『i☆Ris』を推すなら今が一番いいタイミングである――両A面シングル「Let you know!/あっぱれ!馬鹿騒ぎ」リリース記念!山北早紀さん、芹澤 優さん、若井友希さんインタビュー
『i☆Ris』を推すなら今が一番いいタイミングである。
担当記者になって、数年が経ったが、今の『i☆Ris』が「『i☆Ris』史上1番攻めている」と感じている。
例えば、メンバーのソロ活動。
茜屋日海夏さんがHIMIKA AKANEYAさんとしてソロデビューを果たし、さらには話題作「MFゴースト」のEDテーマ担当をしたり、芹澤優さんがMOTSUさんとコラボレートし、同じく「MFゴースト」のOPテーマ担当したりなど、話題に尽きない。
最も気になっているのが、11年目の『i☆Ris』として公式が発信したメッセージだ。
以下に引用する。
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10年「i☆Ris」を続けていなかったら、
私たちには、別の未来があったかもしれません。
こうして10年も「i☆Ris」を続けてこられたのは、奇跡だと思います。
でも、続けることができたのは、このメンバーだったから。
そしてファンの皆さんの笑顔があったから。
i☆Risとして立ってるステージが好き、そこから見えてる景色が好きです。 ここまで駆け抜けてきたこと
それが私たちの真実です。
11年目からの「i☆Ris」
11月の周年LIVEや、10周年ライブで発表した
劇場版アニメ『i☆RistheMovie-FullEnergy!!-」に向けて ファンの皆さんと一緒に過ごす時間の尊さを感じながら、
ここからもっとハッピーに、もっと楽しいことを届けたい。
誰にもできないことをやっていきたい。
FullEnergyで走り続けたい。
だから、これからも見守って、私たちと一緒に遊んでくれたら嬉しいです。
ついてきてくれますか
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2023年夏。『i☆Ris』は、2024年に封切りされる劇場アニメ『i☆Ris the Movie – Full Energy!! -』の公開に向けたプロジェクト”i☆Ris 10th→NEXT キミと一緒に「Full Energy!!」“の一環として行う”全力コラボ”企画の真っ只中。
これまでにないコラボレーションから、新しく『i☆Ris』のことを知る層も多いと思う。
そうしたファンの方々に改めて伝えておきたい。
『i☆Ris』を推すなら今が一番いいタイミングである。
今回、2023年8月23日リリースの両A面シングル「Let you know!/あっぱれ!馬鹿騒ぎ」について、『i☆Ris』の山北早紀さん、芹澤 優さん、若井友希さんにインタビューを行った。
約3年ぶりの声出しライブとなった「i☆Ris 8th Live Tour 2023~わっしょい!!!!!」の振り返りや、今回の楽曲について聞いた。
ファンの大歓声に感動
――2023年4月からスタートした「i☆Ris 8th Live Tour 2023~わっしょい!!!!!」は、『i☆Ris』として、かなり久しぶりの声出しライブでした。いかがでしたか?
芹澤 優(以下、芹澤):凄く楽しかったですね。コロナ禍で10周年を迎えて、声出しライブをやらないとi☆Risを終わらせることってできないって思っていたんです。ファンのみなさんもそう思ってくれているのかなと。今回声出しライブをやってみて、楽しい!もっとやりたいって思いましたね。心から『i☆Ris』は楽しいなって改めて実感しました。
――実際に、観客の歓声を聞いた際はどうでした?
若井友希(以下、若井):私は半泣き状態でした。正直新規のファンの方がコロナ禍で増えて、静かに楽しむ文化ができつつあったので、今回の声出しで新しい楽しみ方を作っていかなきゃいけないなってプレッシャーのようなものがありました。でもライブ冒頭から盛り上がりが凄くて、いい意味で思ってたんと違う!って(笑)
――初日の三郷市文化会館から、いきなり凄かったですよね。
芹澤:いや〜私は「§Rainbow」で感動しました!(コールで)名前を呼ばれるのが久々でしたし。
若井:泣いてたもんね?
芹澤:泣いてないですよ(笑)?
山北早紀(以下、山北):泣いてた(チラッと芹澤さんを見る)。
芹澤:(笑)。やっぱりジーンと来ますよね。これだなって。一曲一曲が『i☆Ris』でしかやっぱりできなくて、その曲たちにコールがあって。11年目でこんなに楽しいって凄いなと思います。やりたいからやってるんだっていうことを改めて実感しましたね。
――山北さんはいかがですか?
山北:『i☆Ris』といえば声出しライブかなと個人的には思いますが、新規のファンの方が現場に来ることを遠慮したりしないかなって若干不安ではありました。でも良い感じに新旧のファンが入り混じっていて、元々声出しで楽しんでいてくれた方もより楽しそうで、全員で楽しめる雰囲気を作ってくれているなと感じましたね。どちらのファンも「楽しかった!」という感想が多かったので成功ですかね!
――新規のファンの方もコールが完璧で。そこも胸が熱くなりました。
若井:ですよね。これまでのライブのブルーレイだったり、コロナ禍でライブ映像を無料公開していたのでそこから勉強してくださったんですよね。本当に嬉しい。
芹澤:私たちから声を出してくださいって呼びかけるのもなんか違うなって思っていて。
若井:そう。楽しみ方は人それぞれだからね。
芹澤:でも、やっぱり声出してくれたら嬉しいから、複雑な気持ちだったんですけど、新規のファンの子たちが一生懸命予習してくれたんだな〜!って初日から感じて、愛おしく思いました。ありがとうって。