5人の個性が溢れた「パジャマパーティー」。2年目も住人さんに笑顔でただいまと言ってもらえるように――「日々荘3号館~パジャマで集まらNight!!!~」相川奏多さん、橘美來さん、夏目ここなさん、日向もかさん、宮沢小春さんアフターインタビュー
2017年に開催された「第3回ミュージックレインスーパー声優オーディション」で合格した、相川奏多さん、橘美來さん、夏目ここなさん、日向もかさん、宮沢小春さんからなる「ミュージックレイン3期生」。
そんな彼女らが出演するイベント「LAWSON presents トーク&バラエティイベント 日々荘3号館~パジャマで集まらNight!!!~」が、2023年3月28日(火)、3月29日(水)に⼀般財団法⼈全電通労働会館 多⽬的ホールにて開催されました。
アニメイトタイムズではイベント終了後の5人にインタビューを実施! パジャマ衣装のこだわりポイントやささやき声の演技にも挑戦した朗読劇、白熱した「パジャマでたたいてかぶらNight!!!など、イベントを振り返ったお話をたっぷり伺いました。
パジャマでリラックス全開!? 住人のみなさんとの声出しコミュニケーションを楽しめたパジャマパーティー
――初となる2日間開催、お疲れ様でした! まずは今回の日々荘を終えた感想をお聞かせください。
相川奏多さん(以下、相川):今回の日々荘は初めての平日開催だったので、チケット販売前は住人さん(ファンの愛称)が集まるかなって不安が大きかったんです。でも、こはちゃんの誕生日が2日目(3月29日)ということもあり、たくさんの方々にお越しいただいて嬉しく思いました。
また、今回は初めての会場(全電通労働会館)だったのですが、住人さんとの距離が今までで一番近く、たくさん交流することができて楽しかったです。
橘美來さん(以下、橘):スーツ姿の住人さんをお見かけして、疲れた仕事終わりにも関わらず、日々荘に帰ってきてくれるなんて!と感激してしまいました。あと人が多すぎて、思わず平日ということ忘れていましたね(笑)。 イベントではパジャマを着ていることもあって、リラックスしていて……というか、ほぼ素でした(笑)。今までで一番リラックスできて素の自分を出せたんじゃないかなと思います。
日向もかさん(以下、日向):確かにスーツで仕事帰りにそのまま足を運んでくれた方がたくさんいて、感謝の気持ちでいっぱいです。 エゴサしてみると「疲れがふき飛んだよ」という声も見かけたので、住人さんの疲れを癒すことができて良かったです。今回はゲームコーナーが多く、あっという間に時間が過ぎていきました。
夏目ここなさん(以下、夏目):今回は声出しが解禁になったので、ゲームコーナーでは住人さんの熱量がすごかったです。コール&レスポンスの圧が物凄くて、途中で負けそうになりましたが(笑)、最後まで負けずに楽しめたと思います。
宮沢小春さん(以下、宮沢):平日かつ年度末というすごく忙しい時期に集まってくださって、本当にありがたいです。イベントはどちらも夜にパジャマを着て開催したこともあって、リラックスして挑めたと思います。前回(一富士二鷹3号館)では、「ニュースキルを手にいれよう(仮)」で皿回しがあったので心臓がバクバクでしたが(笑)、今回はのびのびと楽しむことができました。
あと、個人的には、誕生日をお祝いしていただいて、ウルッときてしまいましたね。
――宮沢さんにとって大きなサプライズでしたね。
宮沢:はい! 当日もお話しましたが、あんなにたくさんの人におめでとうって言っていただく機会は今までなかったんです。すごく貴重で贅沢な時間を過ごさせていただいたと感謝しています。
――皆さんがおっしゃるように今回のイベントは前回から会場が変わって、住人さんとの距離がかなり近く感じました。リハーサルの時と本番で住人さんが入っている時ではステージから見える景色は違いますか?
一同:違います(笑)。
日向:イベントが始まる前は、ここなと「客席の住人さんと手が繋げちゃう距離じゃない!?」と冗談を言っていたんですけど、いざ本番のステージに上がると本当に近すぎて(笑)。
改めて距離が近いと私はお客さんの顔が見られないんだなって気づきました。なんだか緊張しちゃって。会場が明るくなると、一番後ろの住人さんの顔まで良く見えたので、できるだけその方を見るようにしていました(笑)。
相川:普段のイベントでは考えられない距離感だったので、そこまで緊張するほどではないんですけど、目を合わせるのが恥ずかしい気持ちはありました。お母さんに見守られているような気持ちになっちゃって(笑)。
日向:見られている感がすごかったよね。
相川:そう! なので緊張というより、今まで感じたことのない恥ずかしさを感じました。
――その近さを活かして、橘さんがファンサービスをされていましたね。
橘:(笑)。
相川:あと(「パジャマでたたいてかぶらNight!!!」では)客席に枕を落としていたね(笑)。
橘:本当にすみません(笑)。私自身も他のメンバーも、いつか絶対にやらかすと思っていたんじゃないかな……。言い訳じゃないんですけど、あの枕は意外と手が滑るんですよね。
日向:でも、落とした枕も住人さんがすぐに届けてくれたよね。
橘:その節は本当にありがとうございました……!
――(笑)。今回は2日間で別々のパジャマを着られましたが、それぞれのポイントをお聞かせください。
日向:1日目は、モコモコのパジャマで統一しようという話を事前にしていて、2日目は、それぞれの個性が出たパジャマを選ばせていただきました。住人さんにパジャマ姿を見せる機会はなかなかないので新鮮でした。
私は冬場でも半袖で寝るような暑がりなので、1日目はとても暑くて今すぐ脱ぎたいくらいで。2日目はそれを考慮して半袖の衣装にしたのですが、いろいろと白熱してしまったので1日目よりも汗を流したかもしれません(笑)。
こだわりポイントとしては、2日目のティラノサウルスのパジャマでしょうか。 最近、ティラノサウルスを見ると、「巨大なトカゲで可愛い!」と思うようになっていることもあり、今回のパジャマに一目惚れして選んだのですが、とても着心地の良い生地でお気に入りです!
――宮沢さんは両日とも長袖で登場されていましたね。
宮沢:もかが言ったように1日目はモコモコ合わせだったので、ハート柄のパジャマを選びました。普段はあまり着たことがないパジャマだったので新鮮でしたね。
2日目はもかとここなが(パジャマのチョイスで)遊ぶと聞いていたので、「ザ・パジャマ」みたいなものにしようと探していたんです。そこで舞台映えしそうで、自身のイメージカラーである水色が入ったパジャマを着させてもらいました。
パジャマのこだわりではないんですが、楽屋でメイクセット中のメンバーがパジャマ姿で歩いていて、家にいるような雰囲気で(笑)。
――舞台裏でも日々荘ならではのシェアハウス感があったのですね。
宮沢:そうですね。ホームパーティーをするような感覚がありました。
――夏目さんはいかがでしょう?
夏目:1日目の衣装は、自分が着ていたパジャマを家から持ってきたんです。元々はTwitterに載せる写真用として買ったパジャマだったんですけど、気に入って普段から着るようになって。今回のテーマにピッタリだと思って、ヒョウ柄のクマパジャマを持ってきました。
日向:あれ熊だったんだ。
相川:結局ヒョウとクマどっちなの(笑)。
――2日目の衣装もインパクトが強かったですね。
夏目:ルイージのパジャマですね(笑)。マリオ関連のゲームでは必ずルイージを使うようにしているのと、私のイメージカラーである緑色もあって選びました。お気に入りポイントとして、チャックの部分が1UPキノコになっていて可愛いんです! 肌ざわりがとてもいいので、春ぐらいに着ようかなと思って今からワクワクしています。
――相川さんのパジャマにもイメージカラーが入っていましたね。
相川:そうですね。1日目はクマちゃんモチーフのモコモコパジャマを着たんですが、気付けば自分のイメージカラーである赤が入っていました。 普段はこういうパジャマはメインでは着ないんですよね。それこそ、こはちゃんにもらった日々荘で飾っている猫耳パーカーを羽織るぐらいで。でも改めて着てみるとモコモコ素材もいいなと目覚めそうになりました。
2日目は、カッコいい黒のサテン系パジャマを着られて嬉しかったです。私が黒色を好きだとご存知の方は多いと思うんですけど、住人さんの前に黒コーデで登場するのは何気に初めてだったんですよね。お見せできてすごく気分が良かったですし、とても気に入ったので、今年はこのパジャマを着倒そうと思います(笑)。
夏目:スリッパも黒だったしね。
相川:美來が去年の誕生日にくれたもので、厚底で身長が盛れるスリッパを履いていました。
――橘さんは、両日ともコンセプトが統一されたパジャマでしたね。
橘:普段から動物のグッズを集める趣味があって、パジャマも動物に関するものにさせてもらいました。1日目のステージにはパジャマや体に忍ばせた12体のパンダと、ステージセットに私が作った1体のパンダ、合計13体が日々荘にいたんです。パンダにいっぱい囲まれた空間でとても幸せでした。
2日目はサメのパジャマだったんですけど、ヒレがついていてすごい可愛かったんですよね。あのスリッパは手が動くんですよ!
――皆さん驚かれていました。スリッパはアザラシでしたよね?
橘:新しいアザラシです! サメにしたかったのですが売り切れてしまって……。海の生き物シリーズということで、アザラシにしました(笑)。