アニメ『スプリガン』初スクリーン上映会のイベントレポートが到着! 小林千晃さん、阿座上洋平さん、伊瀬茉莉也さん、細谷佳正さん登壇│声出し解禁で観客とコール&レスポンス
2022年にNetflixシリーズとして配信され、2023年7月7日(金)からは TOKYO MX、メ~テレほかにて地上波初放送となるアニメ『スプリガン』。
このたび、6月17日(土)にTOHOシネマズ 日比谷で開催された、「アニメ『スプリガン』地上波放送記念5.1ch初スクリーン上映会」のイベントレポートが公開されました!
イベントには、小林千晃さん(御神苗優役)、阿座上洋平さん(ジャン・ジャックモンド役)、伊瀬茉莉也さん(染井芳乃役)、細谷佳正さん(暁巌役)が登壇。
地上波放送を前に、熱いトークが繰り広げられた上映会の模様をお届けします。
地上波放送記念5.1ch初スクリーン上映会のイベントレポートが到着
小林千晃さん(御神苗 優役)、阿座上洋平さん(ジャン・ジャックモンド役)、伊瀬茉莉也さん(染井芳乃役)、細谷佳正さん(暁 巌役)が登壇すると、会場に詰めかけた「スプリガン」ファンから大きな拍手が!
更にイベントでの声出しが解禁されたということで、小林さんが「日比谷―‼」と観客に呼びかけるライブさながらのコール&レスポンスも行われ、イベントはスタートから最高の盛り上がりを見せた。
MCから【役柄及び役づくり】について質問されると、小林さんは「常に叫びに近い喋りをしている印象ですし、音響監督から“もっと江戸っ子で!べらんめぇ口調で!”という指示もあったので、それを忘れないように演じていましたね。また朝の現場だったので、朝一から叫ぶのも大変でしたね」と収録を振り返った。
阿座上さんは「ジャンのイメージを粗野で荒っぽいヤンキーに近い感じで作っていったのですが、音響監督から“フランス人らしい気品を持ってくれ”という指示があって、“このセリフで⁉”と戸惑いました(笑)そこのバランス感が難しかったですね。後はライカンスロープになってからの声は“ワー!”って叫んだものを加工してもらってるんですが、オーディションでもマネージャーから“息が続く限りやってみよう!”と言われて20~30秒くらい叫んでその日使い物にならなくなりましたね(笑)大変でしたがやって良かったです」とコメント。
伊瀬さんは原作とアニメでのキャラクターデザインの違いに触れて、「アニメになってデフォルメされた可愛らしさがあって、他のキャラクターと比べて表情もコロコロ変わるので、最初はお芝居もデフォルメちっくな感じが良いかな?と考えていました。ただ、いざマイク前で掛け合いが始まると頭で感がていたものは抜けて自然に芳乃として現場に入れたので、一緒に作りあげていってもらったなという印象ですね。後は女の子のずる賢こさと憎めなさが芳乃の魅力だと思うので、そういう所を出して、女性の方に可愛いな好きだなって思って貰えたらいいなと思って演じていました」と役作りの流れを丁寧に語った。
細谷さんは暁のビジュアルに触れ、「本作の音響監督から別作品でベテランの役者さんがやりそうなオジサンの役を振られて、今回の暁のキャラ絵を見た時に、“今回もか!”と思ったんですが、実は32歳で俺より年下なんだなと(笑)どんな過酷な状況でも戻ってくるリターニングマンという二つ名がある役なのですが、この人は生き残るけど部下は大変なんだろうなと思っていて。部下想いな所はありつつ、それは隠して立ち振る舞うという意識でやっていましたね」と語った。
また収録の多くがコロナ禍での分散収録ではあったものの、複数人で収録出来る機会はあったとのことで、その際のアドリブを思い出し、4人で盛り上がる場面もあった。
また【「スプリガン」のここが好き!】という部分を教えて欲しいという質問に小林さんは、「優が一般人に溶け込んでいる姿が好きですね。常に戦場にいるんだけど、どうにか隠して普通の高校生っぽく演じている所が、切なさもありつつ、数少ない穏やかなシーンでもあります」とコメント。
阿座上さんは「人間の悲しさや苦みが残るお話が多くて、今読んでもこの問題って何も解決していないな、何が正義なんだろうと考えさせられる部分は多いので、それを自分一人で考える時間も作品から得られるものですね」とハードな物語について言及し、伊瀬さんも「骨太なストーリーで、見る時にエネルギーが必要なのかなと構えてしまいがちなんですけど、幅広い世代に知って貰いたいと思って本当に原作が好きな方達がアニメを作っているので、身構えずにキャラクターかっこいいな!アクションすごそうだな!という軽い興味でアニメを見て貰えるといいなと思います。見ている内に止まらなくなって最後まで見続けてしまいますよ!」と語った。
細谷さんは「日本国内で放送するとなると内容もそこに合わせたものになっていくとは思うんですけど、ネットフリックスで全世界公開を考えて作られているので、ワールドワイドな映画の様な雰囲気があります。役者さんも往年の吹き替えスターの方が出ていたり内容も骨太だけど、それをアニメで表現することでそこのお客様も、そして世界の皆さまも取り込んでいけるという部分が魅力だと思います」と本作ならではの座組に触れてコメントし、小林さんも「普段アニメを見ない人からもこれは見ますという声を頂いたので、嬉しいです」と語った。
その後行われた写真撮影では、観客が原作者・皆川亮二氏描き下ろし大判色紙風複製イラストで顔を隠し、御神苗 優になった状態で実施され、最後に小林さんが「劇場で観ると全然違う楽しさがあると思うので、今日が皆さまにとって素敵な思い出になってくれれば幸いです。そして地上波放送でも見て頂いて何度も楽しんで頂きつつ、二期実現を目指して、放送が始まったら布教頂けますと幸いです。今日はありがとうございました!」と7月からの地上波放送スタートに勢いをつけ、イベントは終了しました。
登壇者
アニメ『スプリガン』作品情報
放送情報
TOKYO MX:2023年7月7日(金)25:05〜
メ~テレ:2023年7月8日(土)26:30〜
BS11:2023年7月7日(金)25:30〜
アニマックス:2023年8月5日(土) 20:30~
※放送日時・内容は変更になる可能性がございます
NTRODUCTION
かつてこの地球には、優れた文明が存在した。現代では到底及びもつかない知識や科学力を持っていたという超古代人の遺産が、今もなお世界の各所で人知れず眠っているという。
高速の通信網が世界中を覆い尽くし、衛星のレンズが全ての秘密を暴き立てようとしている今、不可思議な“力”を持つその遺産の発掘・研究に大国の軍部が介入し、その争奪戦を開始した。
そんな中、超古代文明の何者かがプレートに綴った『我々の遺産を悪しき者より守れ 』というメッセージを誠実に受け止め、超古代文明を封印する事を目的に活動する組織があった。
その組織の特殊工作員を…スプリガンと呼ぶ。
90年代に一斉を風靡した伝説的コミックを、2D作画と3DCGを駆使して鮮烈に映像化!
30年の時を超えて新生する、過激なアクションと古代ロマンに満ち溢れた王道冒険活劇を体感せよ!!
STAFF
原作:たかしげ宙、皆川亮二「スプリガン」(小学館「少年サンデーコミックス」刊)
監督:小林 寛
副監督:三宅将平
シリーズ構成・脚本:瀬古浩司
キャラクターデザイン・総作画監督:半田修平
サブキャラクターデザイン・総作画監督:内藤 直
プロダクションデザイン:JNTHED
美術監督:金子雄司
色彩設計:三笠 修・佐々木 梓
CGディレクター:石井規仁
撮影監督:元木洋介・村上展之・鯨井 亮
編集:三嶋章紀
音楽:岩崎太整
音響監督:長崎行男
ミキサー:小原吉男
音響効果:倉橋裕宗・白石唯果
音響制作:ダックスプロダクション
音楽制作:エイベックス・ピクチャーズ
制作:david production
製作:スプリガン Project
CAST
御神苗 優:小林千晃
ジャン・ジャックモンド:阿座上洋平
朧:子安武人
山本所長:浜田賢二
スティーブ・H・フォスター:大塚明夫
メイゼル博士:麻生智久
マーガレット:小林沙苗
染井芳乃:伊瀬茉莉也
山菱理恵:神戸光歩
笹原初穂:河瀬茉希
笹原香穂:渡部紗弓
マリア・クレメンティ中佐:早見沙織
川原鈴子:赤﨑千夏
諸刃功一:成田 剣
ヴィクトル・シュトローフ:乃村健次
マクドガル大佐:村瀬 歩
リトルボーイ:岩田光央
ファットマン:間宮康弘
暁 巌:細谷佳正
ボー・ブランシェ:稲田 徹
ボーマン:菅生隆之
ラリー・マーカスン:竹内良太
ナレーション:増谷康紀
MUSIC
オープニング主題歌:Seeking the Truth feat. YAHZARAH/岩崎太整
エンディング主題歌:Ancient Creations feat. Shing02/岩崎太整