『虫かぶり姫』グレン役・内田雄馬さん、テオド-ル役・羽多野 渉さんインタビュー「僕らはこの作品からトキメキをたくさんもらいました」
「内田雄馬、だいぶ疲れてますよ」
ーー内田さんはどうです?
内田:僕は、三度の飯よりドライブが好きです。
羽多野:いいね、車!
内田:一番遠い場所だと、7〜8時間かけて山形まで行きました。
羽多野:えっ!?
ーー結構な距離ですね。
内田:蔵王温泉まで車で行きました。その日は休日ではありませんでしたが……。
羽多野:休みじゃない日?
内田:朝しか現場がなく、次の日も夕方からの仕事だったので。
羽多野:次の日も休みじゃないの?(笑)
内田:14時くらいに終わって、次の日16時からなら、24時間空いてる!って。休みやん!と。
羽多野:いやいやいや……! すごいなあ。
内田:1日休みだと思い出発して、温泉入ってから、朝3時に山形を出て昼前に帰ってきました。
羽多野:それ、温泉でちゃんと休めてる?
内田:休んでます(笑)。遅い時間に着くのでご飯は食べられないんです。だから景色を見ながら温泉に入るだけですが。
羽多野:内田雄馬、だいぶ疲れてますよ!? なかなかそのスケジュールで行こうと思わないですから。
ーーそんなハードスケジュールで行こうとは思わない(笑)。
羽多野:せめて1日はほしいですよね。
内田:コロナ禍以前、今から3年前くらいの話です。ちょっとずつでもまた弾丸旅行ができるようになりたいなと思いますね。
羽多野:したいなあ。
ーーどこか行きたい場所はありますか?
内田:北方面へは行く機会がありますが、西はあまりなくて。そっち方面に行くときは新幹線を使ってしまうので……だから大阪とかまで車で行きたいですね。京都は車で行ったことがあります。がっつり休みがあったら、四国や広島まで距離を延ばしたいです。
羽多野:いいねえ〜!
内田:気持ちが良いですよ。ドライブ、ぜひおすすめです!
仲良くなったきっかけは「覚えてない(笑)」
ーーおふたりの仲の良さがインタビューからも伝わってきますが、最初に出会ったのはいつになります?
内田・羽多野:(顔を合わせて)最初……?
内田:羽多野さん覚えてます?
羽多野:いつだろう、全然覚えてないや。……ああ、でも『ダイヤのA』かな?
内田:その可能性、ありますね。
羽多野:今、第一線で活躍している方は、『ダイヤのA』で初めてお会いした方が多くて。人数も多くて、野球2チーム分が同じスタジオにいるって今考えると、すごいですね(笑)。
内田:スタジオにキャストが入りきってなかったです(笑)。
羽多野:外で待ったりしてたよね、入れ替え待ちして。
内田:懐かしいなあ。
ーー何がきっかけで仲良くなったんです?
羽多野:きっかけも覚えてない(笑)。
内田:何がきっかけなんですかね?(笑)
羽多野:でも現場でお話して仲良くなったんだと思います。共通の先輩・後輩も多いし。
内田:羽多野さんからお話してくださるので。それって後輩からすると、超嬉しいことなんです。都市伝説とかも聞きに行っちゃいます(笑)。
ーー羽多野さんは色々な方に慕われているイメージがあります。
羽多野:仲良くしていただいてありがたいです。先輩・後輩、年上・年下関係なく、この仕事は教えてもらうことが多くて。自分の経験だけでキャラクターを演じるのは不可能なので、多くの方とお話する中で、芝居の引き出しが増えていっている気がします。
ーーさまざまな役を演じる上で、自分だけの人生経験だと難しいことはありますよね。
内田:まさに。
羽多野:そうですね。
ーーそれと、きっと羽多野さん自身も先輩に優しくされた経験があるのかなと思います。
羽多野:本当にそうです。僕らがデビューした当時は先輩ばかりの現場が多かったんです。その時に先輩方にクチャクチャになるまで可愛がってもらって(笑)。そのおかげで、人との接し方を学びました。気がついたら今は先輩の立場になっていましたが、後輩との関わり方というのも、先輩たちから学びました。
内田:僕らは羽多野さんはもちろん、先輩方からたくさん学ばせていただいています。今度は僕らが次の世代に受け継いでいくことが大切だと思っています。
ーー次世代のことも既に考えられているんですね。
内田:とは言え、自分のことで精一杯で、まだ意識はできていないんですけども(笑)。でも次世代の子たちにも気を配れるように精進していきたいなと思いますし、まだまだ先輩方から学ぶこともたくさんあります。そこは頑張っていきたいなと。
羽多野:う〜ん。雄馬くんは一見軽そうに見えて、とても真面目だよね。そのギャップがたまらないなぁ。
内田:こんな髪色してますからね(笑)。
ーー(笑)。では今後の『虫かぶり姫』の見どころを教えて下さい。
内田:思考するキャラクターが多いんですよね。すれ違う、そのやりとりも面白いので、それぞれの思考を読み解くのも面白いんじゃないかなと。続けて見ていただくと、世界観がどんどんわかると思います。政治的なお話も出てきますし。
羽多野:本の虫のエリア-ナがたくさんの知識を持っていることが、この作品の大筋に絡んできます。回を追うごとにエリア-ナの人物像がどんどん深まっていくのではないかなと。なぜクリスがエリア-ナを追いかけるのかなどを見つつ、ふたりの行く末を見守ってほしいですね。これ以上はネタバレになってしまうので、放送を楽しみにしていただいて(笑)。
内田:ぜひ続けて観ていただいて。この作品に関しては、1話だけよりも続けて観る方がより楽しめると思います。
羽多野:また、これから個性的なキャラクターがどんどん増えていきますので、そこも楽しみにしていただきたいです。
インタビュー・逆井マリ
作品情報
TVアニメ『虫かぶり姫』好評放送中!
<放送情報>
AT-X 毎週木曜日21時00分~
【リピート放送】毎週月曜日9時00分~/毎週水曜日15時00分~
TOKYO MX 毎週木曜日23時30分~
関西テレビ 毎週木曜日26時55分~
BS日テレ 毎週木曜日24時30分~
<MAIN STAFF>
原作:由唯(一迅社アイリスNEO/一迅社刊)
キャラクター原案:椎名咲月、喜久田ゆい
監督:岩﨑太郎
シリーズ構成:広田光毅
キャラクターデザイン:高橋瑞香
オープニングテ-マ:井口裕香「Prologue」
エンディングテ-マ:伊東歌詞太郎「革表紙」
アニメーション制作:マッドハウス
<CAST>
エリアーナ・ベルンシュタイン:上田麗奈
クリストファー・セルカーク・アッシェラルド:木村良平
アレクセイ・シュトラッサー:内山昂輝
グレン・アイゼナッハ:内田雄馬
テオドール・ウォーレン・アッシェラルド:羽多野渉
アラン・フェレーラ:佐藤元
アーヴィン・オランザ:阿座上洋平
アルフレッド・ベルンシュタイン:島﨑信長
ジャン:八代拓
アニメ公式サイト:https://mushikaburihime.com
アニメ公式Twitter:@mushikaburihime/#虫かぶり姫
<本PV>
<原作ノベル>
「虫かぶり姫」(一迅社アイリスNEO/一迅社刊)
第1巻~第7巻好評発売中
<コミック>
「虫かぶり姫」(月刊コミックZERO-SUM/一迅社刊)
第1巻〜第6巻好評発売中
第7巻 10月31日発売