音楽
FLOW アニメ縛りフェスティバル 2023 レポート

FLOW 20th ANNIVERSARY SPECIAL LIVE 2023~アニメ縛りフェスティバル~レポート|3年ぶりのアニメ縛りライブは豪華ゲストと共に!

3年ぶりに開催されたアニメ縛り。今回はフェスティバル!ということでメインステージには多くのゲストが登場! ORANGE RANGE、影山ヒロノブ、GRANRODEO、三瓶由布子、名塚佳織、福山潤、Fly-N、美竹蘭from.Afterglow(CV:佐倉綾音)、REAL AKIBA BOYZらと共にライブを盛大に盛り上げた。そのステージの模様をレポートする。

3年ぶりのアニメ縛りライブは豪華ゲストと共に!

FLOWのアニメ縛りライブ。2017年日本青年館での「FLOW THE CARNIVAL 2017 ~アニメ縛り~」から始まった歴史は、2018年のアニメ縛りでの全国ツアー&ワールドツアーを経て、コロナ禍直前の2020年2月、幕張メッセイベントホールでの「FLOW超会議2020 ~アニメ縛りリターンズ~」で世界へ配信もされ、大きな盛り上がりを見せていた。

そしてFLOWの20周年記念となる2023年。コロナ禍で苦しんだ時期を越え、声出しも可能になった7月1日に、『FLOW 20th ANNIVERSARY SPECIAL LIVE 2023 ~アニメ縛りフェスティバル~』が開催された。ライブが始まる前も、サブステージではDJやカラオケ大会、コスプレショー、クリエイターズトークなどが行われ、このお祭りを盛り上げていた。

16時を少し過ぎた頃、ライブフロアで影アナが響き渡る。ライブ前の注意事項を読み上げたのは、声優の梶裕貴。途中、7人のうちのひとりである某キャラになり「盛り上がる準備はできてるんだろうな!」と煽ると、会場から大きな声が上がる。

そこから、これまでのアニメ縛りライブの軌跡を振り返るオープニング映像が流れ、本日のゲスト陣とFLOWが紹介されると、「Perfect Time」(『七つの大罪』劇伴)からライブがスタートした。IWASAKIのドラムから、GOT'Sの骨太なベース、そしてTAKEのギターと音を重なっていく。そこにe-ZUKAのギターも加わっていたことで、最初に何を歌うのかの察しがついた人は多かっただろう。

3人のボーカルFLOWのKOHSHIとKEIGO、そしてGRANRODEOのKISHOWがステージの上段に姿を現すと、スクリーンに“FLOW×GRANRODEO”の文字が浮かび上がる。そのままごきげんなギターリフが響き、「7 -seven-」を3人で熱唱する。会場にはレーザーが飛び交い、観客は真っ赤なペンライトで会場を染め上げる。超絶ギターテクの応酬や、熱いボーカルの掛け合いで、でっかいフロアの温度を急上昇させると、そのまま疾走感を高めて「Howling」へ。ここでもKISHOWのハイトーンでのシャウトからのギターソロなどで、ガッツリと盛り上げていた。

のっけからこのテンションで最後まで大丈夫なのか?と感じるほどの熱さに「とんでもないロケットスタート! アニメ縛りフェスティバルが始まりましたけど、ひと言だけ言っておきます、“すごいよ!” 我々の20周年にかこつけて、色んな方を呼んじゃってますから」とKEIGOも叫ぶ。そして「今宵もアニメ、縛らせてもらいます!」と、高らかに開幕宣言すると、アニソンが増えて、選ばなければいけなくなったけど「いっぱいやりたい!」と言って、アニメ尺で4曲立て続けに披露。

それにしても、アニメのオープニング/エンディング映像を見ながら、その曲を生で聴けるというのは本当に贅沢な時間だ。「Hey!!!」の、大合唱からの拳の突き上げを見ると、FLOWはつくづくアガる曲を生み出す天才だと思う。それでいて「United Sparrows」では、切ない歌声なども聴かせてくれるからたまらない!

GRANRODEOの次のゲストが、美竹蘭 from.Afterglow(CV:佐倉綾音)だと告げられると、地鳴りのような歓声が起こる。そしてステージに登場した佐倉綾音は、クールな表情で佇み、少しだけ笑みを見せる。まずは挨拶代わりに、2次元と3次元によるコラボ楽曲、FLOW feat.Afterglowで「優勝」をぶちかます。ラップ含め、FLOWにも負けない、蘭のカッコいいボーカルも存分に見せつけると、MCではキャラから一瞬で佐倉綾音に戻り、社交辞令だと思っていた「いつか『優勝』を一緒にやりたい」というFLOWの言葉が実現したことを喜ぶ。そして1曲だけで帰すわけにはいかないとAfterglowの「Y.O.L.O!!!!!」も披露。蘭以外のメンバーが歌う箇所をFLOWが歌うというコラボだ。スクリーンにはAfterglowのライブ映像を流しながら、疾走感のあるロックナンバーを歌い上げ、3人で〈絶対 大丈夫だよ〉と力強い言葉を会場に投げかける。もともとFLOWのアニメタイアップ楽曲を聴いていて、そのアニメも大好きだったという彼女でもあるので、ステージ上で、とにかく楽しそうにしている姿が印象的だった。

スレイとミクリオの会話からの「風ノ唄」「INNOSENSE」の流れは感動的だった。スクリーンには完璧に編集されたアニメ映像がフルで流れていたのだが、その中で歌われる歌の威力が凄まじく、曲と共に物語がフラッシュバックして、楽曲だけでは感じえないような感動が押し寄せてきた。青いペンライトの光に包まれた会場もきれいだったし、“Oh oh oh”と声を合わせ会場がひとつになる光景も本当に素晴らしい! 

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