この記事をかいた人
- タイラ
- 99年生まれ、沖縄県出身。コロナ禍で大学に通えない間「100日間毎日映画レビュー」を個人ブログで行いライターに。
週刊少年ジャンプにて連載されていた鬼才・藤本タツキ先生による人気コミック『チェンソーマン』。
2022年7月12日(水)より「ジャンプ+」にて読者待望の『チェンソーマン』第2部の連載がスタートしました。
ファン全員で、『チェンソーマン』の世界を共に楽しむべく、本稿では第124話「スープ」の最速レビュー・振り返りを行います!
なんとか悪魔に応戦するアサとヨルですが、また新しいのが……。
深い闇に落ちていくアサに気づいたヨルは、体を奪い、すんでのところで生き残る。
なんとか落下の悪魔から逃げようとするヨルだが、トラウマを掘り起こされたアサは誰も信じることが出来なくなり、再び落下してしまう。
そして、新たな悪魔がやってくる。
「#チェンソーマン 第二部」
— チェンソーマン【公式】 (@CHAINSAWMAN_PR) March 28, 2023
ジャンプ+にて本日は最新第124話が配信されました!
▼「チェンソーマン」第124話はこちらからhttps://t.co/vf98tlKI5b
ネガティブになった人間をどん底まで落とし、命を奪ってしまう落下の悪魔。123話「前菜」が公開後、Twitterなどを中心に落下の悪魔のファンアートがこぞって投稿される人気ぶりを見せていました。
今週のエピソードでは、彼女の能力に翻弄されるアサとヨルが中心に描かれました。ヨルはアサの爪でナイフを作り、体を傷つける事によって、不安や恐怖をとりあえず痛みで誤魔化し逃げようとしていましたね。
バトル作品だとこのようなシンプル・イズ・ベストな選択肢が、最強クラスの能力を無効化してしまう事よくありますよね。思考を読む能力者の前では、何も考えなかったり、砂男を血塗れた拳で殴る、脱力しすぎて打撃が効かなければ体毛を引き抜き、反射神経で一瞬硬直した瞬間に殴る、臭い的には鼻がないキャラクターが戦うなどなど、「なるほど!その手があったか!」的な解決法、好きです。
状況が変わったかと思いきや、どんどんネガティブになるアサは、ある意味素直になって「誰も信じたくない」とふさぎ込んでしまい、落下の悪魔の能力に抵抗できなくなってしまいました。
そして、謎の悪魔がやってきます。
123話にて、あのビジュアルが最高な悪魔が「落下の悪魔」と名乗った際、読者はこんな考察をしていました。
それは、「悪魔もう一体いる説」です。筆者も前回の記事で、落下の悪魔がいわば前菜で、考察の大本命であった「死の悪魔」が別でやってくるのではないか?と少し触れましたが、それが現実になったも知れません。
人間を調理した落下が料理を持って向かった場所は、巨大な芋虫の様な悪魔が佇む異空間。
これまた、パロディ味のある不自然なドアを開けると、無数のドアと丁寧に前掛けをした悪魔が人間を貪り食っている空間が描かれていました。この悪魔は一体何なんだ……。
125「メイン」(予想)が楽しみですね。
99年生まれ、沖縄県出身。コロナ禍で大学に通えなかったので、「100日間毎日映画レビュー」を個人ブログで行い、ライターに舵をきりました。面白いコンテンツを発掘して、壁に向かってプレゼンするか記事にしています。アニメ、お笑い、音楽、格闘ゲーム、読書など余暇を楽しませてくれるエンタメや可愛い女の子の絵が好きです。なんでもやります!