プリティーシリーズの冬の祭典・ Winter Live 2022に、『プリパラ』&『キラッとプリ☆チャン』&『ワッチャプリマジ!』の声優・アーティストが総勢41名が集結! 初披露曲はなんと9曲! 約3時間に渡る昼公演レポート
あろまの「ふっかつのさばと」
モニターには「ふっかつのさばと」という文字と、かま、と文字で書いてある「釜」の絵が……。
みかん(渡部優衣)・ガァルル(真田アサミ)が元気いっぱいに登場し、「悪魔登場のサバト」を手伝ってほしいという。観客にクラップを求めると「かま」から黒須あろま(牧野由依)が“ビックリギョーテン?!”の登場!
「それじゃあ、本番いくガァル!」とガァルマゲドン(牧野由依・渡部優衣・真田アサミ)の3人で「ウィンターライブを究極のサバトに!我らガァルマゲドン!」と「アメイジング・キャッスル」を披露。ひさしぶりに揃った3人はなんだかうれしそう。「みんなでひとつになるガァル!」とふたたびハンズクラップで客席を笑顔にさせました。
再びカメラが激しく揺れます。男プリチームよりダークナイトメア(河合健太郎・鵜澤正太郎)のふたりがオンステージし、迸るような闇を放ちます。ふたりで背を向かい合わせ、最後はお互いを指差しました。
対照的に、モニターに映る自分のキャラクターと向き合う形で、客席のトロッコから歌唱しただいあ(佐々木李子)。「キラにちわ!だいあだもん!」と「フレンドパスワード」を爽やかに届け「だいあもみんなも一人じゃない!」とメッセージを送りました。
続いて、メインステージではリングマリィ(茜屋日海夏・徳井青空)のふたりが手を取り合いながら「インディビジュアル・ジュエル」を歌唱。すずのラップもバッチリ。お互いを思い合いながら歌うDメロは手をつないで届けます。
ステージ後方からトロッコでカラフルな衣装で登場したのは輝アリス(ファイルーズあい)。文字通り「sunshine smiles」で弾けるような笑顔を見せ、ハンズクラップを導きます。「やっほー、久しぶり!このあとも笑顔いっぱいで盛り上がっていくよ!」と伝え、
トロッコがメインステージに到着すると輝イブ(指出毬亜)の姿が。「ラララ…」とシンガロングし、ALIVE(ファイルーズあい・指出毬亜)のミディアムナンバー「アドリブ・デスティニー」を届けます。運命は自分たちで作っていくものであることを力強く伝え、最後は手を合わせました。
怒涛の初披露曲が続く!
モニターに桜の花びらが舞います。ミラクル☆キラッツ(林鼓子・久保田未夢・厚木那奈美)とメルティックスター(芹澤 優・若井友希・森嶋優花)の6人が“全員集合”。花道で「キラッとプリ☆チャン」のエンディングテーマ曲「One Heart」を披露! ココロをひとつにし、かけがえのない日々を思うように<またここで会えるよ>と誓いました。
「ウィンターライブにお越しの皆様、ようこそトリコロールレビューへ」と、トリコロール(斎賀みつき・赤﨑千夏・佐藤あずさ)の声が響きます。「だってどんなことがあってもトリコロールはあなたと共にある」「そう、私たちはは止まらないわ」と宣言。そして「今日君は歴史的な一歩目の証人となる」「革命を起こそう!僕たちの新曲で!」という言葉に拍手が起こり、トリコロールのショウタイムがスタート。ジャジーでスリリングな新曲「L'amour en Tricolore ~ラムール・アン・トリコロール~」で、三人三色の輝きを放ちました。
どこからともなく『プリマジ』チームの声が響きます。「すご〜い!みんなのマジが伝わる素敵なライブだったね!」とまつり。みんな興奮している様子ですが「みんな、関心してる場合じゃないぞ」「俺たちもマジを届けなきゃ!」──とシリーズイベント初出演となる橙真(梶原岳人)・ひゅーい(田丸篤志)が気合いを入れます。
「きらめくマジを探しに行くぞ!」と叫び、ステージ後方からそれぞれ別のトロッコで男子プリマジスタデュオ・TrutHの2人が登場し、ラップを織り交ぜた「Don't be Afraid」を披露。サビでトロッコが隣り合わせになったものの、お互い向かい合いながら別々の道のりでメインステージに。「聴こえてます、みんなのマジな応援!」「みんなの輝くような笑顔、ちゃんと見えてるよ!」と手を振り、最後は手を合わせてみせました。
プリマジスタたちによるデュオが続きます。まつり(廣瀬千夏)・あうる(藤寺美徳)が共鳴する「奇跡の降る」が客席に注がれます。トロッコからも客席を眺め「みんなのワッチャきれいだね!」「まつりとみんなとだから作れる奇跡の光!」と嬉しそうな様子でした。浮遊感あふれるステージが一転、情熱的に燃えるように。ひな(内田彩)・あまね(庄司宇芽香)が舞い上がる「天頂のコンフィアンサ」。別々のトロッコに乗っていたふたりが一緒のトロッコに乗る場面はなんだかエモーショナル。そしてあまねがひなをエスコートし、メインステージへ。最後のあまねがひなを受け止める姿には特に痺れるものがありました。
「私たちの夢のステージがはじまるお〜!」とみるき(相良茉優)・れもん(鈴木杏奈)による「Sweetness×Darkness」。刮目するファンに「まだまだこんなもんじゃないよ!」とれもん。みるきれもんのグラデーションを見せつけました。
炎のなかで剣を片手にダイナミックな歌声を響かせたのは初登場のジェニファー(青野紗穂)。さながらミュージカルのように壮大な「Lux Aeterna」と「Believe」を披露します。パートナー・リューメ(羊宮妃那)と会話しながら「私ひとりではここまで来られなかった。あなたがいたからここまでこれたの」「私は、私たちはもうひとりじゃない」と伝える姿にグッとくるものがありました。それはプリマジメンバーも同様。瞳をうるうるとさせながらステージに集まります。
「私たちのマジつたわったよね! プリマジのライブを一気にお届けしました!」と語気を強めて登場したまつり(廣瀬千夏)でしたが「ああもうだめだ〜……!」と涙腺崩壊。それぞれのデュオのステージとジェニファーのライブの感動が「抜けきってない」とあまね(庄司宇芽香)は胸に手を当てます。余韻に浸りながら「私たちプリマジからお知らせがあります!」と1月にBlu-ray BOX4巻が、来年3月下旬にアルバムを発売することなどをアナウンスし、客席から拍手が巻き起こりました。