マンガ・ラノベ
ドラマ『体感予報』の魅力/原作漫画のあらすじ&見どころをご紹介

「明日は晴れなので、この男は俺を抱くだろう」──樋口幸平さん×増子敦貴さん(GENIC)W主演の人気ドラマ『体感予報』の魅力とは? BLアワード2023 第1位獲得の原作コミックのあらすじ&見どころもご紹介!

MBSのドラマシャワー枠にて2023年8月10日(木)深夜より放送スタートしたドラマ『体感予報』。イケメン気象予報士・瀬ヶ崎瑞貴役を樋口幸平さん、崖っぷちエロ漫画家・棚田 葉役を増子敦貴さん(GENIC)が熱演。恋心を拗らせた二人の同居生活を描き、その尊さにも大きな反響が寄せられています。

原作は、鯛野ニッケ先生による同名人気コミック。ちるちるBLアワード2023コミック部門第1位を獲得するなど大注目を集める作品です。

本記事ではそんな話題の作品『体感予報』をご紹介! 原作コミックや現在第2話まで放送中のドラマの魅力をお届けします。コミック&ドラマともに、ぜひお楽しみください。

 

目次

原作コミック『体感予報』のあらすじ&見どころ

 

 

原作は、鯛野ニッケ先生によるコミック『体感予報』(ソルマーレ編集部 刊)
。「電子コミック大賞2023」BL部門受賞、「BLアワード2023」コミック部門第1位を獲得するなど、話題沸騰の人気作品です。

 

 

あらすじ

天気予報だけを流しているライブチャンネルを一日中観ている、崖っぷちエロ漫画家・棚田 葉。人気上昇中のイケメン気象予報士・瀬ヶ崎瑞貴を繰り返し眺めながら何やら思うところがある様子。

実は、漫画家としてなかなか芽が出ない葉は、瀬ヶ崎に衣食住を提供してもらう代わりに「瀬ヶ崎の言うことを全部聞く」という契約を結んでいました。

ひとつ屋根の下で一緒に暮らし、葉は瀬ヶ崎のために料理をはじめ家事をしているのですが、家での瀬ヶ崎は、画面越しで見せる好青年とはまるで別人。とんでもない暴君だったのです。さらに、天気予報を気にする葉と瀬ヶ崎のあいだには、あるルールもあって──。

 

 

素直になれない葉が可愛い

瀬ヶ崎の出演番組を何回も繰り返し視聴している葉。同じく瀬ヶ崎推しのオタク仲間の万さんから、本当好きだよねと言われるも「世界中に存在する顔の中で一番好きな造形ってだけで別に瀬ヶ崎瑞貴は好きじゃない」(コミックスより引用)と葉は強く主張しています。6回も観ていながら、かたくなに「大っ嫌い」とまで言い張る葉。

全然気持ちが隠せていなくてずっと可愛さが爆発していますし、とにかく最初から葉が可愛いです。 けれど素直になれないのも理由があります。

帰ってくるなり、万さんと通話中の葉に独占欲をぶつける瀬ヶ崎。好き放題に命令する暴君は、気象予報士として紳士的に笑顔を見せる画面越しの「瀬ヶ崎瑞貴」と同一人物とはとても思えない。複雑な感情を抱える葉ですが、ある決まりごとに従って瀬ヶ崎に抱かれているのです。

 

 

「晴れ」予報が瀬ヶ崎に抱かれるサイン

葉にとって「晴れ」予報は、いやらしく聞こえてしまう言葉。なぜなら、「晴れの日の前にするから」という瀬ヶ崎との決まりごとがあるから。明日が晴れということは、つまり葉は今日、彼に抱かれるということになります。

瀬ヶ崎の口から予報を聞いてどんな気持ちになるのか、さらに、帰ってくる前にどんな準備をするのか。恋人でもない自分を抱くような彼に、この気持ちは分からないと悲しくなりながら、葉は天気予報と瀬ヶ崎に振り回されていました。

両想いだと読者は分かるのに、どうも上手く気持ちが伝わっていない様子の葉と瀬ヶ崎。ベッドシーンだけ見ても、二人の間には好きが溢れていますし、その表情や仕草からはお互いの愛情がダダ漏れです。天気に左右されながら感情が繊細に描写される本作。肌を重ねるシーンが堪能できるのも醍醐味ですし、二人の想いが通じ合う過程も見どころです。

 

 

「言葉が足りない溺愛攻め×愛されている自覚のない受け」不器用な二人の恋が尊い……!

葉は想像以上に瀬ヶ崎から溺愛されていますが、本当のところは葉に全く伝わっていません。何しろ瀬ヶ崎は言葉が足りない! 葉は勘違いや嫉妬を重ねてついには感情が爆発してしまいます。 

自分が愛されているなんて思いもせず、葉は瀬ヶ崎の激重感情に気づけないでいます。嫉妬深くて独占欲が強い瀬ヶ崎も注目ポイント。拗れた二人の恋がちょっぴり切なくて可愛い。

なんだかんだ言いながらも瀬ヶ崎のことが大好きで、難易度高めな(筆者の経験談による個人的な見解です)シーフードカレーを作っている葉にしみじみとなりました。そして、葉は瀬ヶ崎の絵ばかり描いているんですよね。自分の気持ちと向き合って素直に行動を起こす葉、嬉しそうにする瀬ヶ崎の表情にも注目です。拗ねてる瀬ヶ崎もめちゃくちゃ可愛い! 

なぜ晴れの日だけで雨の日はダメなのか、葉にしてみたらハテナですが、二人の不器用さも尊くて愛しくなる作品。万さんも魅力的で、漫画家として壁にぶつかる葉に対する彼女の言葉も心に刺さるものがあり、オタク要素に激しく共感する人も多いはず。

瀬ヶ崎が恋に落ちた理由もとても好きです。知ればきっと、彼が葉の前でだけ見せる顔や行動がより愛しくてたまらなくなるでしょう。

 

 

ドラマ『体感予報』を体感しよう

 

 

ドラマ『体感予報』は、原作者・鯛野ニッケ先生によるオリジナルエピソードを加えた全8話で展開。原作設定を深掘りするなかで現実味ある葉と瀬ヶ崎の魅力が最大限に発揮されています。現在、第2話まで放送中の本作。素敵な原作から生まれた、ドラマならではの魅力に迫っていきましょう。

ドラマを観るにあたって、鯛野先生は、いったん原作を本棚にしまって純粋に作品を楽しんでほしいと仰っています。本記事では先に原作コミックを少しご紹介しましたが、ドラマから溢れ出す『体感予報』を体感してください!

 

 

『体感予報』予告映像(OP主題歌:GANG PARADE「Traümerei」)

 

『体感予報』予告映像(ED主題歌:Absolute area「ノスタルジア」)

 

【攻】イケメン気象予報士・瀬ヶ崎瑞貴(樋口幸平さん)

気象情報ライブチャンネル「エブリデイウェザー」に出演の爽やかイケメン気象予報士。漫画家・棚田 葉に衣食住のお金を保証することを提案。「その代わり俺の言うこと全部聞け」と告げて葉と同居しています。外面は完璧だけど、家の中ではドSな暴君。

 

 

【受】崖っぷちエロ漫画家・棚田 葉(増子敦貴さん(GENIC))

崖っぷちのエロ漫画家で、ハンドルネームは「ダヨ」。 同居人である瀬ヶ崎の身勝手な言動に内心毒づきながらも彼の言葉に従って家事などを担当。「晴れ」予報の前日は瀬ヶ崎に抱かれるというルールがあるので、瀬ヶ崎が告げる予報に日々振り回されています。

 

 

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