『アリスとテレスのまぼろし工場』中島みゆき さんが初のアニメーション映画書き下ろし楽曲「心音」で主題歌を担当!「岡田麿里様は、中島の絶大なる「推し」です!」
『さよならの朝に約束の花をかざろう』『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』の岡田麿里 監督による最新作、MAPPA初オリジナル劇場アニメーション作品『アリスとテレスのまぼろし工場』が 2023年9月15日(金)より全国公開。
本作の主題歌が、中島みゆき さんの書き下ろし楽曲「心音」に決定。初めてアニメーション映画の楽曲を書き下ろした中島さんと、そんな中島さんが“絶大なる「推し」”だと語る岡田麿里監督のコメントが到着しました。
中島みゆき初のアニメーション映画書き下ろし楽曲!主題歌が「心音」に決定!
中島みゆき コメント
ゲームもアニメもさっぱりわからない中島に、御注文をくださるとは、なんでなの?と謎な気持ちで、届いた台本をおそるおそる読み始め、最後まで読み終わらないうちに、どっぷり、岡田麿里様のしもべとなっておりました。
岡田麿里様は、中島の絶大なる「推し」です!
スタジオで初めて岡田麿里様にお目にかかった日は、ただもう中島は物陰から、じぃっとお姿を拝見するばかり。
一瞬だけ駆け寄って「この台本、好きです!」と言うのが精一杯でした。まるで中学生の片想いレベルです。
岡田麿里 コメント
『アリスとテレスのまぼろし工場』の主題歌が完成したとご連絡があり、スタジオにお伺いしました。
期待で前夜は眠れなかったうえに、その場にみゆきさんがいらっしゃったことで興奮と緊張は限界に達し、挙動不審かつドライマウスの私に歌詞の紙が渡されました。
そこには、『心音(しんおん)』と書かれていました。
『心音(しんおん)』が流れてきた瞬間、正面から、強い風がぶわっと吹いた気がしました。
風にあおられて、緊張だけでなく、スタジオの景色がすべて吹っ飛んでいきました。
そして、この物語の主人公である正宗と五実、睦実の姿が見えました。
彼らはしんと冷たい世界の中で、腹の底から叫び、走っていました。
2023年6月現在、『まぼろし工場』の制作は順調です......とは正直、言えません。
映画の内容と同じく、さまざまな困難にぶちあたり、倒れそうになることもあります。
でも、そのたびに『心音(しんおん)』がどんどんと心臓を叩いてくれ、蘇生させられています。
みゆきさん、瀬尾さん(*中島みゆき音楽プロデューサー)をはじめとした『心音(しんおん)』チームの皆さん。
この素晴らしい主題歌が流れる、エンディングを迎えるために。『まぼろし工場』とアニメスタッフは最後まで駆け抜けていきます。本当にありがとうございました。
『アリスとテレスのまぼろし工場』作品情報
9月15日(金)<恋する衝動が世界を壊す>
ストーリー
突然起こった製鉄所の爆発事故により全ての出口を失い、時まで止まってしまった町で暮らす中学三年生の正宗。いつか元に戻れるように、住人たちは変化を禁じられ鬱屈した日々を過ごす中、謎めいた同級生の睦実に導かれ、製鉄所の第五高炉へと足を踏み入れる。そこにいたのは喋ることのできない、野生の狼のような少女―。二人の少女と正宗との出会いが世界の均衡を崩していき、日常に飽きた少年少女たちの、止められない<恋する衝動>が世界を壊し始める―。
キャスト
菊入正宗:榎木淳弥
佐上睦実:上田麗奈
五実:久野美咲
スタッフ
原作・脚本・監督:岡田麿里
副監督:平松禎史
キャラクターデザイン:石井百合子
美術監督:東地和生
音楽:横山克
制作:MAPPA
配給:ワーナー・ブラザース映画 MAPPA
『アリスとテレスのまぼろし工場』公式サイト
『アリスとテレスのまぼろし工場』公式Twitter