『IRIAM』×アニメイトタイムズタイアップ企画第二回! インタビュー記事出演権を獲得した8名のインタビューを掲載!
B1~B3ランクグループ②1位:梵(そよぎ)らんめいさん
Twitter:@soyogi_lanmei
──アニメイトタイムズ初登場ということで、自己紹介をお願いします。
梵らんめいさん(以下、らんめい):DolLive所属のバーチャルライバー 梵らんめいと申します。ノリ良し、ビジュ良し、愛嬌良しでやらせていただいています。よろしくお願いします。
──Twitterに「バーチャル精肉店担当(仮)」と書いてありましたがこれはどんな意味があるんですか?
らんめい:実際に精肉店で働いていたことがあって。その時はお肉を切っていました。
──こちらもTwitterですが、(インタビュー時)「禁酒明日まで」と書いてありましたが……。
らんめい:お酒が本当に本当に大好きなんですけど、企画の一環で禁酒することになってしまい……。
──罰ゲームですか?
らんめい:そうです。プチギフトを1,000個達成するごとに1週間禁酒する内容だったんですけど、オーバーキルがありつつ、結果1ヶ月の禁酒になりました(笑)。
──禁酒前はリスナーさんと一緒にお酒を飲んだり?
らんめい:ちょっと前まではたくさんしていましたし、それこそ禁酒配信の前にもやっていました。
──酔ったりしないんですか?
らんめい:酔う時は酔います。でも酔ったらゲラになっちゃうんです。
──へぇ!
らんめい:ゲラゲラ笑いながら普段は話さないようなことを言っちゃって。でもそんな姿がリスナーさん的には楽しいらしいので、今後もたくさん飲もうと思います(笑)。
──リスナーさん的には普段とのギャップを楽しめそうですもんね。
らんめい:どうなんでしょう。可愛く酔えたら良いんですけど、ゲラゲラ笑うのであんまり可愛くないんですよ。だから可愛く酔えるように練習します(笑)。
──酔い方の練習は新しいですね(笑)。
らんめい:努力は裏切らないので(笑)。
──お姿を拝見して、衣装がすごく独特で良いなと感じました。
らんめい:ありがとうございます。チャイナ風の衣装です。
──セクシーさも散りばめられていて。
らんめい:個人的に、エロさを感じさせない露出がすごく好きなんですよ。エロに全振りすることも出来たんですけど、それはあまりしたくなかったので苦労しました。
──青が良いですね。
らんめい:青が大好きな色なんですよ。雑貨屋さんとかでも青い物を手に取っちゃいます。
──衣装はリスナーさんのファンアートをもとにされているとか。
らんめい:そうです! チャイナ・メイドガーターの新衣装は、よくファンアートを投稿してくださっている方に作ってもらいました。配信中にその方のイラストを見ていたら実際に作ってくださったんですよ。
──すごい!
らんめい:新衣装の予定はなかったんですけど、イベントの最終日に送っていただいたので慌ててお披露目会をすることになって。バタバタでしたけど、すごくありがたいです。
──ファンからのプレゼントですね。
らんめい:非公式のファンアートという形にはなりますけど、本当に嬉しくて。配信に来る人来る人に「良いでしょ!? 見て!」と自慢して。新しいおもちゃを買ってもらった子供みたいだったと思います(笑)。
──共に作り上げたっていうのもまた思い出になりそうですね。
らんめい:事務所の方針でリプライやDMがほとんど禁止なので、衣装を作ってくれるリスナーさんとも裏で打ち合わせが出来なくて。だから配信中に打ち合わせをしたんです。
──えぇ!
らんめい:DMでラフを送っていただいて、配信中に「ここはこうしてほしい」みたいにお話しました。
──配信中ですか!
らんめい:私もそんなことになると思っていなかったのでびっくりでした。
──ほかにリスナーさんがいる中で、ということですもんね。
らんめい:そうです。でも、リスナーさん的には「どんなものになるんだろう」と逆に良かったみたいで。
──完成までを見れるわけですもんね。
らんめい:普通は裏でやりますからね。あんまりネタバレになるといけないので、絵師さんにはジェスチャーで伝えたりして大変ではありましたけど(笑)。
──めちゃめちゃレアなエピソードですね。普段はどんな配信をされているんですか?
らんめい:雑談ばっかりです。IRIAMには歌枠やセリフ枠をされているライバーさんが多いんですけど、私は歌やセリフ読みがめちゃくちゃ得意ではなくて。だから雑談しかないんですよ。
──なるほど。
らんめい:デビューから10ヶ月近く経つんですけど、イベント期間中に企画をやるくらいで基本は雑談です。ずっとリスナーさんと喋っています。
──歌ったりはしないんですか?
らんめい:雑談の合間に少しだけ。上手くはないけど音楽自体はすごく好きなので、突発的に歌ってはリスナーさんを驚かせています(笑)。
──サプライズなんですね(笑)。
らんめい:IRIAMのライバーさんは事前に「今日は歌います」と告知している方が多いんですけど、私の場合は歌いたい気分の差が激しくて。だから、歌った時に来れなかったリスナーさんに「行けなかったよ!」と言われることもあります(笑)。
──(笑)
らんめい:黒ひげ危機一発みたいです(笑)。
──らんめいさんの配信は珍しいパターンが多そうですね。
らんめい:そうですね。あとIRIAMのライバーさんは自語りNGな方が多いんですよ。
──自語りですか?
らんめい:リスナーさんがいきなり自分のことを語ることです。
──あぁなるほど。いきなりだと話の流れが変わってしまいそうですからね。
らんめい:そうなんです。でも私は会話の引き出しが少ないので、自語りしていただくことがありがたくて。
──ライバーさんによってはありがたい場合もありそうですもんね。
らんめい:でもいきなりだと皆びっくりしちゃうから合言葉を決めているんです。
──合言葉ですか。
らんめい:私がその合言葉を言った瞬間、リスナーさんの話を聴くターンになるんです。それが珍しくて、面白がってもらっています。
──具体的にどんな合言葉なんですか?
らんめい:「俺のターン、ドロー」です。
──『遊戯王』……?
らんめい:私、ユーチューバーの東海オンエアさんが好きなんですけど、東海オンエアさんは動画で『遊戯王』ネタをよくされていて。だからそこからいただいています。
──どんな流れで言うんですか?
らんめい:自語りしたい人が「俺のターン、ドロー」と言うとその人のターンになります。2、3ヶ月前くらいに前に生まれたルールなんですけど、すっかり定着しました。今では私の枠の名物みたいになっています。
──ルールが定着したということはリスナーさんにとっても良いルールなんでしょうね。
らんめい:そうですね。いつも来てくださる方が「俺のターン、ドロー」と言うと、新規の方が「それなに?」と。そこから私が説明すると、その新規の方が真似してくれて。この空気感を作ってくださる方々のおかげで定着したので本当にありがたいです。
──良い循環ですね。
らんめい:ターンがコロコロして目まぐるしいかもしれませんが、リスナーさんたちはそれを「OK」としてくれて。もしかしたら年齢層が少し高いのかもしれませんね。
──そうなんですか?
らんめい:若い方は少ないかもしれないです。だからこそこの空気感が定着したのかなと思っています。
──お酒を飲まれるから大人が多いのかもしれませんね。
らんめい:そうかもしれません。飲むお酒も渋いんですよ。
──可愛いのじゃないんですね。
らんめい:日本酒と焼酎が好きで(笑)。リスナーさんから「この焼酎がおすすめだよ」みたいなコメントをもらうことがあるので、そういうところも大人が多い理由かもしれませんね。
──でもお酒好きとしてはありがたいんじゃないですか?
らんめい:お酒だけでなく、自分の知らない世界を知れるので面白いです。生まれた場所も年も違う人が集まっていますし、自語りもOKなのでよりいろいろなお話を聴けますし。
──中でも印象深い話を挙げるなら?
らんめい:夜のお仕事をやられていた方がその世界の裏側を教えてくれたことがあって。あまり聴いたことがない世界だったので新鮮でした。
──面白そうですね。
らんめい:ほかには、方向音痴のリスナーさんの話でしょうか。
──方向音痴ですか。
らんめい:私は2月に雑誌に載ったんですけど、その雑誌を買いに行くために山を一周しちゃった人がいて。
──えぇ!?
らんめい:私自身、方向音痴の方の感覚を知らなかったので勉強になりました。
──配信を通して、リスナーさんと絆を感じた瞬間はありますか?
らんめい:イベントの最終日です。7日間のイベント中、ほとんど1位をキープしていたんですけど、私が制御できないくらいリスナーさんが暴走してしまって(笑)。
──(笑)。
らんめい:でも最終日に2位の方が追い上げてきて、一瞬抜かれちゃったんですよ。
そこでリスナーさんがギフトをたくさん投げてくれそうになったんですけど、最終的に1位を獲るためにギフトを送るタイミングを待ってもらって。リスナーさんは投げたがっていたんですけど、私を信じて待ってくれて、おかげで最終的に1位になることが出来ました。あの時はリスナーさん同士で「まだ待とう」とか話し合ってくれて、すごく絆を感じました。
──一致団結ですね。
らんめい:本当にありがたかったですし、リスナーさん同士の仲が良いので、そのおかげでもあったと思います。
──リスナーさんとのお話がありましたが、逆に初見さんを意識されたりはするんですか?
らんめい:あんまりちょっかいをかけないことです。可愛く絡みにいけたら良いんですけど、私の場合はそうじゃないなと(笑)。
──そうなんですか?
らんめい:あんまりそういうタイプじゃないんですよね。だからいつも来てくださるリスナーさんも初見さんも同じように接していますね。そこで気に入ってもらえたらラッキーだなってくらいの気持ちです。
──自然な自分を受け入れてもらう感じなんですね。
らんめい:そうですね。ラフにやっていますし、それが良いと言ってもらっているので。なにがウケるのかなんてわからないじゃないですか。だから自然にやっています。
──そういう意味では今いるリスナーさんとは本当に気が合うんでしょうね。
らんめい:どこかしら波長が合うんでしょうね。
──仲が良いライバーさんや尊敬しているライバーさんはいますか?
らんめい:ありがたいことにたくさんいます。仲が良いのは事務所の後輩の桃春うきはちゃんとか、萌華乃ぐらにゅちゃんとか。事務所外だと音子宮ぽむ君とか。そして仲が良くもあり尊敬しているのは、泡沫スイ君という方で。この方は私がデビューして1ヶ月くらいから仲が良いんですけど、同じイベントを一緒に走ってくれたりして戦友のような、悪ガキ同士のような関係です。
ほかには、もうIRIAMでの活動は終えられてしまったんですけどマカ・ペティさんという方がいて。彼女について語ると3時間くらい掛かっちゃうんですけど(笑)、デビュー前から応援させてもらっていたし、私の活動の背中を押してくださって。事務所内だとマカ・ペティさんと一番仲良くさせてもらっていますし、尊敬もしています。
──最後に、ここまで応援してくれたリスナーさんへメッセージをお願いします。
らんめい:実は、2月にコンプティークという雑誌に掲載していただいてから今回のイベントまで、全部のイベント入賞を逃していたんです。正直、しんどくて辞めたくなった瞬間がたくさんあったんですけど、それでも辞めなかったのは諦めたくなかったからで。だからリスナーさんに無茶を言ったりもしたんですけど、今回やっと入賞することが出来ました。
私は今23歳なんですけど、今回、23年間の中で初めて“1位”を獲ったんです。しかも3グループ中の1位ということで、リスナーさんには本当に感謝しています。今後、大きいイベントには出ないと言ってはいますが、イベントに出ないからこそ気楽に楽しんでいただければと思います。そして最後に、一緒にイベントを走ってくれたスイに感謝をしたいです。