「皆様には“観戦者”になってもらいたい」ランク戦ならではの場面展開や疾走感を見逃すな! 『ワールドトリガー the Stage』B級ランク戦開始編:三雲 修役・溝口琢矢さん×二宮匡貴役・小野健斗さん インタビュー
お稽古場で感じたお互いの存在感
——「玉狛第2」にとって強敵になるのが、二宮匡貴・犬飼澄晴・辻新之助から構成される「二宮隊」です。お互いのチームの印象についてお聞かせください。
溝口:二宮隊は分かりやすく「The 強者」という印象です。戦うよりも先に玉狛支部で二宮隊長とは顔を合わせるのですが、その時点で威圧感があります。
その上はっきりと「お前らは遠征部隊に選ばれない」と言ってくるし、二宮さん以外の他の2人も空閑しか警戒しないし、いや~な人たちですね(笑)。
小野:玉狛第2は各々の目的、意思も強いですし、仲が良く愛されています、やはり主人公チームだなという印象が強いです。
——おふたりが演じる修と二宮には、「シューター」という共通点があります。溝口さんから見て、二宮はどのようなキャラクターだと感じていますか?
溝口:「せこい。かっこいい。羨ましい。」です(笑)。修がどう思っているかは分かりませんが、シューターとして理想の強さと賢さを持っていると思うので、溝口はそこに純粋に憧れます。
表情がそんなに変わらないので難しい人ですが、だからこそ、「二宮さんが落ち着けない瞬間ってどんな時だろう?見てみたいな……」と思っています。
——お稽古場で小野さん演じる二宮をご覧になって感じたことはありましたか?
溝口:ご本人の作り出す雰囲気が二宮に合っていると思います! 普段は柔らかい表情でお話してくれることが多いですが、作中はしっかりと冷たくて堅いです。
玉狛支部で会話をするシーンもあるのですが、原作に忠実でありたいという健斗くんの意思を感じることが多いです。素敵なことですし大切なことだと思うので、日々学ばせていただいています。
——小野さんから見て、溝口さん演じる修の印象はいかがでしょうか?
小野:ただの雑魚メガネと言いたいところですけど、琢矢演じる三雲は本当に相性がいいと思います。すごく似ている気がする。
正義感があるところもあまりモテなさそうなところも(笑)、弱い人間だと認めて、計算してひたむきに努力する姿は尊敬します。
あの……悪口じゃないですからね……(笑)。