堀の甘えを宥められるのは宮村しかいない──『ホリミヤ -piece-』堀 京子 役・戸松 遥さんインタビュー|今作は堀家の賑やかな会話にご注目を!
HERO先生によるWEB漫画『堀さんと宮村くん』を基に再構成された漫画『ホリミヤ』を原作としたTVアニメ『ホリミヤ』。2021年1月に放送され、ファン待望の新作『ホリミヤ -piece-』が、2023年7月1日(土)よりTOKYO MXほかにて放送中です。
本稿では、堀 京子 役を演じる戸松 遥さんのインタビューをお届け! 前作を振り返り、大好きな堀家の印象と『ホリミヤ -piece-』の見どころを伺いました。
さらに、コメディ要素がアップした演じ方やアドリブ、前作からの変化についても語っていただきました。
TVアニメ『ホリミヤ』を振り返り、飴を口移しするシーンにドキドキ!
──まずは前作を振り返っていきたいと思います。どのエピソードがお好きですか?
戸松 遥さん(以下、戸松):前作は堀さんと宮村くん(伊澄)(CV.内山昂輝)の恋愛模様にドキドキするシーンが多いですよね。6話(「今年の夏は、あついから。」)のねんど味の飴を口移しで奪われる話に、かなりドキドキしました(照)。
しかも、ふたりきりではなくて、進藤(晃一)(CV.八代 拓)くんがいるんですよ! 見ながら照れてしまいましたね(笑)。
──戸松さんも演じながら宮村にドキドキされていました?
戸松:宮村くんにドキドキというより、そんなやり取りをしているふたりにときめきました。
演じている時は堀さんになるので、堀さんの感情のままでいられますが、原作や台本を読んでいる時に戸松 遥としてキュンキュンしました。
──ちなみに、戸松さんのお好きなキャラクターは誰ですか?
戸松:悪い人が出てこないので、基本的にみんな好きですが……。やっぱりお父さんの京介が面白かったです。家での肩身は狭く、立ち位置も低めですが、不思議と可哀想ではなくて。
──京介がいじられているのは、堀家の日常のコント感ありますよね。
戸松:そうなんですよね。堀さんと京介のやり取りが好きですし、見ていて「今日も堀家は平和だな」と思わせてくれます。
京介のようなお父さんがいたら楽しそうですよね。何を言っても大丈夫な安心感がありますし、父親ぶってないのが良いなと思います。やっぱり堀家が好きですね。
──では、堀家の印象も伺えればと思います。母の百合子はいかがですか?
戸松:おっとりしたように見せかけて、肝が座っていて強いです(笑)。堀家では大人しく見えますが、強さがわかるエピソードが今後出てきます。堀家を見ていれば見ているほど「母強しだな」と思います(笑)。
──弟の創太の印象は?
戸松:創太もお姉ちゃん大好きで甘えていて、かわいいですよね。私に弟はいませんが、年が離れた弟がいたらかわいくてしょうがないだろうなと思います。
前作では創太が宮村くんにお姉ちゃんを取られて寂しがっていましたが、今や宮村くんが婿のように堀家に馴染んでいますから(笑)。