斉藤朱夏が振り返る2022年。念願のライブハウスツアーを経て見えた、新しい自分「横浜公演で、いろいろなものを超えてしまったんです」【特集企画Part1】
ライブハウスツアーで「超えてしまった」
斉藤:で、ライブハウスツアーの横浜公演(11月5日(土)yokohama BayHall)で自分の中でいろいろなものが超えてしまって……。
──超えてしまった、ですか?
斉藤:そうなんですよ。だから『くもり空の向こう側』ってどうやってライブをしようかなと結構悩んでいました。
──その「超えてしまった」というのは具体的にはどんな心境だったんです?
斉藤:結構不思議な気持ちだったんです。今までの自分ではない自分が生まれたと言いますか。新しい自分でライブをしている感覚がありまして。それをすごく感じたのが、『くもり空の向こう側』の一週間後の『京 Premium Live』(12月10日(土) Day2)。「やっぱり私、超えてしまった!」って。
初めましての
— 斉藤 朱夏 (@Saito_Shuka) December 10, 2022
京Premium Live 2022
最高に楽しかったぁ!
初めましての方も優しくて嬉しい😭
今日のセトリはこちら
01. セカイノハテ
02. 月で星で太陽だ!
03. しゅしゅしゅ
04. イッパイアッテナ
05. パパパ
またキミと遊べますようにっ!☺︎☺︎#京プレ pic.twitter.com/E56CLXSgdP
──ライブの最中に?
斉藤:そうですね。ライブ中、良い意味ですごく冷静だったんです。昔の私なら冷静さを保つのに必死だったと思いますし、もともとすごく緊張しいなので、ステージ立つ前はもう無理かもしれないって毎回思っていました。でもそれがなくなって、良い緊張感の中で集中をして、常に冷静で、でも楽しく在りたいって気持ちがあって。仮面を脱ぎ捨ててステージに立っているような感覚でした。
──斉藤朱夏Ver.2.0じゃないですけど。
斉藤:(笑)。でも本当に、階段を一段登ったような感覚がありました。
──超えてしまった朱夏さんは、12月3日(土)の『くもり空の向こう側』にどのような考えのもとで挑まれたんでしょうか?
斉藤:個人的には2022年のまとめのライブだったなって思っていまして。
その一方で、私はキミに何を伝えて、何を語りかければいいんだろうって思っていました。自分自身が、がらっと変わったことが分かってしまっていたので。何をどう伝えるか、どの言葉が正しいのか、どの言葉がふさわしくて、どういう言葉ならキミにちゃんと届けられるかって、ひたすら追求していました。
あとは、どういうパフォーマンスをするかについて考えていましたね。『キミとはだしの青春』とは規模が違うけど、『キミとはだしの青春』で味わったものを大きな会場でも味わいたいって気持ちもあって。
それで、『はじまりのサイン』や『キミとはだしの青春』に来られなかった人や、初めてライブに来る人にも「2022年はこういうライブをしてきたんだろうな」って分かるようにしようと。一つひとつ丁寧に、テンポ感を意識して歌おうと思っていました。だから当日は絶妙なパフォーマンスができたような気がしています。
朱演2022「#くもり空の向こう側」
— 斉藤 朱夏 (@Saito_Shuka) December 3, 2022
君がこれからも強く笑えますように。#くもり空の向こう側_いち #くもり空の向こう側_に pic.twitter.com/5FvvOGfOBG
──最初から良い緊張感で、しかもものすごく集中されていたイメージです。
斉藤:2公演やると、人間だからどうしても集中力が切れてしまう瞬間があって。でも今回は1部、2部、どちらの公演も集中できていた気がします。それとバンドメンバーもいたので。何かあったらどうにかしてくれるだろうという安心感と信頼感がありました。だからこそみんなが自由だったんですよね。バンマス・キーボードの西野恵未さんと話していたときに「かっちりハマってたよね」って。
ギターのけいちゃん(ひぐちけいさん)と恵未ちゃんは、夏ツアーの「キミとはだしの青春」をずっと一緒に周ってくれて、共有する時間が多くて。ドラムのまいまい(今村舞さん)とベースのチャッキー(伊藤千明さん)は、他のライブでずっと一緒だったらしいんですよ。ずっと一緒にいたメンバーだったから、集まったらより強い一体感が生まれると言いますか。アイコンタクトをずっとしていたり、空気でずっと会話をしている感覚でした。とにかくみんな自由だったけど、ちゃんとまとまってたよねって。
──そういう話ってバンドメンバーでされていたんですか?
斉藤:みんなで話し合いながら作っていきましたね。『キミとはだしの青春』からつながって一本の線になっている感覚だったので、特に恵未ちゃんとはそういう話をしていました。もうリハからチーム感がすごくて、スピード感もすごかったんですよ。チームとしてまとまりがありました。それがはっきりと見えたのが、カバーした「ピエロ」でした。「バンドだなあ」ってしみじみ感じたんです。
インタビュー・逆井マリ
楽曲情報
「僕らはジーニアス」
作詞作曲:ハヤシケイ(LIVE LAB.)
編曲:黒須克彦
商品情報
斉藤朱夏「僕らはジーニアス」
(TVアニメ「齢5000年の草食ドラゴン、いわれなき邪竜認定」オープニングテーマ)
発売日:2023年2月22日(水)
■初回生産限定盤<CD+BD>¥2,273(税抜)/¥2,500(税込)
品番:VVCL-2210~2211
特製スリーブケース仕様
■初回仕様通常盤<CD>¥1,500(税抜) /¥1,650(税込)
品番:VVCL-2212
■期間生産限定盤<CD+DVD>¥1,818(税抜) /¥¥2,000(税込)
品番:VVCL-2213~2214
アニメ絵柄描き下ろしジャケット
斉藤朱夏公式Twitterアカウント:@Saito_Shuka
斉藤朱夏スタッフ公式アカウント:@Shuka_staff
斉藤朱夏オフィシャルサイト:http://www.saitoshuka.jp
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