5人の個性が溢れた「パジャマパーティー」。2年目も住人さんに笑顔でただいまと言ってもらえるように――「日々荘3号館~パジャマで集まらNight!!!~」相川奏多さん、橘美來さん、夏目ここなさん、日向もかさん、宮沢小春さんアフターインタビュー
1年を経てそれぞれの個性が見えた朗読劇
――朗読劇では、パジャマパーティーをコンセプトに展開していました。小声で山手線ゲームをするくだりではウィスパーボイスにも挑戦していましたが、感想をお聞かせください。
相川:ウィスパーボイスに関して言えば、リハーサルしているときに、「果たしてこれは面白くできているのだろうか」と正直思っていて。マイクを通して自分の声を聞くこともできなかったので、ちゃんと客席では聞こえているのかなっていう不安が拭えなかったんです。
いざ始まると住人さんが笑顔を見せてくれたので、「もう安心!」「良かった〜!」と心から思うことができました。いつもとはかなり違う試みに挑戦してみましたが、住人さんが声を出して笑ってくださったので挑戦して良かったです。
――声出しも解禁になりましたし、リアクションがあるのは嬉しいですね。
日向:今回の朗読劇では、役を演じるというより日常的な私たちを見せる場だったので、久しぶりに素の自分を出せたのも嬉しかったですね。特に小春が古いネタを持ち込んでくれて(笑)。
――「よっこいしょういち」とかありましたね(笑)。
宮沢:奏多が女子高生最後の朗読劇だったので、“高校生あるある”を織り交ぜた内容でしたが、ついひと昔前のネタを入れてしまいました(笑)。メンバーには馴染みなかったんですけど、住人さんには刺さる方もいるネタだったんじゃないかな……?
日向:そうだね(笑)。各メンバーがボケたりツッコんだりする朗読ができたのは、1年を経てそれぞれの個性が見えてきたからなのかなと思います。
――橘さんはツッコミ役として活躍されました。
橘:普段は素でボケているんですよ。5人でいるときも、友達といるときもすごいツッコまれるんです。なのに……(笑)。
日向:これは実際にあった話なんですけど、イベント前に商品タグを切ろうと美來が奏多に「ハサミ貸して」と言った直後に、「ごめん、ハサミあったわ!」って化粧道具のビューラーを出したんですよ!
一同:(笑)。
橘:だって! 似てませんか!? どっちも銀色で取っ手が2つ付いているから、いつもよく間違えちゃうんです!!
日向:その様子にもう笑いが止まらなくて(笑)。
橘:というエピソードがあるくらい普段はボケなんです。なのに今回はツッコむことが多くて。できていたかは分かりませんが、鋭いツッコミだったり、緩くツッコミをしたりと緩急を付けようと思いながら演じさせていただきました。
あと劇中に出てきた“高校生あるある”に私はあまり当てはまらなかったんですよね。むしろ「たまごっち」の方が共感できました。幼稚園の頃にはお姉ちゃんが段ボールで「たまごっち」を作ってくれて、それを使って友達と遊んでいたのを思い出したなぁ。
日向:段ボールで遊んでたのね(笑)。私も「Tamagotchi iD」で遊んでたな~
宮沢:私はピンク色を持ってたよ!
相川&夏目:……。
相川:待って! 私・ここなと3人の間でジェネレーションギャップが発生してるよ!
橘:たまごっち持ってない!?
相川:持ってなかった。
橘:えー!
――そもそも相川さんと夏目さんは、たまごっちの何かしらの実機を見たことも……?
相川&夏目:ないです。
橘:ジェネレーションギャップがすごい! あと今回のセリフは全部もかの後だったんですけど、とてもやりにくかったです(笑)。もかが面白いから私も笑っちゃって、そのまま朗読してしまったのは反省ですね。今後の朗読劇では笑ってしまうのを注意したいです。
日向:実は私も美來を笑わせる勢いで頑張ろうって思っていました。
橘:順番は決まっていたので、ツボらないようにしていたのですが……。
日向:笑いを堪えているのが目に見えてわかったので、さらに気合いを入れさせてもらいました(笑)。
橘:ゲラの克服を頑張ります!
――夏目さんは食べ物のセリフが多かったですね。
夏目:セリフには「萩の月」などの私が好きな食べ物や飲み物をピックアップしてもらえたので嬉しかったです。あとスターバックスの長い注文を一気に言えて良かったです!(笑)