ソニーミュージックが贈る多次元アイドルプロジェクト『UniteUp!』 彗星のごとく現れたPROTOSTARが「星瞬My wish! EP」リリース! メンバーのキセキを音楽でも感じないと!
ソニーミュージックが贈る多次元アイドルプロジェクト『UniteUp!』。1月7日23時30分よりTOKYO MX他にてアニメ本編が放送中の他、UniteUp!の公式YouTubeチャンネルではさまざまなアーティストによる楽曲が展開されています。
本作は『ぼっち・ざ・ろっく!』『その着せ替え人形は恋をする』などの話題作でおなじみのCloverWorksがアニプレックスと共に、アニメーション制作・キャラクター開発を手掛け、ソニー・ミュージックレーベルズの各社が音楽制作を担当。グループの垣根を超え、精鋭クリエイターたちが『UniteUp!』を“良いものを届けたい”という気概のもと、本作を作っていることが伝わってきます。それは本作の『UniteUp!』のキャラクターたちにも言えること。
本作で若手アイドルを演じているのはフレッシュな面々ばかりで、舞台俳優に若手声優と、出自もバラバラです。そして、それぞれが属するグループの垣根を超えて、仲間と共に自らの目標に向かって走っています。二次元と三次元を超えた“多次元アイドル”というのもポイントで、2023年7月には初のライブ「sMiLea LIVE -Unite with You-」が決定しています。
アニメイトタイムズでは『UniteUp!』にまつわるさまざまな企画をお届けしてきましたが、ついに!アニメーション『UniteUp!』が佳境を迎え、PROTOSTARが成長していった今、彼らの1stEP「星瞬My wish! EP」がリリースされます。
4月19日(水)に「星瞬My wish! EP」が発売されることを記念して、アニメイトタイムズではPROTOSTARのキセキを振り返ります。
PROTOSTARとは?
“生まれたばかりの星たち”の意味を持つPROTOSTARは、アニメーション『UniteUp!』の主人公・清瀬 明良が所属する歌い手3人組アイドルグループです。アニメイトタイムズでのインタビューを交えながら、メンバーを紹介します。
清瀬明良(CV:戸谷菊之介)
歌うことが大好きな高校生。彼の歌は歌い手“KIKUNOYU”(自身の実家の銭湯の店名が由来)として動画配信サイトに公開されていました。その歌声を聴いた芸能事務所“sMiLeaプロダクション”にスカウトされたものの(「#1アイドルしないと」)、当初はアイドルになることに葛藤を持っていた明良。しかしPROTOSTARの仲間である万里・千紘との交流などにより心を固めました。
明良を演じる戸谷菊之介さんは2017年10月、ソニー・ミュージックアーティスツが主催するオーディション「第6回アニストテレス」にて特別賞を受賞したことをきっかけに声優として活躍。2022年にはテレビアニメ『チェンソーマン』のデンジ役で初主演を演じています。野球が好きだったり、動画を投稿されていたりと、明良との共通点も多い戸谷さん。明良を演じるにあたっての気持ちを以下のように語っています。
「明良は過去の経験から「みんなに迷惑をかけるかもしれない」とアイドルになることをためらっていて、自分は目標がなく中途半端だという劣等感のようなもの、歌以外のことが上手くできないもどかしさなど様々なコンプレックスがある子でした。ですが、明良は腐ることなく最後まで頑張る真っ直ぐさがある人間なので、そういった芯の部分をしっかり持って演じました」
一方、歌い手“KIKUNOYU”としてはオリジナル曲「いいの」、作中作『クロスファイヤー』オープニング曲「吠えろ!クロスファイヤー」の他、「ハレハレヤ」(羽生まゐご)、「サラマンダー」(DECO*27)を“歌ってみた”でカバー。リズミカルなメロディと哀愁が漂う“言葉”、唯一無二の無垢な歌声が一体となった“歌ってみた”が話題を呼び、日本のみならず海外のファンからも熱いコメントが寄せられてます。「吠えろ!クロスファイヤー」の劇中オリジナル楽曲をFLOWのKEIGOさんとKOHSHIさんが歌唱していることでも話題を呼びました。
「完全に戸谷菊之介として自由に考えて歌っていました。「ハレハレヤ」はどういう状況かを一つ一つ想像し歌っていましたし、「吠えろ!クロスファイヤー」はただただ楽しい!という気持ちを込めて気持ちよく歌っていました。PROTOSTARの曲は思い切り輝きたいというキラキラした気持ちを大切に歌っています!」
Twitterアカウント
清瀬明良:@Akira_sMiLea
KIKUNOYU:@KIKUNOYU_info
直江万里(CV:山口諒太郎)
歌い手“EVAN”としての顔も持つ万里は、人懐っこく明るい性格でアイドルや歌い手が大好き。すずと会ったときも「あのすず!?」と驚きの声を上げています(一方のすずは「あの王子様キャラの……」と冷静な対応でしたが)。また、KIKUNOYUの楽曲も聴いており、コメントも残していたんだとか。ただ「女の子の顔みたい」と言われたことをきっかけに、自身の顔にコンプレックスを持つように。そのため「#2歌ってみないと」ではマスク&サングラス姿で登場していますが、その正体は「ただのイケメン」(by千紘)。ふたりの言葉に自信を持つことができ、顔を出す決心をしました。
万里を演じる声優・山口諒太郎さんは戸谷さんと同じ24歳。2015年ソニー・ミュージック アーティスツ主催の声優オーディション「第4回アニストテレス」ファイナリストに選出されたことをきっかけに活動をはじめ『フットサルボーイズ!!!!!』ではメインキャストの幸永椿貴役を演じています。山口さんは万里にシンパシーを感じると言います。
「とにかく犬っぽく!というのを意識して臨みました。大好きなものに対しては全身で大好きを表現する子なので、めっちゃシッポを振ってるゴールデンレトリバーみたいな感じかなって。僕自身も万里と同じくアイドル好きで、今回のこの企画でアイドルを目指して本格的に歌やダンスのレッスンをしていて、万里の状況と自分の状況がめちゃめちゃシンクロしていたので意識せずとも無意識にお芝居に気持ちが乗っていたかなと思います」
歌い手・EVANとPROTOSTARとの歌い分けは苦戦したそう。EVANとしてはオリジナル曲「Partition」の他、Aimer「カタオモイ」、Uru「プロローグ」など女性アーティストの曲を甘い歌声でカバーしています。
「グループで歌うときは3人で歌うパートの混ざり具合をすごく意識しました。EVANで歌っていた時に入れていた歌の癖を3人の時は減らしたりとか。PROTOSTARとしての曲という意識は常に持ちながら、けどソロパートの時はEVANをちょっと出してといった感じで歌い分けてました」
Twitterアカウント:
直江万里:@Banri_sMiLea
EVAN:@EVAN_0309
五十鈴川千紘(いすずがわちひろ/CV:平井亜門)
歌い手“すず”であり、グループ最年少ながらクールでしっかり者。常に冷静沈着である彼はPROTOSTARの陰の立役者とも言えるのではないでしょうか。実は有名な日本舞踊の家元の長男でもあります(「#7向き合わないと」)。千紘を演じる平井亜門さんは役者/モデル/シンガーソングライターとマルチに活躍されている27歳。最年少の千紘を演じるにあたり、意識されたことは……。
「千紘くんは15歳なんで自分よりずっと年下の男の子なんです。だから普段自分が話している時よりキーを上げて声を出していました。あと、しっかり者なキャラクターを感じていただけるように言葉尻をピシャリと止めることを意識していました」
すずとしてはオリジナル曲「ゆめゆくの」の他、松任谷由実「春よ、来い」と、フジファブリック「若者のすべて」をカバーしています。まっすぐな芯のある歌声が印象的です。
「カバーの2曲はどちらも元々好きで聞いていた楽曲だったので覚える作業も要らず気持ち良く歌うことができました。PROTOSTARの楽曲はとにかくキラキラアイドル感と透明感を意識して歌っていました。線の細い声で高い音を出すのに苦労しました」
Twitterアカウント:
五十鈴川千紘:@Chihiro_sMiLea
すず:@suzu_be1116
それぞれが顔を出さず自身の歌を動画サイトで公開し活動していた3人(明良の場合は「自分の知らないところで公開されていた」が正しいのですが)。sMiLeaプロダクションで出会った3人は、PROTOSTARとして、デビューに向けて活動を始めていきました。
同じ事務所の所属アイドル”LEGIT”、”JAXX/JAXX”に刺激を受けながら、さまざまな苦難を乗り越えお披露目ライブを成功。さらにsMiLeaプロダクション初の合同ライブが決定(#10選ばないと)。PROTOSTARは初の有観客ライブに心を踊らせていましたが、あるトラブルが起こり……。その続きは、ぜひアニメーション『UniteUp!』をご覧ください。