「スーパー戦隊シリーズ」最新作『王様戦隊キングオージャー』男性キャスト 酒井大成さん×渡辺碧斗さん×佳久 創さんインタビュー|個性豊かなキャラとファンタジー世界、最新技術など見どころがたくさん!1年通して5人の成長を見守ってください
約47年に及ぶ「スーパー戦隊シリーズ」の最新作『王様戦隊キングオージャー』が2023年3月5日より放送開始!
『キングオージャー』は、かつてチキューを襲った巨大な怪物「バグナラク」を退治した5人の英雄がそれぞれ国を作って平和な時代を送っていましたが、2000年の時を経て「バグナラク」がよみがえり、チキューが再びピンチに。ただ各国の王様それぞれに思惑や事情があって……。果たして5人の王様たちは共闘して危機に立ち向かうことができるのか?今作ではヒーローたちは王様と昆虫をモチーフに、ファンタジックな世界で戦います。
注目作『キングオージャー』の放送開始を記念して、5人の王様ヒーローを演じる5人の演者の皆さんへ2回に分けてインタビューをお届け! 本稿では、クワガタオージャー/ギラ役 酒井大成さん、トンボオージャー/ヤンマ・ガスト役 渡辺碧斗さん、ハチオージャー/カグラギ・ディボウスキ役 佳久 創さんら男性キャスト陣にお話を伺いました。
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演じるキャラクターの印象と自身との共通点
――演じるキャラクターの印象とご自身との共通点をお聞かせください。
クワガタオージャー/ギラ役 酒井大成さん(以下、酒井):ギラは自分に対して真っすぐで、素直すぎるゆえに感情があふれ出してしまう性格です。僕も良くも悪くもバカ正直で、物事についても一度フォーカスしたら一点集中してしまうタイプなので、そこが似ているかなと思います。
トンボオージャー/ ヤンマ・ガスト役 渡辺碧斗さん(以下、渡辺):ヤンマは自分が思うカッコよさを追究しています。でも自分を大きく見せたいとか見栄を張っているわけではないので、時折、アラや弱点も見えてしまっても周りが支えたくなるんですよね。そこがカッコいいなと思うし、僕の理想なカッコよさと一致しているし、僕もそうなりたいです。あと似ているところは人と群れになることが少ないところでしょうか?(笑)
ハチオージャー/カグラギ・ディボウスキ役 佳久 創さん(以下、佳久):僕はギラのように真っすぐな性格なので、カグラギと似ているところを探すのは難しいですね(笑)。口八丁に見える彼ですが、すべては「民のために」という芯が通っているところは尊敬できるし、憧れるので、僕もそこが似ていると言えるようになりたいです。
――この取材撮影で持っていただいたオージャカリバーで変身しますが、変身してみた感想は?
酒井:ギラはクワガタオージャーに変身しますが、まずこうなりますという資料を見せていただいた時からカッコいいなと思っていました。そして変身後にスーツアクターの方が動いている姿を生で見たら、すごくカッコよくて。「これになれるんだ」と感動したし、めちゃめちゃテンションが上がりました。
渡辺:僕は子供の頃から「スーパー戦隊シリーズ」を家族で見ていて、憧れの存在でした。だから初変身の時もワクワクしました。ただ変身シーンは、変身前と変身後で分けて撮影するので、変身シーンを撮った後も僕自身はまだそのままで。カットの声が聴こえても「まだ終わってない、まだ終わってない」と自分に言い聞かせていましたが、嬉しすぎて顔のニヤニヤが止まりませんでした(笑)。
佳久:今回、歴代の「スーパー戦隊シリーズ」作品とは違って、一人ひとり変身の仕方が違うのが特徴の1つですが、ギラだったら王道で、ヤンマだったらちょっとスカす感じですが、カグラギは和をモチーフにしているせいか、変身シーンがすごく長くて。初めて5人一緒に変身した時、みんな変身が終わっているのに僕だけゆっくり変身していて(笑)。周りからクスクス笑い声が聞こえたけど、僕は「変身してますよ」と自分に酔っていたことが思い出深いです(笑)。
渡辺:ちなみに速攻で一番最初に変身が終わったのが僕です(笑)。
――変身後の姿を見て、どんな印象や感想を持たれましたか?
酒井:クワガタオージャーはスーツアクターの伊藤(茂騎)さんが演じてくださっていますが、ギラの持つ二面性の中の悪の部分をうまく表現されていて、本当にすごいなと思いました。そんなクワガタオージャーになれることにも改めて喜びを感じています。
渡辺:トンボオージャーは敵を軽くいなしたり、クールに戦うシーンが多くて、そこはいち男子として憧れます。そして今後の戦闘シーンにサプライズ要素が出てきますので、ぜひ注目していただきたいです。僕はそこも含めてトンボオージャーが好きですし、皆さんにも好きになっていただけるんじゃないかなと思っています。
佳久:カグラギが治めているのが農業の国で和をモチーフにしていることもあって、ハチオージャーの戦い方も歌舞伎をイメージしています。敵のいなし方や決め方が普通のヒーローとは違っていてカッコいいですし、歌舞伎のダイナミックさを堪能してもらえるんじゃないかと思っています。