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『魔道祖師』小説、アニメ、ドラマまとめ|魅力や楽しみ方をご紹介

アジアをはじめ世界が熱狂する作品『魔道祖師』の魅力とは? 小説、アニメ、実写ドラマ(『陳情令』)、ラジオドラマまとめ|オススメの楽しみ方をご紹介

 

『魔道祖師』オススメの楽しみ方をご紹介

まずは小説と『陳情令』をオススメしたい

様々なメディアミックスを展開している『魔道祖師』。気になっているけど何から手を出したらいいか迷っている人も少なくないはず。正直全て網羅していただきたいですが、まずは小説、もしくは『陳情令』をオススメします。

『魔道祖師』は中国作品で、架空の古代が舞台なので聞き慣れない言葉も度々登場します。小説は、綺麗な文章で分かりやすく綴られており、物語を妨げることなくさりげなく解説もしてくれていて内容がスルスルと入ってくるので、本作の世界観の全容を知るには一番。究極のBL作品としてもたっぷりと楽しむことができます。

映像で楽しみたい方は、ぜひ『陳情令』を。描写が非常に丁寧なのと、過去の回想が時系列に沿ってひとつの流れとして構成されていて理解しやすいので、『陳情令』から入るのもいいと思います。

『陳情令』は、日本語字幕版、日本語吹替版の順で観た人も多いでしょう。字幕版は聞き慣れない言葉や名前も漢字表記で見ることが出来るのもおすすめポイント。吹替版は字幕を見なくていいので映像に集中できるのも嬉しいところ。吹替版の放送が始まった頃には、「こんな表情してたんだ」といった視聴者の声も多く聞かれました。ぜひ、どちらでもお楽しみください。

 

 

『陳情令』にハマった方には公式設定資料集もオススメ。制作にあたって、私たちの想像を超える準備と作り込みがされており、作品の深さが本当に凄い。衣装や武器に込められた、人物や世家の設定、背景、状況、思いを知ることができます。

魏無羨の武器「随便」や「陳情笛」、また夷陵老祖といえば「陰虎符」ですが、それらの緻密な作りにもご注目。藍忘機の武器「避塵」や「忘機琴」にも強いこだわりが見られます。

 

 

アニメ、ラジオドラマも堪能して

アニメ好きの方はぜひアニメから視聴するのもオススメ! 小説や『陳情令』同様に日本語版(字幕版・吹替版)も完結しており、『魔道祖師』の世界観がぎゅっと詰まっている珠玉の作品です。

『魔道祖師』では、キャラクターそれぞれ複数の呼び名があり、相手を名で呼んだり字で呼んだり、また愛称や称号で呼ぶことも。例えば魏無羨は、魏嬰、魏無羨、阿羨、そして夷陵老祖など様々な呼ばれ方をしています。登場人物の把握で初見時は少々混乱するかもしれませんので、相関図がお手元にあるといいかなと思います。

 

 

劇中で何度か登場する「雲深不知処」や「蓮花塢」は、それぞれ五大世家と呼ばれる仙門・姑蘇藍氏、雲夢江氏の本拠地。メインキャラクターは主に五大世家に属しています。(なかには仙門に属さない名士も。)

姑蘇藍氏:雲深不知処
雲夢江氏:蓮花塢
岐山温氏:不夜天城
蘭陵金氏:金鱗台
清河聶氏:不浄世

 

『魔道祖師』で描かれる修真界では、修行者は厳しい修練を重ねています。作中で「金丹」という、あまり聞き慣れない言葉が登場しますが、これは、ある段階に達した者がより多くの霊力を溜め込んで使えるように体内にできる玉状のもの。金丹ができる、つまり「結丹」できれば修練の段階は一段階上がり、ようやく出発点に立ってさらなる高みを目指すことができるのです。アニメに魅了された方は小説も読んでみてくださいね。

 

 

BL要素を堪能するなら、小説とラジオドラマ。本作には注目の名シーンがたくさんあるのですが、濃厚な音声で味わえるのもたまりません。ラジオドラマの日本語版は現在第3期前編の配信が始まっています。日本語版はまだ完結していませんので、リアルタイムで聴くのも楽しみのひとつです。

また、『魔道祖師』は漫画でも楽しむことができます。中国の漫画プラットフォーム「快看漫画」にて連載のフルカラーコミック。日本語版は出ていませんが、書籍化もしているので気になる方はぜひ。

 

あえてオススメの順番を挙げるなら

小説&ドラマ『陳情令』→アニメ→ラジオドラマ

の流れで楽しむのがいいかなと思います。しかし、どこから入っても作品は楽しめるので、自分の好きなor得意なジャンルから進んでみるのが一番です。もし近くに『魔道祖師』を愛する友人がいたらアドバイスをもらうのもオススメ! きっと熱く語ってくれるでしょう。ちなみに、アニメの視聴順は『前塵編』→『羨雲編』→『完結編』です。

魏無羨と藍忘機の全ての始まりは、少年時代の出会い。長い年月を経て変化する彼らの関係は必見です。天上人が奏でるがごとく美麗な魏無羨の笛の音や、冷涼で美しく響く藍忘機の琴の音も本作の醍醐味のひとつ。メディアミックス作品で味わえる音楽を存分にご堪能ください。

『魔道祖師』は知れば知るほどに好きを更新していくような、何度も何度も恋に落ちるような感覚も。沼にハマって抜け出せなくなること必至です。本作は序盤から意味深な伏線がたくさん張られています。言葉では語り尽くせない『魔道祖師』の魅力をぜひご自身で体感してください!

 

数年前にBLと出会い、心に潤いを取り戻しました。BLとブロマンスを愛し、大好きな作品はたくさんありますが『チェリまほ』が心のよりどころです。そして『魔道祖師』をはじめ中華BLの沼へ。趣味は国内外のBL漫画や小説を読むこと&ドラマ観賞で、これまでに執筆した記事は『チェリまほ』『美しい彼』『魔道祖師』『陳情令』『ENNEAD』など。

この記事をかいた人

藤崎萌恵
数年前にBLと出会い、心に潤いを取り戻しました。BLとブロマンスが癒し。主な記事は『チェリまほ』『陳情令』等。

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