初のソロ歌唱に込められた想いとそれぞれの挑戦――「にちにちさん」は新たなステージへ「日々荘3号館〜はなしたあとはリサイタル@ひとりで歌ってみた〜」相川奏多さん、橘美來さん、夏目ここなさん、日向もかさん、宮沢小春さんアフターインタビュー
橘さんが語る「鬼太郎(おにたろう)事件」の真相
ーー今回の朗読劇は「読書感想文」がテーマでした。相川さんの「チャットGPT」のネタが面白かったです。
相川:使ったことはないし、何なのかもよく分かっていないのですが、面白いネタをもらったなと。普段から本をよく読むので、読書感想文はそこまで苦しくなかったです。今回のお題も楽しく朗読できましたね。
橘:私も楽しかったです。本当は桃太郎の鬼退治仲間をDiscordで集めたかったのですが、伝わらないかなと思ってやめました。Discordで「@3」と書いてゲーム仲間を集めると速いんですよ。
日向:??? ……このふたり(相川さん、夏目さん)は理解しているみたいですが。
夏目:わかるよ!
相川:あと3人でしょ? 橘さんと言えば……とある事件もありましたね。
夏目:「鬼太郎(おにたろう)事件」は面白かった(笑)。
橘:ごめんなさい! 練習でも鬼退治を鬼太郎と何回か読み間違えていたのですが、気合いを入れて本番に臨んだら、思わず「鬼太郎!」と言ってしまって(笑)。
夏目:私も「鬼太郎がどうしたの?」って拾ったから(笑)。
橘:テイク2でも思い出し笑いが止まりませんでした。相川が喝を入れてくれて、なんとかやり切ることができました。ありがとうございます!
相川:頑張ったよ!
ーー相川さんと同じく、宮沢さんも本をよく読まれていますよね。
宮沢:私は物語のイントロダクションを担っている感覚でした。昼の部の『走れメロス』の長台詞はかなり緊張していましたね。でも「この朗読劇を乗り切ったら歌までは大丈夫!」という気持ちだったので、無事終えられて一安心です。相川と一緒で、私も読書感想文に苦労するタイプではなくて。小学生のとき、読書感想文を音読する催しがありました。
相川:地獄じゃん!
橘:私の学校は提出するだけだったよ。
宮沢:1〜2年生くらいのときにやっていた記憶があります。なので、それ以来の読書感想文発表でした。
ーー夏目さんはまるでTikToker(ティックトッカー)のような……。
夏目:読み方は、色々なTikTokerさんを参考にして考えました。住人さんもネタを分かってくれたので、とても楽しかったです。
ーーネタと言えば、日向さんの埼玉ネタもウケていました。
相川:浦和美園駅がめちゃくちゃウケてたよね。
日向:昼は見事に決まりました(笑)。読書感想文については、当時、あらすじを読んでから想像で書いたり、ライトノベルを読んだ体でアニメの感想を書いたりしていました。
ーー読書感想文でラノベがOKだったのですね。
日向:私の学校ではラノベもありでした!
橘:ラノベは聞いたことないかも(笑)。読書感想文には課題図書があったよね。
相川:私は、課題図書でも既に読んでいるものが多かったな。
日向:私は読まなかった……。ネットであらすじを見て、「このセリフが良い!」という感じでなんとか乗り切りました。
橘:それはある意味才能だよ! 当時の学校の先生がこの記事を読んでいないといいね(笑)。
日向:本当だわ……(笑)。でも、もう時効です!
「ニュースキル」の成否を分けた「ゴーレボ」後の追い込み
ーーそんな日向さんは、「ニュースキルを手にいれよう(仮)」のコーナーで魚へん漢字を無事全問正解! おめでとうございます!
一同:(拍手)
ーー直前の「ゴーレボ」(「ゴー☆ジャス@レボ☆リューション~こんな声優ファン☆タスティック with 日向もか~」)の生配信を見て、少し心配していたのですが……。
日向:「ゴーレボ」より以前は漢字だけ覚えていたのですが、その後、意味を頭に入れて追い込みました。今はほぼ完璧なので、5問しか出ないことが悔しいくらいです。「チョウザメはサメじゃないけど、頭がサメみたいだからチョウザメと呼ばれる」みたいな豆知識もバッチリです。「ニュースキルを手に入れた!」と胸を張って言えます。
ーー次は橘さんの番ですね。
橘:(取材時点では)利き○○のテーマが何になるかもわからないのですが……不安ですね!
宮沢:得意なものだから大丈夫だと思う。メーカーごとのパスタの味とか?
橘:ミートソースの味比べなら頑張って覚えるよ。
相川:私はそうめんか、蕎麦かみたいなレベルだと思っていたけど(笑)。
橘:目隠ししたら、意外と分からないかもね。
日向:分からなさそう!
宮沢:目隠しでパスタの太さを当てるのは?
橘:私は1.6ミリのパスタが一番好きなので、細さなら当てられるかも。色々と要相談ですね。パスタはこれまで200種類くらい作ったので、好きなものを伸ばすという点においては良いかもしれない。これを気に「得意です!」と言えるものが増えるように頑張りたいと思います。
ーー今回は「言いまちがい人狼」も盛り上がりを見せました。
相川:マイク越しの声がスピーカーで混ざって、判別が難しかったですね。
橘:そもそも一番遠くの人の声は、よく聞こえないから。人間側が声を出しすぎると、人狼の言葉を聞き逃すのでバランスが難しいです。
ーー昼の部では、相川さんが誰にも気づかれずに勝ち残りました。
相川:そうでしたっけ(笑)。
橘:「裏切り」の夏目に票が集まっていました。人狼側は「?」が最後についていたので、人間側の言葉に「?」を付けていたのがかなり怪しかった。
相川:ここなが上手でした。私は何もしてないです! 逆に夜の部はめちゃくちゃ疑われましたから(笑)。
ーー(笑)。口の動きを読むのは声優さんならではの攻略法ですね。
相川:リハーサルではマスクをしていたので、口元が見える状態は今日が初めてでした。ひとつの決定打になるので、新鮮で楽しかったです。