祝・アーティストソロデビュー10周年! 小倉 唯さんレーベル移籍第1弾シングル「Love∞Vision」発売記念インタビュー!! 初の共作曲を俊龍氏と手掛けた表題曲を含め、新たな挑戦と魅力が詰まった1枚に
今年7月にアーティストソロデビュー10周年を迎えた声優・小倉 唯さんが、日本コロムビア移籍第1弾シングル「Love∞Vision」を12月21日にリリース!
表題曲は、ソロデビュー曲「Raise」を手掛けた俊龍氏との共作によって、初めての作曲にチャレンジ。作詞も同じく「Raise」の只野菜摘氏が担当し、小倉さんいわく「今までになかったタイプの曲」という意欲作です。
カップリングは2曲あり、作曲・俊龍氏&作詞・大森祥子氏による「Dramatic!」は、これぞ小倉 唯!を体現したナンバーで、「私の過去の曲がフラッシュバックしてきてグッとくるかも」とのこと。もう1曲のメロディアスなダンスチューン「Precious.」では自ら作詞を行い、芯を貫く強い女性像を表現しています。
小倉さんの強い想いが感じられる全3曲についてと、アーティストソロデビュー10周年を迎えた感想を、たっぷり語っていただきました!
あっという間で濃密だった10年間。いろいろな自覚や意識が芽生えた、大学卒業が大きな分岐点に
――2012年7月にアーティストソロデビューしてから、10周年を迎えた今のお気持ちをお聞かせください。
小倉 唯さん(以下、小倉):あっという間でもあり、濃密な10年間でした。
ソロデビュー当時は、みなさんが敷いてくださったレールの上を必死に走っていましたが、10周年に近づくにつれ、自分の表現したいことが見つかったり、アーティストとしてどうありたいかという指針が芽生えてきて、人としても成長できたのかなと思っています。ここまで支えてくださった方々に、心から感謝しています。
――中でも印象的だった出来事を挙げるなら?
小倉:ソロデビューしてからの5年間は、とにかく目の前にあることを一生懸命やっているうちに過ぎてしまった感覚があります。その後の大学卒業を機に、いろいろな自覚や意識が芽生えてきたので、そこが大きな分岐点の1つだったのかなと思っています。
――楽曲制作からジャケットなどのビジュアル、ダンスにもアイデアを出されたりと、プロデュースする機会も増えていますよね。そういう意識が強くなったのはいつ頃ですか?
小倉:思い返せばソロデビュー当時から、衣装やメイクなどのビジュアル面については特に意識していました。前髪へのこだわりが強かったり(笑)。
もともとファッションやメイクが好きで、常にかわいくありたいという想いがあり、そういうこだわりが今、撮影やステージで着る衣装、メイク……さらには、サウンドやビジュアルコンセプトにも繋がっていると思います。
久しぶりに有観客のファンクラブイベントでパフォーマンスを披露! ライブやツアーへの想いが一層強く
――8月に行われたファンクラブイベント「ゆいこむ特別総会 -出張版- ~小倉唯 Birthday Party♡2022~」には女性ファンも多く、きっと小倉さんが追究するかわいさが、同性の方にとって憧れになったり、支持されているのかなと思いました。
小倉:そうだったら嬉しいです。自分自身も、アイドルなどかわいい女の子が大好きなので、追いかけたくなる気持ちがよくわかりますし、私も憧れられたり、真似したくなるような女性でいたいなと思っています。いつか女性限定イベントとかもやってみたいですね。
――ファンクラブイベントのライブパートは、かなり凝ったステージでしたね。
小倉:お客さんの前で歌うこと自体が久しぶりなうえに、初めて人前で歌う新曲も多く、とても楽しかったです。濃密な時間が過ごせました。
――最新アルバム「Tarte」のリード曲「ta・ta・tarte♪」では、ケーキをイメージしたMV衣装を着てのパフォーマンスが印象的でした。
小倉:反響をいただけてよかったです。今回は演出面にすごくこだわっていて、ライブパートでもみなさんにステキな思い出を作ってほしいと思い、私が考えたアイデアを取り入れていただきました。
――過去の主演作『神様のメモ帳』のOP「カワルミライ」のカバーでは、小倉さんが演じたキャラクター・アリスに扮したMVを流したり、同じく出演作『ロウきゅーぶ!』のED「Party Love ~おっきくなりたい~」を披露したりと、サービスがすごいなと……!
小倉:「カワルミライ」の演出はよかったですよね。歌うのはすごく緊張しましたけど(笑)。
10周年ということで、今までの“成長過程”と“集大成”、その先のさらなる“可能性”の3つをミニライブで表現したいという想いから、あのようなセットリストになりました。ライブやツアーをやりたい気持ちも一層強くなって……。
ステージを重ねるたびに、ファンのみなさんとの思い出が増えていき、絆が深まっていく実感もできるので、また会いに行ける日を楽しみにしています。