「皆様には“観戦者”になってもらいたい」ランク戦ならではの場面展開や疾走感を見逃すな! 『ワールドトリガー the Stage』B級ランク戦開始編:三雲 修役・溝口琢矢さん×二宮匡貴役・小野健斗さん インタビュー
ジャンプSQ.にて連載中の漫画『ワールドトリガー』を舞台化した『ワールドトリガー the Stage』(通称:ワーステ)。その第3弾となる『ワールドトリガー the Stage B級ランク戦開始編』が、2023年8月5日(土)より開幕!
玉狛第2(三雲隊)を結成した三雲 修、空閑遊真、雨取千佳の3人は、A級昇格のためにランク戦へ挑みます。
チームバトルが繰り広げられるB級ランク戦の舞台化に期待が高まるなか、今回、アニメイトタイムズでは、三雲 修役の溝口琢矢さんと、『ワーステ』初参加となる二宮匡貴役の小野健斗さんにインタビューを実施しました。
ご自身が演じるキャラクターの魅力や、お互いの印象、今作の見どころを語っていただきましたので、舞台を楽しみにされている方、観劇予定の方は必見です!
ランク戦こそ『ワールドトリガー』の醍醐味
——最初に、B級ランク戦開始編が舞台化されると聞いたときの率直な感想をお聞かせください。
三雲 修役・溝口琢矢さん(以下、溝口):来たか、という感じでした。第3弾まで来られたことにも喜びを感じておりますが、ランク戦こそ『ワールドトリガー』の醍醐味だと思っているので、純粋に楽しみだなと思いました。
——小野さんは今回から『ワールドトリガー the Srage』初参加となります。出演が決まったときのお気持ちはいかがでしたか?
二宮匡貴役・小野健斗さん(以下、小野):とても人気があり盛り上がっているのは有名でしたし、仲の良い役者もいます。なのでとても嬉しかったです。二宮のビジュアルが発表された時もファンの方々に喜んでいただき、感謝しています。
『ワールドトリガー』は個人の能力が低くても、チームの戦術で勝てたり、心理戦なところがおもしろいなと思います。それぞれ、自分の人生において置き換えて考えてみると何かヒントになることがあるかもしれないステキな作品です。
——おふたりが演じるキャラクターについてもお聞かせください。溝口さんは、2021年11月に舞台化されて以来、初演、第2弾と“三雲 修”を演じられてきました。これまでの過程を踏まえた上で改めて、“三雲 修”というキャラクターの印象をお聞かせください。
溝口:頑固だし図太いし……「ほんっとうに、強いな」と思います(笑)。
周りの意見を取り入れようとするし分析力も高い。だから自分が弱いことも自覚している。それなのに無茶をする。……これは強いです(笑)。
弱さ故に無茶をするしかないので仕方がないのかもしれませんが、実際にいたら危なっかしい人間ですね。でも僕は好きです。自分の弱さと向き合う三雲 修は、僕の中ではかっこいいメガネくんです。
小野:二宮はクールで傲慢なイメージはあるが、人一倍真面目で素直。なんだかんだ感情で動くタイプなのではないかと解釈しています。
——第3弾となる今回の舞台は、チームワークが大きなカギとなるストーリーです。三雲 修はもちろん、所属している「玉狛第2」の強みを教えてください。
溝口:今回のストーリーが特に分かりやすいのですが、三雲の分析力は大きな強みです。
結成して間もない玉狛第2だからこそ、相手との情報量の差で戦いをコントロールしようしますし、修と千佳がまだまだ未熟な分、逆にはっきりと、分析力(三雲)と発想力(空閑)、打開力(千佳)で住み分けできている点が特徴だと思います。
——同じ隊のメンバーである空閑遊真、雨取千佳はどのような活躍を見せるのでしょうか。
溝口:遊真も千佳も、戦いっぷりが見所です。遊真の水を得た魚のように動き回る戦闘は見ていてワクワクしますし、傍にいなくてもレプリカとの絆を感じられる瞬間もあるので胸熱です。
千佳はとにかく、持ち前の大砲で戦況を一変させて味方を有利にしてくれます。その迫力が見所です。
——初登場となる「二宮隊」に注目されている方は多いと思います。小野さん自身、どのようなチームだと思いますか?
小野:二宮隊は高いトリオン能力で中距離戦を完全支配します。他の隊と違う部分は、高い能力だけでなく優れた中二を感じさせる部分ではないでしょうか(笑)。