ステージでレモンスカッシュを飲む!? 新アイドルプロジェクト『レモンスカッシュスコア』戸谷菊之介さん、安田陸矢さんらキャスト陣が登壇した「Chroma7ree デビュー記者会見」レポート【AJ2023】

3月25日（土）・26日（日）に開催されている【AnimeJapan 2023】のBLUE STAGEで、2023年春から始動したアイドルプロジェクト「『レモンスカッシュスコア』スペシャルイベント Chrome 7ree デビュー記者会見」が行われ、結城日向役・戸谷菊之介さん、高松悠生役・安田陸矢さん、相良理央役・永塚拓馬さん、藤堂暁役・白井悠介さん、橘千紘役・石谷春貴さん、麻倉瑛都役・住谷哲栄さん、宝生湊役・土岐隼一さんが登壇しました。

『レモンスカッシュスコア』の舞台は人口のほとんどがアイドルファンであるアイドル戦国時代。アイドルを目指すすべての者が憧れる事務所で研究生アイドルとして活動していた7人に、ある日ついにデビューの話が舞い込んでくるものの、「半年後のデビューライブを満員にできなければ解散」という厳しい条件を突きつけられ……。

本作のキャラクターデザイン（原案）は『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』やVTuberプロジェクト「Café and Bar Dante's Peak」などを手がける一為（Kazui）さん、楽曲はHoneyWorks、ゆうゆさん、ドラマのシナリオは「仮面ライダーセイバー」の脚本などを手がける内田裕基さんが担当しています。

本記事では「『レモンスカッシュスコア』スペシャルイベント Chrome 7ree デビュー記者会見」の模様をお届け。記者会見で発表された内容とは……？

レモンスカッシュスコア

『レモンスカッシュスコア』は、ドラマと音楽を融合させたアイドルプロジェクト。こちらでは、『レモンスカッシュスコア』のあらすじ、キャスト声優、オススメ記事をご紹介！

個性豊かなキャラクターを紹介

「Chroma7ree」の7人がお揃いの黒いパーカーにキャラのバッチをつけて登壇。白井さんがMCとして挨拶すると「硬いな〜！」とツッコミが入るなど、序盤から和気あいあいとした雰囲気で進行していきます。

まずはそれぞれキャラクターを紹介。戸谷菊之介さんが演じる結城日向は、明るくて常に前向きなポジティブ少年。「一言でいうと太陽のような存在。みんなを自然と引っ張っていくような少年です」と伝えました。

日向の親友でもある高松悠生を演じるのは安田陸矢さん。何でもそつなくこなすハイスペック男子で「やることなすこと様になってしまうクールな男の子」。安田さんのハイスペックなエピソードとして、戸谷さんが「すごく料理が上手なんですよ」と自宅に遊びに来たときに魯肉飯（ルーローハン）を作ってくれたことを披露し、想像以上に凝った料理にキャスト陣からは驚きの声が上がりました。

永塚拓馬さんが演じる相良理央は、ファンに『天使』と称される完璧なアイドル。しかしその本性は腹黒の小悪魔で、人にも自分にも厳しいストイックアイドルです。そうした「ギャップが魅力的な男の子」だと語りました。

グループのリーダーで個性たっぷりのメンバーに振り回される皆のお父さん的存在・橘千紘。石谷春貴さんは「僕とは違ってすごくできる男なんですよ」と伝えると、キャスト陣からは「いやいや」の声が。まとめ役である彼がアイドルとしてどう活躍していくのか注目して欲しいと伝えました。

　
住谷哲栄さんが演じる麻倉瑛都は、グループ最年少で皆に可愛がられている末っ子ポジション。一言で表すとしたら「でっかい犬」とのこと。人懐っこいムードメイカーながら、幼い頃から子役として活動していたため、怖い者知らずなメンタルおばけの一面も持ち合わせています。

土岐隼一さん演じる宝生湊は、口数が少なく眠そうでやる気が見えない無気力系男子。しかし、芯は強いと土岐さん。「ぽわぽわっとしながらも、自分を持っている男の子です。よくまわりから怒られてますね」と笑みを浮かべました。

白井悠介さん演じる藤堂暁はグループの最年長、明るく穏やかで皆に好かれるお兄ちゃん。面倒見の良いポジションで「みんなを明るく引っ張っていくキャラクターです」と紹介しました。

以上7人によるChroma7ree（クロマリー）。客席ではそれぞれのイメージカラーに合わせてペンライトが振られ、キャスト陣が反応する一幕も。

アイドルとしてこれからどんどんと成長していきそうな予感をさせつつ、「半年後のデビューライブを満員にできなければ解散」という条件が……。そこで白井さんが「ぶっちゃけキャパ10人の会場でやったらいけるんじゃない？」と会場の笑いを誘います。

しかし、デビューライブ、そしてアイドル活動に欠かせないものといえば……やっぱり曲！　ということで、Chroma7reeの記念すべき1曲目「HONEY FLOWER」をPVと共に初公開！

　
甘酸っぱく爽やかで、まさにレモンスカッシュのようにフレッシュなナンバーはHoneyWorksが制作したもので、まさにChroma7reeの雰囲気にピッタリ。モニターに流れるPVを見ながら身体を揺らすキャスト。

土岐さんが「めちゃくちゃよくないですか！？」と観客に問いかけると、客席から大きな拍手が沸き起こりました。ライブの構想も膨らみ話に花が咲きます。まだリアルライブの予定は発表されていませんが「いずれは、ね」と顔を合わせました。

そして「HONEY FLOWER」が収録された第一弾シングルCD『レモンスカッシュスコア』Vol.1が5/24（水）にリリースされることも発表され、ジャケット写真も公開に。会場が喜びに包まれます。

アイドルだからこそ、爽やかなスマイルをキープ!?

さらにもうひとつ、アイドルに欠かせないものは爽やかな笑顔、ということで……？

ここで皆さんにレモンスカッシュが配られます。実は、美味しいレモンスカッシュのなかに、ひとつだけ「めちゃくちゃ酸っぱいレモンスカッシュ」が……。酸っぱいレモンスカッシュを飲んでも爽やかなスマイルをキープすることはできるのでしょうか？

ちなみに、白井さんはMC担当のため参加せず「そういうのが一番得意な人がなんでMCやってるの？」とツッコミが入っていました。

そして一斉にレモンスカッシュを飲み、次々にその美味しさを笑顔で伝えていきますが……住谷さんだけなんだか様子がおかしいような？　拍手でアンケートを取ると客席のほとんどの人が住谷さんと予想。

　
正解は……皆さんの予想が大当たり！　直後「いや、これは本当にやばいですよ！」と叫んだ住谷さん。試しに土岐さんが一口飲むと「うっ」となった様子で、そのコップは白井さんの元へ。しかし白井さんは「ちょうど良い」と真顔で一気に飲みほしていました。

そうして、あっという間にエンディングの時間に。一人ずつ感謝の気持ちを伝え、最後に戸谷さんが「これから7人がどうなっていくのか、甘いだけなのか、哲栄くんが飲んだレモンスカッシュのように酸っぱい部分もあるのか、注目していただけたらと思います！」とメッセージ。

記者会見らしく最後は全員で「宜しくお願いします！」と挨拶すると、観客からエールが送られました。

本日発表になった「HONEY FLOWER」と、ゆうゆさん制作による「We wanna Dive!」が収録された『レモンスカッシュスコア』Vol.1は5/24（水）発売。オフィシャルYouTubeチャンネルではChroma7reeはじまりの物語となるEpisode.0や、『レモンスカッシュスコア』Vol.1に収録されるドラマトラック：Episode.1試聴動画、Chroma7reeの日常を描く【Short Episode】が公開されています。

http://youtube.com/@lemosqua

彼らの今後の活動を楽しみにしていてくださいね！

　
[取材・文／逆井マリ]