岩田光央さん・蒼井翔太さん・中田祐矢さんら出演の『アニ☆館』第100回記念公開収録レポート&インタビュー|いつまでも『アニ☆館』が皆さんの心の中にあり続けますように
アーカイブ配信中の公開録音の見どころは?
――今回のイベントはアーカイブ配信も行われていますが、改めて見どころを挙げるならどういったところでしょうか?
中田:本当に盛りだくさん過ぎでした。懐かしい過去の映像を見たり、エピソードを振り返るシーンが何度もあって、ずっと『アニ☆館』を見続けてくださった方には翔太くんや岩田さんと同じように思い出をプレイバックできたと思いますし、初めて『アニ☆館』を見る方や最近見始めた方には「こんなことをやっていたんだ」とか「こんなにおもしろい番組だったんだ」と『アニ☆館』の歴史に触れていただけるのではないかなと。そして、きっと「もっと『アニ☆館』を見たい」と思っていただける内容になっているかなと思います。
岩田:ご覧になっていただけるとお分かりいただけると思いますが、第100回記念かつ公開録音と言いながらも通常運転でございます(笑)。いつもの空気感でやっているところが実はすごいのでは?と感じていただけるのではないのでしょうか。そして「これが通常運転なら、他の回はどうなっているんだろう?」と興味が湧いた方は、全部ではありませんがYouTubeのanimate Timesチャンネルや「アニメイトポイント景品」の景品DVDで過去回を見られますので、ご覧になってみてください。(※ご視聴のタイミングによってはYouTubeのアーカイブ配信は終了している場合がございます。)
そして「もう定期的に見られなくなっちゃうの!?」と思ったり、「また『アニ☆館』が見たい!」という気持ちを育てていただいて、復活のご要望をぜひ。皆さんの力を僕らにください(笑)。
――イベント中では、過去回で蒼井さんや中田さんが何をやったのかというクイズがありましたが、その時に流れた映像を見たら、皆さんがとても若くて。
蒼井:確かに若かったですね。
中田:でも翔太くん、全然変わってないですよ!
蒼井:メイクは変わったけどね。
(全員爆笑)
蒼井:振り返る時間っていいなと思いました。問題になったことを自分自身、全然覚えてないところもありましたけど、「確かにこんなことしたな」とか「こういう時期だったな」とか昨日のことのように思い出せて、すごく幸せな時間でした。
――過去、こんなことをしていたんだとも(笑)。
蒼井:そうそう!
岩田:今回のイベントをやるために、資料として昔のアーカイブをたくさんもらって、「この中で思い出に残るものを挙げてください」と言われて。アーカイブを見てみたら、バカみたいなことをいっぱいやっていて、「最高だな」と。積み重ねてきましたね、バカを(笑)。
――そしてこのイベントでの蒼井さんを見ると、初期の頃に比べて、しっかりしているなと思いました。
蒼井:確かに初期の頃の映像を見るとそう感じるかもしれませんね。それは岩田さんやだんだん、スタッフさんたちに育ててもらえたからだと思います。
これまでの放送の中で印象深いゲストは?
――最初の『アニメイト音楽館』時代から通して、番組の中で印象的な出来事は公開録音中に語られていたので、ここでは印象的だったゲストや回を教えてください。
中田:岩田陽葵さんと小泉萌香さんからなる声優ユニットのharmoeさんがいらっしゃった時の岩田さんのぶっ壊れ具合がすごくて(陽葵さんは岩田さんの姪)。みんなで「陽ちゃんクイズ」をやったんですけど、岩田さんはご家族や親族の方を大切にされる方なんだなと。
岩田:俺は親族には甘いよ~!(笑)
蒼井:すごい戦いでしたよね。「自分のほうが陽ちゃんのこと、知ってるんだ!」って。
岩田:そう言いながら、こんなに知らないとは思いませんでした(笑)。僕はJAM Projectさんですね。影山ヒロノブさんをはじめ、そうそうたる面々がいるのが信じられなくて。あとJAM Projectさんに限らず、トーク中、皆さんがメイトくんではなく、僕を見るのがおもしろくて(笑)。JAM Projectさんはアニソン界のカリスマであり牽引者なので、『アニ☆館』に来てくださる意義や重みも感じて、すごく嬉しかったです。
蒼井:僕は2組いるんですけど、まずはGRANRODEOさんと、(『ぐらP&ろで夫』のキャラクターの)ぐらPです。ぐらPとメイトくんはテンションがほぼ同じで、2人のマッチング具合のインパクトが強くて、めちゃめちゃおもしろくて印象深いです。僕は時々、ぐらPのモノマネを岩田さんにさせてしまうんですけど。
岩田:(モノマネで)「ぐらPだよ」。
蒼井:あとフェアリー(高坂知也さん)ですね。覚えてます?
岩田:覚えているよ! 最高だったよ。
蒼井:『アニメイト音楽館』にすごいインパクトを残してくれて、唯一無二の子だなと。話していると元気になれるし、笑顔になれるし、ゲストとして新しい風を吹き込んでくれました。
岩田:でも、うちにはフェアリーOB(岩田さん)と現役フェアリー(蒼井さん)がいるから。「お前のフェアリーはまだまだ甘いぞ」と。
蒼井:結構、フェアリー系に厳しいですよね。
中田:あと、翔太くんが舞台の稽古で何度かお休みした時、僕と岩田さんの2人でお送りして、ゲストに勇-YOU-(声優「林 勇」)さんと沢城千春さんと橘 龍丸さんをお迎えしましたが、いつもとは違う緊張感がありました。でも最初の頃、翔太くんと岩田さんはこうやっていたんだなとしみじみと感じました。
岩田:こうやって芋づる式に出てくるので、キリがないですね。
――やっぱり9年の歴史がありますからね。
岩田:9年か。よくやってきたね。
蒼井:楽しかったことしかありません。
岩田:公開録音でも話したけど、『アニ☆館』の収録は僕にとって癒しの時間だから。「またあの二人に会えるな」って毎回楽しみで。定期配信がなくなると、枯渇しそうで心配。代わりに長野の山奥に行って、オゾンをいっぱい吸ってこないとダメかな。
中田:僕らは長野のオゾン級ということですか?
岩田:二人からいつも「シューッ」って出まくってたから。
蒼井:ありがとうございます(笑)。
岩田:寂しいなあ。
3人にとって『アニ☆館』とは?
――改めてみなさんとって『アニ☆館』とはどんな存在でしたか?
中田:僕は「背中を押してもらえる場所」ですね。お二人から「こんなに引き出しがあるんだ」とか「こんなふうに話を持っていく必要があるんだ」など学ばせていただいて。毎回、話の広げ方や回収の仕方など勉強させていただきつつ、「頑張れ!」と背中を押してもらえる場所でした。
岩田:先ほど、癒しの時間と言いましたが、もう一つ加えるならば、「信頼と絆の場」でした。もしかしたらムチャぶりなどがあったかもしれないけど、そこには常に愛があるし、信頼と絆があるから消化することでお互いの成長にもつながって。本当にいい時間でした。
蒼井:僕は「月に1回来るお正月」でしょうか。血のつながりはないけど、ファミリーという言葉が一番しっくりくるんですよね。月に1回、親戚が集まって、どんちゃん騒ぎするみたいな。もちろん台本があって、お伝えしなくてはいけない情報もあるけど、番組の中でゲームをやったり、ゲストをお迎えする時も一緒にバカをやって。僕にとってはパーティみたいものです。
僕ら3人だけじゃなく、番組を見てくれたり、公開録音やイベントに参加してくださる皆さん全員がファミリーです。