「ANIMAX MUSIX 2022」開催直前SPインタビュー:南條愛乃さん│「私にとってMUSIXは、みんなでバトンをつないで一本のステージを作り、お客さんと共有していくフェス」
「ANIMAX MUSIX」の衣装を通して新たな発見が生まれた
――南條さんは毎年衣装にこだわりをもっている印象がありますが、衣装についての思い出があれば教えてください。
南條:その年に合った自分のトピックスから決めることもあれば、コラボ相手の方が何を着てくるのか、やんわりサーチして合わせることもありますね。
(資料を見ながら振り返ると)2013年のソロの時は作り衣装ではなく、借りてきたものだと思います。そこも歴史を感じますね。fripSideの時はオレンジを打ち出しました。
2014年に台湾に行かせてもらったときは、和服をベースにした衣装を着ました。やっぱり海外公演なので、日本っぽさを出したく和装にしました。
2014年に横浜アリーナで着た白い洋服は、たくさんリメイクして今後も登場していくんです。「あなたの愛した世界」のジャケット写真やMVでも着ていた衣装ですね。2015年には、さらにバージョンアップして登場しています。
あと2016年のfripSideで出させてもらった大阪公演では、ソロの衣装が少しネタ切れになってしまい、「黄昏のスタアライト」のMVで使用した服を着ました。ファンの方から、「ソロの衣装着てる! でもfripSideだ」と言ってもらえた記憶があります。
同年の横浜公演にソロで出たときの洋服は、当時行っていた「南條愛乃 LIVE TOUR 2016 “N”」のラストを横アリで見られた気持ちなれるようなセトリと衣装にしました。
2018年に中島愛さんとコラボした時の衣装は、明るい洋服になりそうだという話だったので、水色のポップにして、二人でカラフルな衣装で合わせてもらいました。
2021年には、「EVOLUTiON:」の衣装を着させていただきました。ライブ映えする感じで、お客さんからも「カッコよかったです」と感想をもらいましたね。
振り返ると色々な衣装を着させてもらっていますね。自分のソロのツアーだとなかなか着る機会のない衣装と出会い、それぞれで新たな発見があったので、楽しいなと思っています。