夏アニメ『彼女、お借りします』3期:雨宮天さん&芹澤優さんインタビュー|ついに和也を見直した!? 新ヒロインの登場で和也と千鶴は急接近!
『彼女、お借りします』のアニメシリーズ第3期が、2023年7月よりMBS・TBS系全国28局ネット“スーパーアニメイズム”枠にて放送中!
クラウドファンディングでヒロイン・千鶴が主演の映画を作ることを決意した主人公・和也。急接近するふたりの前には新たなヒロイン・八重森みにが現れ、物語は大きく動き出します。
アニメイトタイムズでは放送を記念して、千鶴役・雨宮天さんと、みに役・芹澤優さんにインタビュー! 第3期についてはもちろん、『かのかり』ワールドの第一印象、第2期の印象的なシーンなど、数々のお話しを伺いました。
このキャラクターが主人公……?
――第3期制作をお聞きになった際の心境はいかがでしたか?
雨宮天さん(以下、雨宮):第2期の段階で「ここからがやりたかったところだ!」と思っていたんです。一読者としても、第2期では和也と千鶴の距離感、描かれるものがラブコメから人間ドラマに変化していると感じて。そんな第2期を経て、第3期が制作されると聞いたときはすごく嬉しかったです。
――まさに、ここからが本番ともいえる内容ですよね。
雨宮:そうですね。第2期も好きなシーンがたくさんあったんですけど、第3期は原作を読んでいるときから早くアニメで見てほしいと思うシーンばかりでした。本当に胸の奥にグッと来るシーンがたくさんあるので、千鶴として演じきりたいなと思っていて。それはキャスト陣も同じ気持ちで、「この先も演じたいよね」とよく話していました。
――芹澤さんは初参加ということで、作品の第一印象を教えてください。
芹澤優さん(以下、芹澤):オーディションのときに原作を読ませていただいたんですが、最初は「和也、大丈夫か?」と(笑)。
一同:(笑)
芹澤:信じられない行動をとっていたりして、このキャラクターが主人公なのかと驚いて(笑)。でもそのおかげか、どんどん読み進められました。あと、千鶴は完璧すぎて「こんな人、本当にいるか?」と思いましたけど、話が進むにつれて弱さとともに魅力が見えたりして。ほかにも個性的なヒロインが次々と登場してきたりして、長く愛される理由がわかりましたし、私もファンになりました。
――出演が決まった際はいかがでしたか?
芹澤:神様ありがとう!と思いました(笑)。アニメーションに出演するためには、出会いやタイミング、自分にはどうしようもできない運要素があるので、本当に神様に感謝しています。あと、第3期制作が発表された頃、みにの声が私にハマりそうだと言ってくれた友達がいて。
雨宮:へぇ!
芹澤:それで私としても興味が湧いてきたところに、本当にオーディションのお話がやってきて。キャスト陣も年齢が近い方が多かったですし、ここに仲間入りできたらまたひとつ成長できるかなと思い、全力でオーディションに挑みました。
――オーディションは第3期発表後だったんですか?
芹澤:そうですね。アフレコの1、2ヶ月前にオーディションがありました。
――結構最近なんですね! 雨宮さんは、みにを演じられる芹澤さんをご覧になっていかがでしたか?
雨宮:初登場で「あ〜! みにちゃんだ!」と思いました。アフレコのテストの段階で、原作を読んでいたときの声が聞こえてきたんですよ!
芹澤:嬉しい!
雨宮:あまりの違和感の無さに驚きつつ、自分の中にスッと入ってきました。そしてオーディションがギリギリだったということで、芹澤ちゃんのスケジュールがちょうど空いていて良かったなと(笑)。
芹澤:(笑)