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『魔道祖師』藍忘機特集｜姑蘇藍氏の第二公子・藍忘機の魅力をお届け

『魔道祖師』藍忘機特集｜美しき正統派の仙師──姑蘇藍氏の第二公子・藍忘機の魅力をお届け！

　

藍忘機の魅力とは？

ちるちるBLアワード2022攻め部門第3位を獲得している藍忘機。ファンからの人気も高く、愛され続ける彼の魅力をお届けします！

　

　

とにかく美しい！　世家公子の風格容貌格づけ第2位

姑蘇藍氏は美男子を多く輩出する世家としても知られています。『魔道祖師』の世界には「世家公子の風格容貌格づけ」というものがあり、藍忘機は第2位。ちなみに1位は兄の藍曦臣で、六芸を見事にこなし美男子としても名を馳せる魏無羨は4位です。

藍忘機の瞳の色は非常に薄く、玻璃のように淡い色をしていて冷淡な印象を与え、他人を拒み一切寄せ付けません。親しみやすく穏やかな藍曦臣とは双子のごとく容姿はとても似ていますが、兄が1位で弟が2位なのにはそういった理由があるようです。

姑蘇藍氏の白い衣で身を纏い、額に抹額を付けるその姿は凛としていて、 肌は抜けるように白い。怒ったときの顔も微笑んだ顔も美しく、少年時代と大人になった彼のギャップもたまりません。無表情だった藍忘機が徐々に表情豊かになっていくのも魅力。魏無羨は彼の容姿がとても好きなようです。

小説、アニメ、ドラマ、ラジオドラマとそれぞれのビジュアルを見ていきましょう。幼少期の藍湛が可愛すぎて悶える人も多いのではないでしょうか。

◆小説

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◆アニメ

　

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◆ドラマ

　

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魏無羨にとって身も心も預けられる存在

「藍氏双璧」の一人で「含光君」と称される藍忘機。超絶スパダリとも言える彼は魏無羨が出会った少年時代にはすでに皆から一目置かれていました。その頃の魏無羨との手合わせではほぼ互角。藍忘機にとって忘れられないものとなったことでしょう。

　

　

そして現世。魏無羨と藍忘機は少年たちにとってお手本でもあり憧れでもあり、特に藍忘機の威厳はものすごく、藍思追（ラン・スージュイ）や藍景儀（ラン・ジンイー）ら藍氏子弟が尊敬の眼差しで彼を見ていることがうかがえます。藍思追が、何が起きても魏無羨と藍忘機、どちらかのうち一人がいれば大丈夫と感じているのも頷けます。

とっても優秀でいい子に育っている藍思追を見ていると、立派に育てあげた藍忘機がどんな子育てをしたのか気になるところ。過去には、泣いている幼い温苑（ウェン・ユエン）にどうしたらいいものか固まっていて魏無羨が大爆笑していましたが、その初々しさもまた彼の魅力です。

藍忘機は完璧なように見えて、そうではないところもあって、魏無羨はその全てが愛おしいのだと思います。己の力を自負しているところもある魏無羨が認める相手でもあり、何よりも自分を信じてそばにいてくれる藍忘機は、身も心も預けられる存在となっているようです。

　

　

魏無羨へのひたむきで一途な執着愛

魏無羨が抱える過去は壮絶なもので、それでも過去は過去と前を向こうとしている姿が見受けられます。そして魏無羨を一途に想い続ける藍忘機もまた辛い思いをたくさんしています。そんな彼の、魏無羨と再会したときの喜びを今一度感じてみてください。

魏無羨が詭道を修めた頃、藍忘機が姑蘇へ連れて帰ろうとする場面があります。けれど魏無羨に拒まれ藍忘機は悲しい顔をしていました。この時は魏無羨の義弟・江澄（ジャン・チョン）が連れて帰っています。

　

　

『陳情令』の雨の中の窮奇道では、信念を貫き温氏の生き残りを守ろうとする魏無羨を止めることができず、また、共に行くこともできなかった藍忘機。ここでもまた悲しみを抱え彼の辛い日々は続きます。二人の信念はずっと変わらないのに……。

　

　

藍忘機は、自分で傷つけた胸の烙印と、背中の戒鞭の痕のことを自ら話すことはなく、血の不夜天の記憶があいまいな魏無羨に藍曦臣が明かしています。このことは原作小説で詳しく描かれています。

血の不夜天で藍忘機は衰弱しきった魏無羨を洞窟にかくまって、魏無羨に「失せろ！」と何度言われても手を握り霊力を送りながら必死に話しかけていました。子供の頃から、叔父や兄に盾突いたことなどなかった藍忘機が、魏無羨のために、同門の三十三名に重傷を負わせてしまいます。

三十三本の背中の傷は、その全員分の罰として戒鞭で打たれた痕。藍忘機は血の不夜天で魏無羨が犯した過ちを、その是非に関わらず共にすべての結果を背負う覚悟があったのです。

乱葬崗に魏無羨を送り届けたあと、深手により数年動けずにいた藍忘機は魏無羨が命を落としたと知り、その体を強引に引きずって乱葬崗へと向かいます。

魏無羨を絶対に守る、味方でいるという意志が現世で特に強く感じられる藍忘機ですが、魏無羨と再会できたことで、十数年、一人でずっと心に抱えていたものが溢れ出しているのでしょう。再会後は魏無羨のそばを離れようとしません。

魏無羨が嫌われるために体に触ったりしてもしっかりと自制し、魏無羨の意図を分かった上で礼儀を保って対応していた藍忘機。何をされても許し、全面的に魏無羨を肯定しています。藍忘機の想いは何年経っても変わらず、魏無羨のためなら規律を破りまくる彼の愛はとても深いものです。

当時の話を聞き終えた魏無羨がいてもたってもいられなくなったのは言うまでもなく。彼は藍忘機としっかりと向き合い、自身の想いをぶつけています。

　

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