIDE』の作中に登場する、新人アイドルのトップを決定するステージ)のセットリストでやらせていただいたことにも意味があったと思っています。

とてもいい機会をいただいたと思ってはいます……すごく不思議な時間でした。私は完全に琴乃と同じ立場になれないですし、私は琴乃ではない。

でも、彼女と一緒にステージに立っていることをかなり実感したステージになりました。琴乃も、いつもお客さんや月ストのみんな、星見プロダクションのみんな、そして、麻奈(※琴乃の姉)に見守られながらステージに立っていると理解はしているんですけど、琴乃は「NEXT VENUS グランプリ」のステージで、本当に一人で立ったことをすごく感じて。

今回のステージ上は私一人でしたが、琴乃と一緒であることが胸の内にはあったので、なんとか歌い切れたというか。彼女に支えてもらって歌い切れた部分があるので、琴乃には勝てないなって思いましたね。以前から思っていたことではありますが、改めて琴乃はこんなに強い子なんだと、再確認する機会にもなりました。

もちろん、あの曲を歌うプレッシャーもありましたが、それ以上にみなさんが『IDOLY PRIDE』や曲に対して熱い想いを持っていることが分かって、本当に嬉しかったです。

とても貴重な経験をさせてもらって、ほんのちょっとだけ琴乃と同じ気持ちになれて、私にとって大切な時間になりました。一生忘れません。

――私もあの場にいましたが、あの時見た景色は一生忘れないと思います。

橘:そして、この機会にどうしてもお話しておきたいことがあります。『アニサマ2022』の舞台は、この4人がすごく支えてくれたんです。きっと琴乃も同じように、月ストのみんなから支えられていたと思いますが、きっとそれ以上に私は支えてもらったと思っています。不安な時に「大丈夫だよ」って声を掛けてくれたりして。……あと、私、すごく目の瞬きが多くて(笑)。いつ、どの瞬間も瞬きしているんですよ(笑)。

このステージだけはどうしても成功させたかったので、「どうしよう……」と思っていた時に、みんなが映像を撮ってくれたんです。「今、瞬き少なかったよ!」「こうしたら直るんじゃないかな?」とか、動きに関しても、もっとこうしたら、琴乃がこうしていたからと、いろいろ相談に乗ってくれたり、不安な時に側にいてくれたり、背中を押してくれました。「私は幸せ者だな」「素敵な仲間がいるんだな」って、本当に実感しました。

それに、あのステージは私一人で作ったわけではありません。照明さんやステージを組んでくださった方など、多くのスタッフの方に支えていただきました。常々感じていることではありますが、普段よりいっそう皆さんに支えられているんだと感じたステージだと思います。

相川:美來ちゃんが、(私達に)支えたいって思わせてくれたってことだよ。

橘:(照れ隠ししながら)やだ〜! 嬉しい〜! ……本当に私は幸せ者だなって思いました。

日向:「♪Song for you〜」って手を伸ばすポーズの瞬間に、みんな連続でパシャパシャ!って、アプリ内でフォト撮影するじゃないですか。そのパシャパシャ!っていうシャッターのタイミングくらい、最初の頃は瞬きしてたよね(笑)。

橘:瞬きでシャッターを切ってました(笑)。

――前回のインタビューで相川さんは、さいたまスーパーアリーナのステージに立つことに対して、とても熱い思いを語ってくださいました。実際にステージに立ってみていかがでしたか?

相川:さいたまスーパーアリーナに立つことは、大目標の一つだったんです。そんな場所に、『アニサマ』の一員として立たせていただけて光栄に思いつつ、実は気持ち的には余裕がありました。

というのも、月ストの曲は激しくて、ダンスもキツイものが多いんです。でも、今回はショートバージョンとして『月下儚美』を披露させてもらったので、普段と比べると負担はすごく少なく気持ち的には楽に臨めました。その分お客さんのことがすごく見えて。たぶん、自分達のことをあまり考えなくてよかったから、みなさんのことを考えられたのかなと思うんです。

そして、美來ちゃんがいる前で言うのもなんなんですけど、あそこに私達だけで、一人で立っていたとしたら、どれだけ気持ちがいいんだろうなって、ちょっと想像しました。そんな未来が来たら……というより、いつか来るように努力しなきゃなと改めて思いました。

――相川さんはいつもステージでニコニコしていますよね。

相川:はい。ステージに立つことが本当に大好きなので。

――『アニサマ2022』のテーマソング「Sparkle」を歌い終わって、最後に捌ける時、一人ひとりがカメラに向かって挨拶するシーンがありましたが、相川さんが一番最後でしたね。

相川:そうなんです!! なんと、あんなにおいしいところを任せていただけて!(笑) 私は、毎回ステージが終わる時に、「またね」というより、「ありがとう」という気持ちの方が大きいので、最後に一礼させていただきました。私達を見てくれて、初めましての方もペンライト振ってくださって本当にありがとうと思って、お礼をさせていただきました。

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