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実写映画『ゴールデンカムイ』杉元佐一役に山﨑賢人、アシㇼパ役に山田杏奈

実写映画『ゴールデンカムイ』杉元佐一役・山﨑賢人さん、アシㇼパ役・山田杏奈さんらキャスト陣が一挙解禁! ビジュアル&PVも公開 | 2024年1月19日公開

野田サトル先生の人気漫画を原作とする実写映画『ゴールデンカムイ』が、2024年1月19日(金)に公開決定!

あわせて、本作に出演するキャスト陣とキャラクタービジュアルが一挙解禁。

杉元佐一役に山﨑賢人さん、アシㇼパ役に山田杏奈さん、尾形百之助役に眞栄田郷敦さん、白石由竹役に矢本悠馬さん、月島基役に工藤阿須加さん、二階堂浩平/洋平役(一人二役)に栁俊太郎さん、谷垣源次郎役に大谷亮平さん、牛山辰馬役に勝矢さん、永倉新八役に木場勝己さん、フチ役に大方斐紗子さん、後藤竹千代役にマキタスポーツさん、アシㇼパの大叔父役に秋辺デボさん、鶴見篤四郎役に玉木宏さん、土方歳三役に舘ひろしさんが決定しています。

さらに、ティザービジュアル、プロモーション映像、スタッフ情報が公開。

原作者、キャスト、スタッフよりコメントも到着しました。

ティザービジュアル&プロモーション映像が解禁

杉元佐一とアシㇼパが、気高き北の大地・北海道を舞台に、これから巻き起こる激烈サバイバルバトルアドベンチャーに挑む、今にも飛び出してきそうな大迫力のティザービジュアルが解禁!

“果たすべき、使命はあるか”という力強いコピーとともに、北海道の大自然の中で生き抜く杉元とアシㇼパの、生命力溢れるビジュアルとなっています。

また、プロモーション映像も初公開。作品の世界観を追求し、北海道はもとより、全国縦断の大規模ロケを敢行したダイナミックな本編映像を一早く見ることが出来ます。

雪山を歩く三十年式歩兵銃を持った軍帽姿の男、少女の小さな手の中にあるマキリ(※アイヌ民族によって用いられている短刀)、そして不思議な模様の刺青をもつ男たち……。

杉元(山﨑さん)、アシㇼパ(山田さん)、尾形(眞栄田さん)、白石(矢本さん)、鶴見(玉木さん)、土方(舘さん)ら豪華キャスト陣の真に迫る表情と一挙手一投足が、物語に息吹を与えています。すべての物語が始まる二〇三高地の激戦に爆破シーン、肉体と肉体がぶつかり合う雪原での死闘では、山﨑さんの高い身体能力を生かしたアクションシーンも。極寒の大地をも焦がす、灼熱の埋蔵金サバイバル・バトルにぜひご期待下さい!

プロモーション映像

大人気漫画の実写化に向け、各分野の最強布陣が集結

第3弾が大ヒット公開中の映画『キングダム』シリーズを手掛けた制作プロダクション・CREDEUS。

監督には、これまでEXILE、安室奈美恵、DREAMSCOMETUREなど数々の有名アーティストのMVを500作品以上手掛け、「VMAJ年間最優秀ビデオ賞」を5年連続受賞した経歴を持つ久保茂昭氏です。

さらに脚本は、『キングダム』シリーズ、『TOKYOMER 〜走る緊急救命室〜』、昨年の映画興行収入No.1を記録した『ONEPIECE FILM RED』など、数々の大ヒット作でその手腕を発揮する黒岩勉氏が担当。

そして、同じく『キングダム』シリーズ、Netflixドラマ『今際の国のアリス』シリーズ、『東京リベンジャーズ』シリーズのやまだ豊氏が音楽を担当します。

また、原作・TVアニメシリーズでもアイヌ語の監修を行った千葉大学名誉教授の中川裕氏、キャストとしても参加する秋辺デボさんがアイヌ文化の監修を行うなど、本作に相応しい各分野最強の布陣が集結しました。

原作者、キャスト、スタッフよりコメントが到着

原作者・野田サトル(のだ・さとる)先生

もう記憶が薄れるほど何年も前から進んでいた実写化の企画ですが
原作でご協力して頂いた方たちはもちろん、それ以上の膨大な方たちの
おかげでゴールデンカムイの実写化が実現できたことに多大なる感謝と
原作者として幸せを感じております。
僕は実写関係者の皆さんのゴールデンカムイに対する
愛情を肌で感じました。

個人的に気になっていたのは小道具なのですが
アイヌの民具、衣装は本当にアイヌルーツの伝統工芸の
作家の方々が大勢で作ってくださっていますし、
杉元の30年式小銃などもどこに出しても恥ずかしくないものです。

そして華のあるキャストの皆様。実際に作品を観てくだされば
原作ファンの方たちも実写を愛せるはずだと信じています。

ただの原作者としてではなく製作チームの一員として
この実写をたくさんの方たちに楽しんでいただきたいと願っております。

【プロフィール】
北海道生まれ。2014年から2022年まで「週刊ヤングジャンプ」にて『ゴールデンカムイ』を連載。同作で2016年「マンガ大賞2016」を受賞。2018年には「第22回手塚治虫文化賞マンガ大賞」、2022年には「第51回日本漫画家協会賞コミック部門大賞」を受賞。さらに、2023年連載の完結を受け、「第73回芸術選奨文部科学大臣新人賞メディア芸術部門」を受賞した。現在、「週刊ヤングジャンプ」にて新作『ドッグスレッド』を連載中。

杉元佐一(すぎもと・さいち)役・・・山﨑賢人(やまざき・けんと)

鬼神のごとき戦いぶりから、“不死身の杉元”の異名を持つ元軍人。

【山﨑賢人:コメント】
「ゴールデンカムイ」は大人気の原作なのでとてもプレッシャーに感じましたが、お話を伺った時に“絶対面白くなる”という確信がありました。信頼しているチームとまた一緒に新しいことへ挑戦できるということも自分の中では大きかったです。今まで成長していく役が多かったのですが、杉元という役では、乗り越えた後の失ってしまったものや忘れてしまった感覚を取り戻していく男を表現できればと考えていました。自分も年を重ねて、今まで見せたことのないものをたくさん出す事が出来たのではないかと思います。原作者の野田先生にお会いした時に「味方ですから」と言ってくださりとても嬉しく思いましたし、心強かったです。撮影は、大自然の中や豪華なセットで1つ1つ丁寧に創り上げてる達成感がありました。完成が楽しみです。

【山﨑賢人:プロフィール】
1994年9月7日生まれ。映画『管制塔』(11)で、映画初出演にして初主演を務める。映画『ヒロイン失格』(15)、『orange-オレンジ-』(15)で、「第39回日本アカデミー賞新人俳優賞」を受賞。近年では、累計興行収入100億円を超える大ヒット映画『キングダム』シリーズ(19-)や、世界的ヒットのNetflixドラマ「今際の国のアリス」シリーズ(20-22)、映画『ヲタクに恋は難しい』(20)、『劇場』(20)、TBSドラマ日曜劇場「アトムの童」(22)など幅広い役柄で主演を務める、日本を代表する俳優。現在、第3弾目となる、映画『キングダム 運命の炎』が大ヒット公開中である。

アシㇼパ役・山田杏奈(やまだ・あんな)さん

自然の中で生きるための豊富な知識を持ち、北海道の過酷な大地で生きるアイヌの少女。

【山田杏奈:コメント】
今回「ゴールデンカムイ」という沢山の方々に愛されている漫画の実写化に携わらせていただくことになり、本当に光栄です。
同時に年齢や身長など原作と異なる部分に不安も感じましたが、自分に任せていただいたことに責任を持って演じようと覚悟しました。現場で演じるほどにアシㇼパの意思を持って進む姿、想いの強さに共感し彼女がより好きになりました。
スタッフ、キャスト全員でもっと良いものにしようと話し合い、進めていきました。それぞれの作品に対する愛と役に対する愛に溢れた温かく幸せな現場でした。杉元役の山﨑さんと長期にわたってご一緒するのは今回が初めてだったのですが、山﨑さんとなら杉元とアシㇼパとしての、相棒としての関係性を築いていけると撮影が始まってすぐに感じました。
映画を皆さまのもとに送り出せる日がとても楽しみです、どうぞよろしくお願いします!

【山田杏奈:プロフィール】
2001年1月8日生まれ。映画『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』(16)でスクリーンデビュー。『ミスミソウ』(18)で映画初主演。ヒロイン役で出演した映画『小さな恋のうた』(19)で、「第41回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞」を受賞。近年の主演作品に、映画『ジオラマボーイ・パノラマガール』(20)、『樹海村』(21)、『ひらいて』(21)、『山女』(23)などがある。

尾形百之助(おがた・ひゃくのすけ)役・眞栄田郷敦(まえだ・ごうどん)さん

大日本帝国陸軍第七師団上等兵。兵士として卓越した才を持つ、凄腕のスナイパー。

【眞栄田郷敦:コメント】
原作でも尾形は大好きだったので、演じられて光栄でした。
漫画の魅力を活かしながら、魂を吹き込めたらなと。
みなさんのリアルかつ再現度の高いキャラクター、原作にも登場するロケ地やセット、雪山などの大自然での撮影はどれも「ゴールデンカムイ」の世界観そのもので、自然と尾形として生きれていたような気がします。
が、尾形百之助の魅力はまだまだこんなもんじゃない。
今から続編希望です。
ご期待ください。

【眞栄田郷敦:プロフィール】
2000年1月9日生まれ。映画『小さな恋のうた』(19)で俳優デビュー。『東京リベンジャーズ』(21)、『ヒノマルソウル〜舞台裏の英雄たち〜』(21)に出演し、その年の「第34回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞石原裕次郎新人賞」を受賞。近年の出演作品に、映画『カラダ探し』(22)、ドラマ「エルピス-希望、あるいは災い」(22)。今年は、『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編』『-決戦-』が公開。

白石由竹(しらいし・よしたけ)役・矢本悠馬(やもと・ゆうま)さん

“脱獄王”の異名を持つ天才脱獄犯。

【矢本悠馬:コメント】
元々、原作を読んでいて、お話をいただく前から、実写化するなら自分の推しメンの白石由竹を演じたいと思っていたので、こういう巡り合わせは役者冥利につきるというか、役者をやっていて良かったなと感じました。初日は、白石が好きすぎて、勝手に自分でプレッシャーをかけ、ガチガチになっていましたが、見た目は限界があるので、白石が持っている内面をリスペクトし、模写しつつ自分の解釈とオリジナリティを混ぜられたらと演じました。体も鍛えたので、その仕上がりも観て頂きたいですし、ヌルヌルの白石の見せ場もあるので、気持ち悪いシーンになっていたら嬉しいです。「ゴールデンカムイ」ファンの皆さんに楽しんで頂ける、良い出来になっていると思います。

【矢本悠馬:プロフィール】
1990年8月31日生まれ。映画『ぼくんち』(03)でスクリーンデビュー。映画『ちはやふる』シリーズ(16-18)、『賭ケグルイ』シリーズ(19-21)、『今日から俺は!!劇場版』(20)、『破戒』(22)など話題作に出演し、印象的なキャラクターを演じて注目される。現在公開中の映画『Gメン』に出演しており、待機作には『ゆとりですがなにか インターナショナル』(10月13日公開)がある。

月島基(つきしま・はじめ)役・・・工藤阿須加(くどう・あすか)さん

大日本帝国陸軍第七師団軍曹。同部隊上司である鶴見中尉の側近。

【工藤阿須加:コメント】
元々原作のファンで、連載当時からずっと読み続けてきた作品だったので、お話をいただいた時は、心から嬉しく思いました。月島役が自分に務まるのかという不安、プレッシャーが正直ありましたが監督やスタッフのみなさんを信じやり切るだけだと思い、参加させていただきました。漫画の世界観やビジュアルを各部署の皆さんが細部に渡って一つ一つ丁寧に作り上げてくださっているので、その素晴らしさに毎回驚かされていました。
僕も原作ファンとして楽しみにしていますし、観てくださる方にも楽しんでいただける作品になっていると思います!

【工藤阿須加:プロフィール】
1991年8月1日生まれ。ドラマ「理想の息子」(12)で俳優デビュー。映画『1/11 じゅういちぶんのいち』(14)、『百瀬、こっちを向いて。』(14)にて、「第24回日本映画批評家大賞 新人男優賞」を受賞。映画『ちょっと今から仕事やめてくる』(17)、『総理の夫』(21)、『シノノメ色の週末』(21)、『ハケンアニメ!』(22)などに出演。近作では、全世界へ配信されているNetflixシリーズ「御手洗家、炎上する」に出演している。

二階堂浩平/洋平(にかいどう・こうへい/ようへい)役・栁俊太郎(やなぎ・しゅんたろう)さん

大日本帝国陸軍第七師団一等卒。外見のみでなく挙動や性格まで似通っている双子の軍人。※一人二役

【栁俊太郎:コメント】
元々、原作のファンだったので、お話を頂いた時は自分が「ゴールデンカムイ」という世界の中に参加できるという喜びと驚きで、率直にとても嬉しかったです。
二階堂兄弟は、魅力的なキャラクターなので、その良さをどう引き出そうかという責任感と、大作なので撮影の空気感を想像してワクワクしていました。原作ファンの方々にも二階堂兄弟を楽しみにしている方が多いと思うので、期待に応えられるよう、狂気を見せるシーンは振り切って、ぶっ飛んで演じました。
真冬の北海道ロケは寒さとの闘いでしたが、「ゴールデンカムイ」を撮影しているんだという実感が湧きました。これぞ「ゴールデンカムイ」という世界観で過ごせてとても幸せな現場でした。

【栁俊太郎:プロフィール】
1991年5月16日生まれ。モデル活動を経て、俳優デビュー。『東京喰種トーキョーグール』シリーズ(17-19)、『るろうに剣心 最終章 The Final』(21)など話題作に出演。Netflixドラマ「今際の国のアリス」の“ラスボス”役では、丸刈りで顔面に大きなタトゥーの衝撃ビジュアルと身体能力を披露した。直近では全世界で配信されているNetflix映画「ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜」に出演している。

谷垣源次郎(たにがき・げんじろう)役・大谷亮平(おおたに・りょうへい)さん

大日本帝国陸軍第七師団一等卒。東北マタギの生まれで、山で生きる術を身に付けている。

【大谷亮平:コメント】
多くのファンを持つ人気作品に参加できたことを大変嬉しく思っています。
癖の強いキャラクターが多い中での谷垣の実直で誠実な人間性に魅力を感じたので、演じる上で現場にて湧き上がる感情を大切に、その気持ちをなるべくストレートに出すよう心掛けました。
原作者の野田先生からも谷垣に関しては格別の愛情を注いでいらっしゃると伺ったので、とにかく彼の良さを消さないように私自身も役に愛情を込めて演じさせていただきました。
皆さんにご覧いただける日を楽しみにしています。

【大谷亮平:プロフィール】
1980年10月1日生まれ。モデルとして活動後、渡韓。韓国映画『神弓-KAMIYUMI-』(11)、『バトル・オーシャン 海上決戦』(14)などヒット作へ多数出演。ドラマ「朝鮮ガンマン」で韓国ドラマアワード2014グローバル俳優賞を受賞。帰国後に出演したドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」で注目され、以来、様々な話題作に出演。2024年2月より上演予定のミュージカル「ボディガード」への出演が決まっている。

牛山辰馬(うしやま・たつうま)役・勝矢(かつや)さん

「不敗の牛山」と呼ばれる柔道の達人。大柄で強靭な肉体と石のように硬い頭を持つ。

【勝矢:コメント】
「ゴールデンカムイ」が実写化されるニュースを見た時に、「牛山やらせてくれないかな」と別の現場でも話していたのですが、その直後にお話をいただき、大喜びしました。
やりたいと思える役をいただき本当に光栄なので、全身全霊全力でやっていきたいと思いました。
スタッフ皆さんの力ですごい牛山の外側が出来上がったので、それに負けないように内面も埋めたいと思って演じていました。
日本全国から“チンポ先生”と呼ばれるような男になりたいです!

【勝矢:プロフィール】
1975年5月8日生まれ。1998年に俳優活動開始する。
映画『あしたのジョー』(11)のマンモス西役やドラマ「HERO」(14)の警備員役で注目を浴び、映画『テルマエ・ロマエ』シリーズ(12-14)、『孤狼の血』(18)、『劇場版ラジエーションハウス』(22)などに出演。

永倉新八(ながくら・しんぱち)役・木場勝己(きば・かつみ)さん

元・新選組二番隊組長で“新選組最強の剣士”と呼ばれた剣の達人。

【木場勝己:コメント】
役者になって、53年程経ちましたが、漫画原作の作品に出演させていただくのは、今回が初めてです。共演の舘さんとは、同い年ですが、36年ぶりに現場で再会し、改めて“お互い長いことやってきたんだなぁ”と、しみじみしました。40年以上前、20代の時に「カムイ」というスナックをやっていたので、不思議な縁を感じています。記念すべき作品に出会いました。原作ファンの方がたくさん見ていただくことになると思うので、その方たちの持っている印象に近づけたいと思っていましたが、是非、キャラクターの新しい一面としても観ていただけたらと思います。

【木場勝己:プロフィール】
1949年12月30日生まれ。舞台を中心に活躍後、ドラマ「金八先生」第6・7シリーズでの千田喜朗校長役で強烈なインパクトを与え、話題に。近年の作品に、『劇場版おっさんずラブ〜LOVE or DEAD〜』(19)、『罪の声』(20)などがある。

フチ役・大方斐紗子(おおかた・ひさこ)さん

アシㇼパの祖母で、アシㇼパを大切に思い、幸せを願っている。アイヌの古い教えを大切にしながら日々を生きている。

【大方斐紗子:コメント】
今回アイヌの役を初めてやらせていただきました。アイヌ民族の風習や方言が分からないので最初は苦労しましたがアイヌ語監修の中川先生をはじめとしたスタッフの皆さん、共演者の皆さんのおかげで最後までやり遂げる事が出来ました。
ありがとうございました。

【大方斐紗子:プロフィール】
1939年3月9日生まれ。数々の舞台をはじめ、ドラマ・映画など映像でも精力的に活動。映画『恋の罪』で演じた猟奇的な母親役で注目される。近年は、ドラマ「あなたの番です」(19)で演じた赤池幸子役も話題に。

後藤竹千代(ごとう・たけちよ)役・・・マキタスポーツさん

北海道に砂金を探しに来た杉元が出会う男。

【マキタスポーツ:コメント】
今回、人気作の「ゴールデンカムイ」に出演できると聞いた時は、非常に光栄でした。「ゴールデンカムイ」は奇想天外でもありますが、リアリティもあり、人間の欲望が詰め込まれたエンターテインメント作品です。加えて、歴史的な大河も物語には備わっており、色々な角度で味わえる作品に関われたことは嬉しかったです。
私が演じる後藤竹千代は、物語の起点となる役です。それゆえ「原作と違うじゃない」と言われないように、でもマキタスポーツらしさは失わないように緊張感を持って演じたのを覚えています。全くの善人がいないところが面白い作品だと思いますので、皆さんも心の向くままに楽しんでください。

【マキタスポーツ:プロフィール】
1970年1月25日生まれ。芸人・ミュージシャン・文筆家・俳優。音楽ネタを得意とする一方、自伝的小説「雌伏三十年」(22)を上梓するなど幅広く活動。俳優としては、映画『苦役列車』(12)で、「第55回ブルーリボン賞新人賞」、「第22回東スポ映画大賞新人賞」を受賞。その後も「闇金ウシジマくん」シリーズ(14-16)、「きのう何食べた?」シリーズ(19-23)、また『MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない』(22)などの話題作に出演している。

大叔父(おおおじ)役・・・秋辺デボ(あきべ・でぼ)さん

アシㇼパの大叔父。アシㇼパの幸せを願っている。

【秋辺デポ:コメント】
原作の漫画は一見したところ、ハードな描写が多く、俺とは縁遠い世界だと思っていました!
それが運命の悪戯か?アイヌ文化監修をすることになり、
どういうわけか?大叔父(原作では叔父)に抜擢され、
慌てて原作を読み、手の平返しに好きな漫画となりました(笑)
やれる準備は髭を伸ばし髪の毛も伸ばしたこと。アイヌにとって髭は古来から大切なたしなみでした!
撮影は一流のスタッフ、役者、監督に囲まれてアイヌ民族の一人として思いっきりやらせてもらったと実感しました。
空想でありながら現実感あふれるこの映画がスクリーンいっぱいに映し出され、
映画ファンの皆様に届くことを期待しております!
ソンノ・イヤイライケレ!

【秋辺デポ:プロフィール】
1960年北海道生まれ。民芸ショップ開業と同じ年に、香港アジア芸術祭にユーカラ劇の主役として出演。
1993年、阿寒アイヌ工芸組合専務理事就任以降、ユーカラ劇、イオマンテの火祭り、ブラジル公演ほか現在まで多数
演出を手掛ける。俳優として、映画『許されざる者』(13)、『アイヌモシㇼ』(20)にも出演。

鶴見篤四郎(つるみ・とくしろう)役・玉木宏(たまき・ひろし)さん

大日本帝国陸軍第七師団中尉。情報収集や分析能力に長ける情報将校。日露戦争で前頭部を損傷し、プロテクターで保護している。

【玉木宏:コメント】
僕自身、「ゴールデンカムイ」のファンなので、大変な作品になるということは承知していました。それを踏まえても今作に参加できることが楽しみでした。今回いただいた鶴見中尉という役は、とてもやりがいのあるキャラクターなので、演じることができて嬉しいの一言です。原作を読んでいて感じた、先の読めない怖さや恐ろしさ、一筋縄では掴み切れない所をお芝居でも出せたらと思って演じました。原作へのリスペクトを込めて、原作ファンの皆さんにも満足していただける作品になるよう、キャストの一員として臨みました。出来上がりが楽しみです。

【玉木宏:プロフィール】
1980年1月14日生まれ。ドラマ「せつない」(98)で俳優デビュー。映画『ウォーターボーイズ』(01)で注目を浴び、『雨鱒の川』(04)で映画初主演を飾る。連続テレビ小説「こころ」(03)や「あさが来た」(15-16)、映画化もされた「のだめカンタービレ」シリーズ(06-08)など多くの話題作に出演。今年は映画『キングダム 運命の炎』(大ヒット公開中)、『沈黙の艦隊』(9月29日公開)などに出演。

土方歳三(ひじかた・としぞう)役・舘ひろし(たち・ひろし)さん

戊辰戦争で戦死したとされていたが、政治犯として幽閉され、生きながらえていた元新選組・鬼の副長。

【舘ひろし:コメント】
有名な原作の映像化に、参加させてもらい大変嬉しい思いです。今作は、実は土方が生きていたら...という設定ですが、土方歳三というのは、常々演じてみたいと思っていた役でした。土方は、誰よりも武士ということに憧れ、武士よりも武士らしくしたいという想いがあったのではないかと、原作漫画に加え、土方の本も読み直し、イメージを膨らませ、演じさせていただきました。漫画を読んだ時に、それぞれがイメージする世界があると思いますが、今作はそれを超えた映像を皆さんにお見せできるのではないかと、今から公開が楽しみです。是非、期待していて下さい。

【舘ひろし:プロフィール】
1950年3月31日生まれ。1976年に東映映画『暴力教室』で俳優デビュー。1982年に出演したドラマ「西部警察」(’79~/EX)をきっかけに1983年に石原プロモーションに入社。大ヒット作「あぶない刑事」シリーズ(86~19)に出演。『終わった人』(18年)にて「第42回モントリオール世界映画祭 最優秀男優賞」、「第42回日本アカデミー賞 優秀主演男優賞」を受賞。2020年「旭日小綬章受賞」を受賞。

プロデューサー・松橋真三氏【CREDEUS】

WOWOWから、世界で勝負できる最高のエンターテイメント作品を作れないか?と相談され、強い覚悟と巨額の制作費がかかりますよ、と念を押し、本企画を提案させていただきました。とはいえ、原作権は争奪戦。獲得までの道のりは長く、企画開発と調査にも膨大な期間と人力を費やしました。このほど、ようやく、極寒の北海道を中心としたロケ地で、壮大で激しい撮影を完了することができました。志を同じくして集まってくれた素晴らしいキャスト・スタッフのおかげです。その熱量と手応えは、皆さまのコメントをご覧いただければと思います。必ずや『キングダム』に続くスペクタクルな作品をお届けできると確信しておりますので、完成まで今しばしお待ちください。

プロデューサー・大瀧亮氏【WOWOW】

この度、映画『ゴールデンカムイ』の製作幹事を務めさせていただきます。野田先生が紡がれた個性的で魅力的で激アツな原作を実写化する重責を感じつつも、素晴らしいキャスト・スタッフとパートナー社が集結してくださり、準備から撮影、仕上げ、プロモーション、どの局面も日々心が震える刺激的な積み上げをしています。原作コミックスには「カントオㇿワヤクサㇰノアランケㇷ゚シネㇷ゚カイサㇺ」(天から役目なしに降ろされた物はひとつもない)というアイヌの言葉が記されていますが、これを読む度に自らの役目をしっかり全うしなければと背筋が伸びます。それはきっとこの原作の実写化と長期間に渡り対峙した皆が等しく感じていることと思います。本作に携わる全ての人の作品愛がしっかりとお客様に届きますように完成まで更なる高みを目指して精進してまいります。是非ご期待ください。

監督・久保茂昭(くぼ・しげあき)氏

僕は元々、この原作の大ファンであります。ファンであればこそ、原作へのリスペクトや愛情のこもった作品になることは望めるかもしれないですが、それだけでこの「ゴールデンカムイ」の世界観を表現できるとは微塵も思いませんでしたし、責任とプレッシャーがとても重くのしかかりました。原作が描いている世界をどれだけリアルに伝えられるかスタッフと考え、調べ、足を運び、学びながら一年以上をかけて制作に取り組みました。壮絶な金塊争奪戦の中でそれぞれの役目を全うすべく、時に死闘を繰り広げていく登場人物たちですが、アイヌと関わり、どこか愛らしい日常や表情が垣間見えることで、キャラクターたちの人間味と愛おしさが増し、その反面で、より一層金塊争奪戦の緊迫感が増していきます。また、強靭な意思を持ち、自分たちの文化、信仰を守るべく戦ってきた、かつてない強いアイヌ像をアシㇼパを通して描いています。地続きにつながっていく人間模様や、壮絶な刺青の争奪戦を描くための準備に全てを費やしました。多くの大自然の中での撮影もまさに戦いでもありました。それが研ぎ澄まされた映像となって描かれていると思います。ぜひ、劇場の大画面でアイヌ文化、明治時代、大自然で展開する金塊争奪戦の大スペクタクルの始まりを感じて欲しいです!

【プロフィール】
1973年生まれ。これまで、EXILE、安室奈美恵、DREAMS COME TURE など数々の有名アーティストのミュージック・ビデオを500作品以上監督し、「VMAJ年間最優秀ビデオ賞」を5年連続受賞。ドラマ「HiGH&LOW~THE STORY OF S.W.O.R.D.~」(15)を皮切りに、同シリーズの映画公開作品を監督。その他の監督作品に、高橋ヒロシによる不良漫画の金字塔『クローズ』『WORST』のコラボ映画『HiGH&LOW THE WORST』(19)や『小説の神様 君としか描けない物語』(20)などがある。

映画『ゴールデンカムイ』作品情報

ストーリー

舞台は気高き北の大地・北海道。時代は、激動の明治後期―。
日露戦争においてもっとも過酷な戦場となった二〇三高地での鬼神のごとき戦いぶりに「不死身の杉元」と異名を付けられた日露戦争の英雄・杉元佐一は、ある目的のために大金を手に入れるべく、北海道で砂金採りに明け暮れていた。そこで杉元は、アイヌ民族から強奪された莫大な金塊の存在を知る。金塊を奪った男「のっぺら坊」は、捕まる直前に金塊をとある場所に隠し、そのありかを記した刺青を24人の囚人の身体に彫り、彼らを脱獄させた。
囚人の刺青は24人全員で一つの暗号になるという。
そんな折、野生のヒグマの襲撃を受けた杉元を、ひとりのアイヌの少女が救う。「アシㇼパ」という名の少女は、金塊を奪った男に父親を殺されていた。金塊を追う杉元と、父の仇を討ちたいアシㇼパは、行動を共にすることとなる。
同じく金塊を狙うのは、大日本帝国陸軍第七師団の鶴見篤四郎中尉。日露戦争で命を懸けて戦いながらも報われなかった師団員のため、北海道征服を目論んでおり、金塊をその軍資金代わりに必要としていた。
そして、もう一人、戊辰戦争で戦死したとされていた新選組の「鬼の副長」こと土方歳三が脱獄囚の中におり、かつての盟友・永倉新八と合流し、自らの野望実現のため、金塊を追い求めていた。

杉元&アシㇼパVS.第七師団VS.土方歳三・・・!!
雄大な北の大地を舞台に、一攫千金!三つ巴のサバイバル・バトルが、今始まるッ――!!!!

出演者

山﨑賢人
山田杏奈
眞栄田郷敦
工藤阿須加
栁俊太郎
矢本悠馬
大谷亮平
勝矢
木場勝己
大方斐紗子
秋辺デボ
マキタスポーツ
玉木宏
舘ひろし

スタッフ

原作:野田サトル「ゴールデンカムイ」(集英社ヤングジャンプコミックス刊)
監督:久保茂昭
脚本:黒岩勉
音楽:やまだ豊
アイヌ監修:中川裕 秋辺デボ
製作幹事:WOWOW・集英社
制作プロダクション:CREDEUS
公開:2024年1月19日(金)全国公開
配給:東宝

公式サイト
公式X(旧:Twitter)
公式Instagram

(C)野田サトル/集英社
(C)2024 映画「ゴールデンカムイ」製作委員会
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