自分に正直に生きたい|山根綺のほんとのところ。#13
■知らない方がいいことって、あるのだろうか
懐かしきリトル山根はね、
知らない方が良いことなんてひとつも無い!
と思っていました。
でも案外、知らないままでいた方が幸せなことは
たくさんあるみたい。
人のこと、周りのことを全て知っておきたくて
身の回りに自分の知らないことが起こっているのが怖くて。
その結果、
いろんな人をたくさん傷付けて
わたし自身もたくさん傷付いて、
気付いたら、人間関係リセット癖がついていました。
そんな心が変わったのは、社会に出てから。
業界で出会った人達や事務所の方々、
シェアハウスに住んでいた時に仲良くなった友人から
人と人との関わり方をたくさん学びました。
綺麗なものは遠くにあるから綺麗、と言うように
家族や友達、恋人、どんな関係の相手でも
人と関わるのには、ある程度の距離が必要で、
誰かを、何かを全て知らなくても十分幸せに生きていける。
そして、それがベストなのです。
親しき中にも礼儀ありっていう言葉を作った人は天才だな…。
私たち人間は、感情で学ぶ生き物です。
頭の中だけで、
他人から言われた言葉だけで変われることは
そうそうありません。
だからこそ、
自分が間違った時に叱ってくれる人がいるのって
すごくありがたいこと。
自分の心が動く、成長するチャンスなんです。
人を叱るのって、すごく体力と労力を使うことだし
言ってくれるのが当たり前、ではありません。
だから自分のことを思って何かを伝えてくれた人には
本当に感謝しています。
そう、言われるうちが花!
(なんか今日はこういう言葉がいっぱい出てきますね)
人生は選択の連続で、選び直すことはできなくて。
そんな難しさに打ちひしがれそうになるけど
自分のことを大切に思ってくれる人から貰った言葉たちは
きっと、知ることができて良かったもの。
人との間にある余白を愛せたら
もっとコミュニケーションが楽しくなるような気がする
そんな夜でした。
企画協力:青二プロダクション
編集担当:川野優希