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『エネアド』美しき神々が織り成すエジプト神話BLの魅力とは?

美しき神々が織り成すエジプト神話BL『ENNEAD』(エネアド)──読者の心を惹きつけて離さないその魅力とは? 魅惑のエジプト神話の世界観も堪能!

MOJITO先生によるエジプト神話BL『ENNEAD』(エネアド)。韓国において絶大な人気を誇る本作は、日本でもハマる人が急増中。美しき神々の執着愛が描かれ、エジプト神話の世界観も堪能できる魅力溢れる作品です。

物語の舞台は古代エジプト、多くの神々が存在する世界──

兄である前王オシリスを殺害し最高神として王座に君臨した、戦争と砂漠の神セト。彼の暴政によりエジプトは血に染まります。残酷で横暴なセトですが、実は衝撃の過去を抱えています。そして、セトの前に姿を現すオシリスの息子ホルス。過去、現在を通して、美しいセトをめぐる執着愛からきっと目が離せなくなるでしょう。

本記事では、そんな読者の心を惹きつけて離さない『ENNEAD』の魅力に迫ります。気になっているけどまだ読んでいないという方、エジプト神話に触れてみたい方にもオススメの漫画です。

※本作は電子書籍限定作品です。

 

『ENNEAD』公式PV

 

『ENNEAD』第2部PV 韓国版

 

『ENNEAD』とは

エジプト神話BL『ENNEAD』。美しき神々の誕生から始まり、彼らによる愛憎劇が描かれます。

太陽神ラーを始めオシリス、イシス、セト、ネフティス、ヌト、ゲブ、シュー、テフヌトの九柱の神々は「エネアド」と呼ばれます。

 

神々の誕生

 

 

物語の始まり、太陽神ラーの誕生

混沌の川の丘から太陽神ラーが自分の意思で誕生。全ての物語はここから始まります。

ラーは大気の神シューと湿気の神テフヌトを生み、豊穣と多産の神バステト、愛と美の神ハトホル、真理と正義の神マアト、厄災の神セクメトを生み出します。

シューとテフヌトは愛し交わり、天空の神ヌトと大地の神ゲブを生み出し、ヌトとゲブは愛し合い子供を欲しましたが、太陽神ラーはヌトに「いかなる月にもいかなる年にも出産してはならない」と告げます。

 

オシリス、イシス、セト、ネフティスの誕生

ヌトから助けを求められた知識と知恵の神トトは同情し、太陽神にセネト(今日のチェス)の勝負を申し込んで勝利し、太陽神の目を4日間眩ませます。

その4日間でヌトは生命の神オシリス、魔法の神イシス、戦争と砂漠の神セト、調和の神ネフティスを生み出しました。彼ら4兄妹は、のちにエジプトの未来に大きな影響を与える存在となります。

 

あらすじ

 

 

舞台は古代エジプト、多くの神々が存在する世界。九柱神「エネアド」のうちのひとり、戦争と砂漠の神セトの暴政に、神々は為す術もなくエジプトは血で染まります。

前王オシリスはセトにより殺害。バラバラになった体はナイル川に流され、オシリスの妻イシスは姿を消しています。そんなある日、オシリスの子であるホルスがセトの前に現れるのです。

ホルスは、自分が正当な王の後継者だと主張。オシリスを殺害し数百年のあいだ悪事を働いたセトは、エネアド法廷への出頭を命じられます。そこへ、なんと死んだはずのオシリスが現れ──。

法廷で、一番強い者が王になるとセトが王位の正当性を主張したため、セトVSホルスでエジプトの王座をめぐり三本勝負をすることに。果たして勝負の行く末は!?

 

読者の心を惹きつけて離さない『ENNEAD』の魅力とは?

 

 

魅惑のエジプト神話の世界観を堪能!

エジプト神話では数多の神々が存在し、原典はひとつではないため諸説あります。ナイル川を中心とし発展してきたエジプト各地で異なる創世神話が伝わっており、そのうち最もポピュラーな「ヘリオポリス神話」に関わるヘリオポリス九柱神は、「エネアド」とも呼ばれます。

そのなかのオシリス、イシス、セト、ネフティスの4兄妹と、オシリスとイシスの息子ホルスはエジプト神話の重要な要素を担っていくこととなります。

本作『ENNEAD』でも、4兄妹とホルスは物語の要となっています。実際のエジプト神話とは内容が異なるも、その世界観を奥深く堪能できるのは大きな魅力。

神殿の壁画やヒエログリフ(古代エジプト文字)など細部まで描かれていたり、著者・MOJITO先生のエジプト神話の知識の深さや解釈、発想にも酔いしれてしまいます。絵画のように美しい絵の中にも遊び心が満載なので、細かい部分まで見逃せません。ぜひ、じっくりお読みください!

 

美貌を誇る神々のなかでも一際目を惹くセトの美しさ

 

 

美男美女揃いの神々の中でもセトの美しさは一際目を惹き、圧倒的美しさを放っています。白い肌に映える印象的な赤い髪と赤い目はなんとも魅惑的。その美貌と、高い戦闘能力や凶暴な性格、口の悪さとのギャップがたまりません。とんでもない色気も漂わせています。

子供は「愛の結実」とするセトにとって息子のアヌビスは何よりも大切な存在で、セトの愛情はとても深いものです。そんなセトの狂乱、暴政の裏には辛く受け入れがたい彼の過去が潜んでいます。

強い存在でありながらも庇護欲をかきたてられる人も多いのではないでしょうか。

 

傲慢な戦争の神・セトが受けであることの萌え

サイコパスな兄・オシリスによるセトへの激重な執着愛

 

 

 

愛するセトを手に入れるため長い年月をかけて準備していた兄のオシリスは、ある日セトの前で本性を現します。セトの妻であるネフティスと取り引きをしたというオシリス。この取り引きが悲劇の始まりとなっています。

常軌を逸した方法でセトを追い詰め自分の物にしようとしますが、そのサイコパスな兄にゾクゾクしてください……! 彼は神として使える能力を思うがままに駆使しています。

セトは目の前にいる兄が、これまで信頼していた自分の知る兄とはあまりにもかけ離れていることにも動揺しつつ、必死にオシリスを拒みます。

けれどある理由からセトは抵抗をやめ、兄を受け入れています。全く本意ではないにも関わらず、自ら兄に口付けし体を預けるセト。屈辱に耐えるセトの耽美で官能的なシーンから目が離せません。(切ないのに萌えてしまうという複雑な感情になってしまいます。)

結果的にオシリスはセトに殺害されますが、ドゥアト(冥界)の王になってからもセトのことは全く諦めていません。

 

 

寡黙な甥・ホルス×狂暴で美しい叔父・セト

セトは甥のホルスとも体の関係を持ちます。

セトの感情、本音を見抜いているという災厄の神セクメトから、ホルスに復讐すればいいと囁かれそそのかされたセト。ホルスに恥辱を与えるつもりで寝床に侵入しますが、返り討ちにあい犯されてしまいます。

理性がとんでしまったホルスと暴れて逃げるセトの攻防。しかし力では負けるはずもないセトが何故か押さえつけられ、抵抗できない状態に。セトには申し訳ないですが、狂暴で美しい叔父が寡黙な甥に組み敷かれ、されるがままになっている姿に悶えてしまいます……!

セトがホルスに負けたのには理由があり、オシリスがセトに植え付けた「暗示」が関係しています。これを取り除かないと、セトは永遠にオシリスから逃れられないのです。

 

個性溢れる神々の愛憎劇がユーモアたっぷりに描かれる

神々の力関係や呪い、愛、執着、裏切り……様々な感情が交差するストーリーの濃密さも本作の魅力です。

オシリスがセトに仕掛けた「暗示」ですが、いつか自分の元へとセト自ら来るようにと刻みつけられたものです。死んでもセトを諦めないオシリスの、ドン引きするほどの緻密な計算と執着。

そして、そんなオシリスの本性を知り、裏切られた妻イシスがかけた「呪い」からも見てとれる通り、イシスの怒りは凄まじいものとなっています。

単身でも完璧な神という存在が、伴侶を得て不完全な関係に縛られ、その愛が疑いと執着の糧となって血の海ができてしまうと、太陽神ラーが言及している場面があります。寿命のない神同士の愛を人間のような規則で縛ることで、結果、余計な争いや感情を生んでいると。けれど、人間味溢れる神々というのも本作の面白いところ。

アヌビスにかかっている「呪い」(ホルスにも同じ呪いがかかっていました)に関しては悲しい事情があります。この物語の全ての根源は何よりオシリスの歪んだ執着にあるとも言えます。

個性溢れる神々の愛憎劇がユーモアたっぷりに描かれる『ENNEAD』。物語が深まるほどに、どんどん引き込まれてしまいます。

 

 

『ENNEAD』に登場する個性溢れる神々をご紹介

セト

戦争と砂漠の神。妻のネフティスを愛し、息子であるアヌビスを大切にしていたセトは、オシリスを信頼しイシスと友情を築いていましたが、ある出来事をきっかけに状況は一変。オシリスを殺害し最高神となります。

傲慢で口も悪いですが、赤い髪と目を持つ彼の容貌の美しさは群を抜いています。戦争の神であるセトは戦いに長け、並々ならぬ自信と強さを誇り、砂漠の神でもあるので砂を自由に操りますが水を苦手としています。

 

 

ホルス

イシスとオシリスの子。まだ神には名を連ねていないものの、ヌトの加護を授かった「天空の代弁者」。王座をかけて叔父のセトに挑んだ三番勝負では底知れぬ強さを見せています。

実は幼い頃からセトに対してある思いを抱えており、かなりの執着があるようです。のちにエジプトの最高神に。

 

 

オシリス

生命の神。ホルスの父親で、妻は妹のイシス。太陽神ラーを退け王となるほど絶大な力を持ちます。エジプトに長寿と繁栄をもたらし人々から厚い信頼を寄せられていましたが、セトに殺された後ナイル川に流され、ドゥアト(冥界)を統治する神となっています。

温厚で物静かな性格ですが、セトに対して底知れぬ執着があり、セトを手に入れるためには手段を選びません。

 

 

イシス

魔法の神。ナイル川の主神でもあります。オシリスの妹で妻。バラバラになったオシリスの体を復活させホルスを身籠ります。セトの暴政のもと屈辱に耐え隠れて過ごしていましたが、ホルスとともに姿を現しセトに勝負を挑みます。

気が強く、作中ほぼ怒っているのではというぐらい怒っていますが、情が深く、息子のホルスだけでなく自分の子ではないアヌビスのことも大事にしています。

 

ネフティス

調和の神。セトの妻でアヌビスの母。秘めた思いを叶えるべく過去にオシリスと取り引きをした彼女は、長年、地下牢獄の中で過ごしています。罪の意識にとらわれ精神はもろく壊れてしまいそうで、姉のイシスとは正反対のような性格。

 

アヌビス

セトとネフティスの息子。神になっておらず、呪いにより未だ少年の姿をしています。幼い頃は父であるセトを慕っていましたが、変わってしまった父に絶望しています。一度自らドゥアトへ向かうも、オシリスの助けにより蘇っています。

 

ラー

太陽神。万物の始まり。オシリスに王座を退けさせられた過去があるため、裁判ではセト寄りにも見えますが、誰の味方なのか読めないところもあり、傍若無人なセトの振る舞いなど何かと面白がっている節があります。相手がいなくても一人で妊娠できます。

 

セクメト

厄災の神。感情を敏感に感じ取ることができ、他者の心を把握。絶妙なタイミングで言葉巧みに操り破壊へと導きます。物語を陰で動かしていくキーパーソン。

 

ハトホル

愛と美の神。ホルスに一目惚れしアプローチしますが上手く躱されています。ハトホルはホルスに王になって欲しいと祝福の宿った「鏡」を贈っていますが、ホルスは不吉なものを感じています。

 

マアト、トト

真理と正義の神マアトと知識と知恵の神トトは夫婦。マアトはセトとホルスの三本勝負を公正に審判し、その有能ぶりを発揮。厳格ではあるものの、夫のトトとの夫婦仲は良好。トトは未来を見る予言者で、重要な予言をすることもあります。

 

 

 

おわりに

本作の魅惑のキャラクター、戦争と砂漠の神セトの虜になってしまう人は多いでしょう。暴れん坊で手がつけられない俺様な最高神ですが、とんでもなく可愛いんですよね。反抗するのも素直に言うこときくのも全部可愛いです。萌え要素の多いこと……!

太陽神ラーが何かと面白がっていたり、厄災の神セクメトがセトのことを弄んで楽しんでいる気持ちがよく分かります。「セトちゃんはキャンキャン鳴いてる時が一番かわいい」と言うセクメトに完全同意です。ラーとセクメトは全てを見透かしているようでもあります。

『ENNEAD』は「エジプトの神々」による物語ですが、まさに「神作品」と言えそうです。現在、日本でも第2部の配信が始まっています。オシリス親子に執着されるセトですが、物語は果たしてどのような展開が待っているのでしょう。楽しみですね。

 
[文/藤崎萌恵]

 

数年前にBLと出会い、心に潤いを取り戻しました。BLとブロマンスを愛し、大好きな作品はたくさんありますが『チェリまほ』が心のよりどころです。そして『魔道祖師』をはじめ中華BLの沼へ。趣味は国内外のBL漫画や小説を読むこと&ドラマ観賞で、これまでに執筆した記事は『チェリまほ』『美しい彼』『魔道祖師』『陳情令』『ENNEAD』など。

この記事をかいた人

藤崎萌恵
数年前にBLと出会い、心に潤いを取り戻しました。BLとブロマンスが癒し。主な記事は『チェリまほ』『陳情令』等。

担当記事

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