“仲間”というものが、より美しく見える作品! アニメ『七つの魔剣が支配する』ミシェーラ=マクファーレン役・山田美鈴さんインタビュー
TOKYO MX、BS11にて毎週金曜24時30分より放送中のアニメ『七つの魔剣が支配する』。同作に、ミシェーラ=マクファーレン役で出演中の山田美鈴に独占インタビュー。山田が語る“ななつま”についてや自身が演じる“シェラ”ことミシェーラについてなど、様々なことを聞いた。
TVアニメ『七つの魔剣が支配する』は、「このライトノベルがすごい!2020」(宝島社刊)文庫部門・総合&新作ダブル1位を獲得した電撃文庫が誇る大ヒットシリーズ「七つの魔剣が支配する」(KADOKAWA刊)のアニメ化作品。
5人の勇敢さが眩しい
――初めて本作に触れた際の印象は?
ミシェーラ=マクファーレン役・山田美鈴さん(以下、山田):オーディションの際に初めて読ませていただきました。
序盤から殺伐とした出来事が起きてしまったり厳しい環境のもと1日1日をキンバリーで過ごしていく中で、“仲間”というものが、より美しく見える作品だと思います。
そして、軸となるオリバーの“目的”がメインのお話かと思っていたら、そこはあくまで水面下で進められていくストーリーなのだとわかって……。
この先が読めないスリル感が魅力だと思いました。本編とは関係ないですが、制服のデザインがすごくかっこよくて、キャラクターのビジュアルにもとても惹かれました。
――自身が演じるキャラクターをどのように捉え、どのように演じようと思いましたか。
山田:オリバーと並んで頭脳派で、勇敢に行動出来たり強い女の子だなと思います。でも、“友”という存在に憧れを持っていて、とても大切に思っていたりお茶目な発言があったりと可愛らしい面も持ち合わせる女の子なので、強くなり過ぎない“品のある女の子”という印象を持ってもらえるよう意識して演じさせていただきました。
――舞台となる「キンバリー魔法学校」は、卒業できるのは生徒の八割で、残りは死亡、再起不能、行方不明になるといいます。この学校で生き残る自信?
山田:私がキンバリーの生徒なら真っ先に逃げるつもりなので、1年生の間は生る残れるかなと思いますが、2年生あたりで危ないかもしれません…。
第1話のトロールの暴走のシーン、私ならきっと逃げていました(笑)。まだ1年生になりたてで授業も受けていないあのタイミングで、4人だけがカティのために駆け寄って立ち向かった…そしてナナオも真っ向から対峙してくれて。
なかなか出来る行動ではないので、5人の勇敢さが眩しいですね。カティも正義感の強い子なので、6人とも本当にかっこいい!