人生の8割は思い通りにいかない|山根綺のほんとのところ。#12
この言葉は私の母が言っていたものです。
きっと、たくさん苦労してきたから
導き出された結論なのですが
そう思うと楽になるよっていう
処世術という意味もあるような気がして。
“まあいっか精神”
山根のようなタイプの人間は
一番持つことが難しいこの気持ち。
だから事実として
人生の8割は上手くいかない、
そんなもんやって頭に留めておくことが
ストレスを溜めない秘訣だったりします。
信じることというのは
期待することじゃなくて
何に対しても、
誰に対しても見返りを求めないということ。
そこの歯車が少しズレてしまうと
裏切られてしまったという感情が生まれる。
執着を捨てて、
良いことも悪いこともフラットに受け止める。
まぁそんなもんか、まぁいっか!って思うことが
日々の健康に必要なことだと思います。
そして、その先にあるのが
人に優しく出来るかどうか問題。
ここで一番大切なのは、
自分の心に余裕を持てるかということ。
いま心に余裕ないな、不機嫌になってたなぁとか、
常に自戒できたら良いのですが
何かに一生懸命になっている時は
そんな余裕もなかなかありません。
やりたいことが増えていくと、
一つ一つにかけられる時間が少なくなっていって、
それでも全部を妥協したくないから少しずつ無理をして
気が付いたら、勝手に涙が出ていて。
ずっと、これさえあればいいと思っていたのに、
これだけじゃダメだった。
まだまだお子様ランチが似合う山根には、
心と身体のポーションが必要でした。
そう思った瞬間、
私、もしかして天狗になってる…?
って不安になるけれど
きっと、みんな同じだよね。
諦めていくということではなくて
落とし所を見つけるっていう選択をする。
今はこれが私の答えだけど
もう少し大人になったら、
もっと素敵な答えが見つかるのかもしれません。
バランスを取るのって、難しいなぁ...。
人生の先輩達が言っていたあの時の言葉って、
こういうことだったのか〜!!現象、求む。
やっぱり、早く成長したい。
私が何事も結果にこだわってしまうのは
後悔しない選択をしたいだけなんです。
自分のやったことが少しでも報われた瞬間に、
やって良かった、諦めなくて良かったって思えるから
やらない後悔より、やった後悔をしたい。(人間関係においては、いかに気の利いたことが言えるかよりも、いかに余計なことを言わないかの方が重要だったりするので、フゥンこれまた難しいわ。。)
猪突猛進な山根を助けてくれる
マネージャーさんとデスクさん、家族と友達に感謝です。
不甲斐ない自分に挫けてばかりだけど
自分以外みんな敵だ!敵なんだ!!
って思っていたリトル山根時代が懐かしいくらいには
人を好きになって、信じられるようになった気がします。
結論、自分の捉え方が変われば
見える世界は180度変わるんです。
そして多分、それしか出来ないんです。
私の足跡は綺麗では無かったし、
みんなが求めている私にはなれないかもしれないけど
私がなりたい自分になるのは諦めたくない。
本当に恐ろしいのは才能がある奴じゃない、
才能がないとわかった上であがいてくる奴だって
渋谷駅に書いてあったから(ブレスという漫画の広告でした素敵)
もっと泥くさく、わたしらしく、あがいてみるよ。
企画協力:青二プロダクション
編集担当:川野優希