冬アニメ『便利屋斎藤さん、異世界に行く』ラファンパン役 東山奈央さん×モーロック役 チョーさん第6話振り返りインタビュー|明かされたモーロックの過去が胸に響く 「人間は忘れる生き物で、だからこそ救われるんですよね」【連載第6回】
おふたりが、もし1つだけ魔法を使えるとしたら?
――モーロックは魔術師、ラファンパンは神聖魔術師ですが、おふたりが、もし1つ魔法を使えるとしたらどんな魔法で、何をしてみたいですか。
チョー:(即答で)若返りの魔法です!
東山:早っ! しかも食い気味で(笑)。どれくらいまで若返りたいですか?
チョー:今から20、30年くらい若返りたいな。精神はこのままで、肉体がそれくらい若くなれば完璧! 10代や20代みたいに若すぎると、何をしでかすか分からないので、ピチピチの細胞はいらない(笑)。
東山:私はいっぱいありすぎて……。
チョー:言っちゃえ言っちゃえ!
東山:まずは、寝なくてもいい魔法があればいいなと思います。やりたいことと、やらなくてはいけないことがたくさんありすぎて、「寝ないでよければ、もっといろいろなことができるのにな」と思いながら、睡魔に勝てないことがよくあるので。でも寝るのは気持ちいいし、二度寝、三度寝ができる人がうらやましい。
チョー:二度寝、三度寝できないの?
東山:いえ、本当はしたいです。ずっと寝ていたいなと思う日もあるんですが……。あっ、自分で睡眠を自由自在に操れるようになりたいです!
――睡眠時間を少なくした分は、あとでたっぷり一日寝だめするとか?
東山:それは魔法を使わなくてもできるので。
一同:(爆笑)
チョー:寝なくても心もパワーも維持できる魔法かな?
東山:そうですね。ラファが魔法をかけてくれないかな?(笑)
――サイトウは異世界転生前には便利屋の従業員、転生後も便利屋として仲間をサポートしていますが、今、おふたりがサイトウにしてもらいたいことは?
チョー:(再び即答で)草刈り!
東山:また早い!(笑)
チョー:うちの庭の前に空き地があって、夏場はあっという間に雑草が伸びるんですよね。除草剤を使いたくないので、毎回鎌で刈っていますが、足腰にくるし、暑いし、蚊に刺されるしで大変なんですよ。
以前、便利屋さんに頼んだこともあるんですが、自分でやったほうが細かい部分まで分かるので結局自分でやるようになってしまって。サイトウだったら、きめ細やかにやってもらえそうだから、うちに来てくれないかなあ(笑)。
東山:私は家に虫が出た時に退治してもらいたいです。
チョー:うちのかみさんは強いよ。ハエを見つけると袋で上からパッとつかまえちゃう。
東山:すごいですね(笑)。私は困ったことに、虫は怖いんですが、出来ることなら殺生もしたくないんです。外に逃がしてあげられればいいんですが、採ろうとしてもしこっちに飛んできたらと思うと……。
チョー:部屋で見つけて、見失うと「まだどこかにいるかも」と思って、おちおち寝れないよね。
東山:もしそうなったらホテルに泊まろうかな……。それか対処できる人をラインで募集してみます(笑)。
――ご自身が冒険のパーティーの一員になるとしたら、ご自身の職業や役割は?
チョー:ラファみたいな妖精かな?(笑) 攻撃もうまくできないと思うし、サイトウのように器用でもないし。自分に合っているのは戦ってくれる人のサポートに回って、治療する役割なのかなと思います。
東山:私も魔法を使える妖精や魔術師ですね。でも、できればショップ店員で。
チョー:そっち!?
東山:決まった場所にいたいです(笑)。あとは「このクエストにはこのパーティーがオススメです」とアドバイスやマネージメントをする立場、事務系が私の性格的には合っているんじゃないかなと思います。
――東山さんはダンスが得意なので、踊り子でもいいかも?
東山:それ、私も一瞬思ったんですが、あんまりパーティーの役に立てなさそうな気がしたので、だったらまだショップ店員のほうがいいかなと思います(笑)。
――他のキャストの皆さんは魔術師を希望されることが多かったです。
東山:そうだったんですね。 でも私、迷宮に行くのがまず無理だと思うんです。そもそも虫が苦手なので。
チョー:そうだったね。