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春アニメ『ワールドダイスター』第4話先行カット&石見舞菜香らインタビュー掲載

春アニメ『ワールドダイスター』第4話「いまはむかし」先行カット公開|石見舞菜香さん、長谷川育美さん、天城サリーさんインタビュー到着

2023年4月9日(日)より放送中の春アニメ『ワールドダイスター』。その第4話「いまはむかし」より、あらすじ&先行場面カットが公開されました。

また、公式インタビュー企画第2弾として、石見舞菜香さん(鳳ここな役)、長谷川育美(静香役)さん、天城サリー(カトリナ・グリーベル役)さんのクロストークが到着しています。

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ワールドダイスター
20世紀、輝かしい演じ手「ダイスター」の出現によって、演劇は世界規模の大ブームとなり、数多の役者たちは「ダイスター」を目指し、その頂点たる「ワールドダイスター」となることを夢見ていた。鳳ここな、16歳。彼女もまた「ワールドダイスター」になる夢を追い、憧れの劇団「シリウス」の入団オーディションに挑もうとする。ここなはそこで目の当たりにする。きらめく才能の持ち主たちを。舞台に懸ける覚悟と情熱を。そして、自身に秘められた“センス”を。光溢れる舞台の上で、夢と輝きに満ちた物語が、いま始まる――。舞台で輝く、私だけの光(ルビ:センス)作品名ワールドダイスター放送形態TVアニメスケジュール2023年4月9日(日)〜2023年6月25日(日)TOKYOMXほか話数全12話キャスト鳳ここな:石見舞菜香静香:長谷川育美カトリナ・グリーベル:天城サリー新妻八恵:長縄まりあ柳場ぱんだ:大空直美流石知冴:佐々木李子柊望有:森なな子千寿暦:鳥部万里子ラモーナ・ウォルフ:田中美海千寿いろは:岡咲美保白丸美兎:近藤玲奈連尺野初魅:葵井歌菜舎人仁花子:斉藤朱夏スタッフ原作:Siriusストーリー原案:タカヒロキャラクター原案:MikaPikazo監督:木野目優シリーズ構成:中西やすひろ...

 

第4話「いまはむかし」

あらすじ

シリウスの『竹取物語』公演は、新人のお披露目も含めて大成功を収めた。しりうす湯では入寮歓迎会が開催されることになり、ここなとカトリナは「新人が一品、手料理を振る舞う」という謎の伝統にならって買い出しに行くことに。

一方、ここな以外からも姿が見えるようになった静香は寮に残り、ぱんだたちから質問攻めに。“センス”についてよくわかっていないここなと静香だが、それぞれ2人が出会ったきっかけを語り始める。

 

公式インタビュー企画第2弾が公開

──まず『ワールドダイスター』の企画について、どのような印象をお持ちになりましたか?

石見:演劇に関する物語ということで、「これは楽しそう」と感じたのが第一印象です。オーディションにも劇中劇のセリフがありまして、「キャラクターは気にせずに、舞台のようにお願いします」と言われたのも驚きました。

それもあって「この作品は自分自身のスキルアップにつながるかもしれない」と感じました。

長谷川:キャラクターとしての側面を意識することに加え、劇中劇の「役」という部分をきっちりと踏まえている作品ということは、オーディションのときから感じていました。舞菜香ちゃんが言うとおり、「これは役者として絶対やりがいのある作品になる!」と思ったんです。

天城:オーディションのお話をいただいたのは、ちょうど事務所に入って4年目でした。アメリカから日本へ来る時に、両親から「4年で夢を叶えられなかったら、戻ってきなさい」と言われていまして……。そこで「ワールドダイスター」と出会い、演技も歌も大好きな私としては、やりたいことが全部詰まっている作品と感じたんです。

オーディションには、「この作品で受からなかったら辞めます」という決意を、親友や信頼できる事務所のスタッフさんに伝えて臨みました。それほどの大きな気持ちで受けたので、受かってよかったと思います。

──みなさんがご担当しているキャラクターの印象をお聞かせください。

石見:最初にここなのキャラクターデザインを拝見したときに、とてもハツラツとして明るい女の子という印象でした。一方で、本編では自分に自信がなく、ちょっとネガティブになる側面も描かれています。

ただ、本編が進むうちに、彼女の中の自信や野心が意外な形として現れていることがわかって驚きました。

長谷川:静香の場合は自信家で勝気な女の子、というキャラクター説明どおりです。それ以上は秘密だらけです(笑)。ただ、最初は「ここなを強引に引っ張っていくタイプなのかな?」と思っていたのですが、ちゃんと彼女の意見を尊重する子でした。

「2人で一緒に目標に向かって進んで行く」という関係が確立されていて、いいコンビだなと感じます。

天城:カトリナは両親もワールドダイスターで、自分も自信家なのかと思いきや、実は弱さを抱えていました。実は天才というよりは、努力家。

強気な発言も「自分を奮い立たせるためなんだ」という部分が見えてくると、本当に愛おしいと感じますね。

──劇中劇ではキャラクターとは違う演技を要求されますが、どのような意識でアフレコには臨まれましたか?

石見:舞台の演技は「客席に声を届けること」を意識する発声なので、アニメとは真逆な部分もあります。たとえばアニメではボソッと呟くシーンでも、舞台芝居では小さなつぶやきでも音圧が必要になります。

そこは何度かトライしながら、形を作っていきました。チャレンジになりました。

長谷川:静香は、第1話の冒頭でいきなりロミオを演じています。あのシーンは舞台ではなく、あくまでここなに演じて見せているだけです。

あのシーンはアニメよりも強めの声量を意識しつつも、「客席に投げかけているわけではない」程度のバランスを意識して、家で何度も練習したことを覚えています。

──「ここなのお手本になる」という意味でも演技力を見せつけなければならないシーンでした。

長谷川:静香の演技で、空気が一変するような雰囲気のシーンでした。第1話の非常に大事なシーンだったので、かなり悩みました。

石見:その前にここなのへたくそなロミオがあったので、「うわーすごい!」と感じられました(笑)。長谷川さんは、最初からスムーズに舞台芝居を演じられていた印象があります。「やっぱりすごいなぁ」と思って、私にとって本当の静香ちゃんのようでした。

長谷川:常にここなが憧れる存在でなければならないわけですからね(笑)。そこは頑張るしかないと。

天城:私がディレクションで言われたのは「少女の声帯は忘れて欲しい」ということですね。たとえば男性役でも、16歳の女の子を残すべきかと思い、少しだけ高めに演じていたのですが、そこで「がっつり男性でお願いします」と。

彼女たちは日常とは切り離されて、天才的な演じ手を目指しているわけですから、声色などもガラリと変えて、まったく違う役を演じるぐらいの意識が必要なんだと感じました。

──第1話で印象的なのは、まずシリウスのオーディションシーンです。いきなり本格的な舞台演技が描かれますね。

天城:最初にカトリナが人魚姫を演じるわけですが、ここで彼女の凄さを見せなければいけないというシーンなので、本当に難しかったですね。

石見:最初は「この作品の劇中劇をどう作るか」ということを模索している状態でしたからね。まず、カトリナのシーンで、その基準が作られたのではないかと思います。

──ここなが演じる役は、急遽王子に変わりました。

石見:劇中劇では性別を超えたお芝居が必要である一方、その中にもキャラクター性を込めなければいけませんから、そこは難しかったです。さらにここなは物語に進むにつれて成長し続けるキャラクターです。当初、「序盤は少しつたない演技でもいいのかな?」と思っていたんです。

でも始まってみたら、第1話からエンジン全開で(笑)。私もアフレコ毎に成長しなければいけないということで、かなり高いハードルでした。

ここなは「高い技術」や「完璧な演技」という方向性のお芝居ではなく、どちらかといえば彼女にしかできない演技を、周囲が特別だと感じるタイプの役者だと思うんです。そこはカトリナと真逆なタイプです。

──続いてシリウスの竹取物語は、キャラクターのごとの演じ方が現れたエピソードになりました。

石見:そうですね。カトリナ、八恵、ここながそれぞれ異なるアプローチでかぐやの演技に取り組んでいるので、私たちが普段受けているオーディションのような面白さがありました。

天城:私自身も竹取物語の内容を知らなかったこともあり、「題材を調べ上げて演技に取り組む」というカトリナと重なる部分がありました。実際に彼女が様々な情報を調べて、自分なりのかぐやを作りあげていったように、私も色々なパターンの竹取物語を学んだんです。

──ここなは八恵に憧れるあまり、彼女をトレースしてしまいます。あのシーンはどのようにアフレコに取り組まれたのですか?

石見:実際に八恵ちゃんの歌を聴きながら、現場のスタッフのみなさんと細部を調整しながら収録しました。でも長縄(まりあ)さんがとても上手で、ビブラートもきれいなんです。私はビブラートができなくて、そこが大きな壁でしたね。他の人の演技に似せてアフレコするのは初めてだったので、貴重な経験になったと思います。

──第3話はカトリナや静香の背景が明らかになり、前半の山場となるエピソードになった印象がありますね。

長谷川:静香は今まではここな相手だけのお芝居でしたが、みんなに見てもらえるようになりましたね。あれだけお芝居が好きな子なので、静香としてもうれしいことだと思うんです。静香がシリウス劇団の中で、どのようにみんなと絡んでいくのか楽しみです。

天城:カトリナは「ここが最後のチャンス」という焦りがありますよね。そこがとても人間らしいと感じました。最大の危機に、ここなと静香に助けてもらったことで、舞台はチームプレイだということに初めて気づいたんでしょう。

自分の弱さも受け入れた人間の成長はすごいと思うので、無事乗り切れてよかったと思いました。

石見:ここなの「カトリナと一緒に演技をしたい」という気持ちが、あのアドリブにつながったのかなと思っています。カトリナの人間味が溢れて、彼女の愛おしさを感じるエピソードだったと思います。

──劇中劇ではロトスコープが使用されて、舞台のリアルな演技が再現されているのも見どころですね。

石見:実際に役者さんが動いていらっしゃる映像を見ながら、アフレコを行うというのも貴重な体験でした。役者さんの声も入っているシーンもあり、 実際に舞台の演技を聞きながら練習ができたので、とても勉強になりました。

長谷川:舞台シーンは役者さんの動きを再現していて、「人の動きをそのまま描く」ということが、本当に大変なことなんだと感じます。また普段の日常シーンはアニメらしい表現方法ということもあり、舞台シーンは「本当に演じているんだなぁ」という印象が強くなります。

──第3話でシリウスの新人公演が終わり、今後の展開も気になるところです。

石見:今後も様々な劇中劇が登場するので、そこに注目していただきたいのはもちろんのこと、シリウスの人たちの関係も素敵に描かれているので、そこも見ていただきたいですね。

時にライバルであり、友人であり……、仲がいいだけではない関係性はとても好きです。

長谷川:第3話まででは、まだ静香を語り尽くせないというのが正直なところです。彼女のもっと深い部分がこれから徐々に明かされて、それは物語の核にもなってくるので……。

静香は放送前から何も説明できないキャラクターだったのですが、まだ明かせない部分がたくさんあります。これは「もう見てください」としか言えません(笑)。

──最後にファンのみなさんへメッセージをお願いします。

天城:まずは第3話までご覧いただきありがとうございます。ここから彼女たちの成長物語は止まることなく、ジェットコースターのように続いて行きます。今後も彼女たちの成長を見守りつつ、楽しんでいただけると嬉しいです。第4話目以降もどうぞよろしくお願いします。

長谷川:TVアニメ『ワールドダイスター』をご覧いただき、ありがとうございます。私自身、アフレコ段階から完成が楽しみで仕方がない作品で、放送前から特番やラジオに出演させていただいたこともあって、気持ちは高まり続けていました。

私が大好きなセリフや、思い入れのあるセリフも、これからたくさん出てきます! ぜひ最終話まで、楽しんで見ていただけるとうれしいです。引き続きよろしくお願いします。

石見:第3話までご覧いただきまして、ありがとうございます。 第1話の段階から見逃せない展開が続いていきますが、私自身も制作中から完成が楽しみでワクワクしていた作品でした。

ここなたちが大きな壁に向き合って、乗り越えて行くプロセスはとても熱い展開の連続です。ぜひ最終回まで、楽しんでいただけたらと思います!

 

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『ワールドダイスター』作品概要

ワールドダイスター

あらすじ

20世紀、輝かしい演じ手「ダイスター」の出現によって、演劇は世界規模の大ブームとなり、数多の役者たちは「ダイスター」を目指し、その頂点たる「ワールドダイスター」となることを夢見ていた。

鳳ここな、16歳。彼女もまた「ワールドダイスター」になる夢を追い、憧れの劇団「シリウス」の入団オーディションに挑もうとする。

ここなはそこで目の当たりにする。

きらめく才能の持ち主たちを。
舞台に懸ける覚悟と情熱を。
そして、自身に秘められた“センス”を。

光溢れる舞台の上で、夢と輝きに満ちた物語が、いま始まる――。
舞台で輝く、私だけの光(ルビ:センス)

キャスト

鳳 ここな:石見舞菜香
静香:長谷川育美
カトリナ・グリーベル:天城サリー
新妻八恵:長縄まりあ
柳場ぱんだ:大空直美
流石知冴:佐々木李子
柊望有:森なな子
千寿暦:鳥部万里子
ラモーナ・ウォルフ:田中美海
千寿いろは:岡咲美保
白丸美兎:近藤玲奈
連尺野初魅:葵井歌菜
舎人仁花子:斉藤朱夏

(C)Sirius/Project WDS
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