TVアニメ『氷属性男子とクールな同僚女子』孤森さん役・内山夕実さん×冴島くん役・内山昂輝さん 対談インタビュー|だんだん惹かれていくリアルな2人の関係性。盛り上げるべきところを盛り上げるコンビ!
スクウェア・エニックス × pixivが贈るWEB雑誌『ガンガンpixiv』にて連載中の、殿ヶ谷美由記先生による大人気コミック『氷属性男子とクールな同僚女子』がTVアニメ化!
『氷属性男子とクールな同僚女子』は雪女の末裔である氷室くんと、一見クールな同僚の冬月さんの2人を中心とした、職場での日常が描かれているラブコメ漫画です。
アニメイトタイムズでは、アニメ放送を記念してキャストインタビューをお届け。第4回は、孤森さん役の内山夕実さん×冴島くん役の内山昂輝さんのお二人にお話を伺いました!
盛り上げていくところを盛り上げるコンビ
——いきなりで申し訳ないのですが、狐森さん×冴島くんコンビのキャスト表を見たときに「W内山さんコンビだ!」と個人的に感動しまして……。
孤森さん役・内山夕実さん(以下、夕実):W内山(笑)。
冴島くん役・内山昂輝さん(以下、昂輝):(笑)。
——もしかして、お二人がコンビとして演じるのは初ですか?
昂輝:そうですね。これまで何度か共演したことはありましたが、コンビのキャラクターはなかったかも。
——そうなのですね! 約3、4年前でしょうか、お二人がパーソナリティーを務めていたラジオを聴いていたものですから……。
夕実・昂輝:えーっ!?
一同:(笑)。
昂輝:いや、えーっという反応もおかしいか(笑)。
——当時のリスナーにとっても、本当に嬉しいキャスティングだと思います。
夕実:ありがとうございます。ラジオなどずっといろいろなところでご一緒させていただいていたので安心感はもちろんなんですけど、こういう立ち位置で関わらせていただくことがあまりなかったので、そこは1つのチャレンジですし、胸を借りるつもりで楽しく演じられたら良いなと思っています。
昂輝:でもお互いに昔から知っていますし、僕は最初にお仕事したときから夕実ちゃんは本当に器用でいろんなことができる方だなと思っていました。
——そんなお二人は、冬月さんと氷室くんコンビとはまた違った雰囲気の役柄を演じています。
昂輝:初回のアフレコで感じたのが、冬月さんと氷室くんはローテンションなので、周りが盛り上げていかないとローの方に全体の雰囲気が偏ってしまうんじゃないかと。
もちろん、それはそれでしっとりとした良さがあるんですけど、それだけじゃない路線も打ち出していった方がいいかなと思ったので、冴島くんと狐森さんのコンビは盛り上げられそうなところは全部盛り上げていく役割かなと察しました。
そういう事情もあって、作品で1番のムードメーカーとも言える狐森さんは割とアドリブが多いというか、裏で1人でワァ~っと盛り上がっていて。
夕実:1人で(笑)。
昂輝:いろいろと仕込んで演じてくれているなぁ~と(笑)。
夕実:でも、それに対してそっとちゃんとついてきてくれるというか、アシストしてくれているんです。テンションも含め、相槌もしてくれてありがたいなぁとすごく思います。
——最初に原作を読んだとき、どのような作品だと感じましたか?
夕実:オフィスラブものという感じだと思っていたので、最初は大人なイメージがありましたが、読み始めると青春というかキュンキュンする要素がたくさん詰まっていました。
また、氷室くんと冬月さんの不器用な、お互いを想い合っているけれどなかなか縮まらない、ゆっくりだけどちゃんと確実に仲良くなっていっているんだなとほっこりする部分もたくさんあって。
周りで一緒に働いている人たちも本当に良い人たちばかりで、ドロドロするようなところが一切ないのも、気持ちよく応援できる恋愛もので平和だな~という印象が大きかったです。
昂輝:氷室くんが雪女の末裔で、狐森さんが妖狐の末裔というふうに、特殊な背景を持ったキャラクターが続々と登場しますが、周りの人がそれをすんなりと自然に受け入れている感じが独特だなと思いました。そして、漫画を読むと絵柄がとても現代的でキャッチーだし、物語とかキャラクターだけではなく、絵そのものに惹かれる読者の方も多かったんじゃないかなあと感じました。
——たくさんのキャラクターが登場するのも、本作の魅力ですよね。
昂輝:そうですね。いろいろなキャラクターが登場するとバラエティ豊かになって面白くなっていくと思います。