原作・脚本・監督:塚原重義さんによる初長編アニメーション『クラユカバ』第27回ファンタジア国際映画祭にて長編アニメ部門の《観客賞・金賞》を受賞!
2018年、2020年にかけて実施された2回のクラウドファンディング企画にて累計【15,700,364円】の支援を集めた、原作・脚本・監督を塚原重義さんが手掛ける初長編アニメーション企画『クラユカバ』。
この度、第27回ファンタジア国際映画祭にて長編アニメ部門の《観客賞・金賞》を受賞したことが発表となりました。
本賞は映画祭参加者からの投票により決定されるもの。『クラユカバ』は映画祭開催中2回の上映が行われ、各回共満席となり、上映後に行われた塚原さん登壇のトークセッションでは、観客から多くの歓声が上がりました。
塚原重義 監督 コメント
本作がワールドプレミアの場でこのような素晴らしい賞をいただけたこと、そして何より文化圏の異なる地の方々に楽しんでいただけたことが大変光栄です。これを今後の糧としていきたいです。
【塚原重義プロフィール】
アニメーション作家・塚原重義(つかはらしげよし)。1981年東京生まれ。幼少の頃から旧い空想科学映画等に憧れ、2002年頃よりアニメーションの自主制作を始める。その後、会社勤務等を経てフリーに。近年はオリジナルの短編作品を発表しつつ、SEKAI NO OWARI ライブのステージデザイン協力など、映像以外の世界観構築も手掛ける。主に谷根千で高等遊民を志向している趣味人。
ファンタジア国際映画祭とは
カナダ・モントリオールで1996年から開催されている北米最大のジャンル映画祭。アジアやヨーロッパ、北米の作品を中心に約400作品が上映され、会期中はおよそ10万人の来場者が詰めかける。
ジャンル映画の中でも特にアジア映画に強みを発揮しており、なかでもアニメーション部門は、日本の名監督であった、故・今敏の名前から由来してグランプリが今敏賞と名付けられていることでも知られている。
なお本年の長編アニメーション部門には「THE FIRST SLAM DUNK」(原作・監督・脚本:井上雄彦)、「SAND LAND」(原作:鳥山明)など、日本でも話題を集めた作品が選出されており、その中で観客からの投票を集めた「クラユカバ」。世界でも評価された本作の展開にご期待ください。
劇場長編アニメーション『クラユカバ』作品情報
あらすじ
「はい、大辻探偵社」
探偵業を営む荘太郎に舞い込んだのは、自身の暮らす扇町を騒がす奇怪な集団失踪事件の解明。
目撃者はいない。目的もわからない。しかし、被害者に共通したのは現場に残された"不気味な轍"…
手がかりを求めて訪れたのは、奈落に巣食う地下迷宮"クラガリ"。そこに、現れた銀髪の少女との出会いをキッカケに自体は大きく動き出す。
スタッフ
監督:塚原重義
キャラクターデザイン:皆川一徳
特技監督:maxcaffy
操画監督:アカツキチョータ
美術設定:ぽち
美術監督:大貫賢太郎
製作:クラガリ映畫協會
キャスト
荘太郎:神田伯山
タンネ:黒沢ともよ
サキ:芹澤優
指揮班長:佐藤せつじ
松:狩野翔
稲荷坂:坂本頼光
アニメ公式 ホームページ:https://www.kurayukaba.jp
アニメ公式 Twitter:https://twitter.com/kurayukabainfo
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