『東京卍リベンジャーズ』天竺編キーマンの1人・乾青宗(いぬいせいしゅう)の魅力に迫る! ストーリーとあわせてご紹介!
原作『東京卍リベンジャーズ』は2017年から2022年にかけて「週刊少年マガジン」(講談社)で連載された和久井健先生による漫画作品で、累計発行部数7000万部を突破という人気作品です。
2021年4月からTVアニメが放送され、実写映画や舞台も公開されました。そして、遂に来月2023年10月からアニメ「天竺編」が放送開始予定です。
今回ご紹介する乾青宗は2023年1月から放送された「聖夜決戦編」にて初登場。本記事では、10月から放送される「天竺編」を目前に「聖夜決戦編」や和久井健先生のポストを中心に彼の魅力についてご紹介します。
目次
乾青宗の基本情報
誕生日:1989年10月18日
身長:177㎝
体重:64㎏
所属:黒龍
血液型:B型
通称:イヌピー
イメージカラー:青紫
好きなもの:献血。血を抜かれている時のスーっとなるのが気持ちいい。
お気に入りの場所:S.S MOTORS
金髪の髪に、顔の左側にある大きな火傷跡が特徴。
乾青宗と黒龍の関係
乾は「聖夜決戦編」では“十代目黒龍 特攻隊長”。黒龍(ブラックドラゴン)に忠誠を誓い、九井一(通称:ココ)と共に柴大寿の側近を務めます。
乾自身は八代目黒龍に入隊するが、荒れた八代目に染まり、少年院行き。少年院入所中に九代目黒龍は佐野万次郎(通称マイキー)率いる東京卍會により潰されますが、乾の信念の元、柴大寿をボスに迎え入れ十代目黒龍を九井と共に立ち上げます。
復活した黒龍は特攻服をはじめ全てを刷新し、暴力と引き換えに得た金と軍隊のような規律をもった、最狂最悪の武闘派集団となりました。
柴大寿の弟・柴八戒(東京卍會・弐番隊副隊長)が東京卍會を辞め黒龍へ入る事をきっかけに勃発する「聖夜決戦編」。その闘いで黒龍総長・柴大寿がマイキーに負け十代目黒龍は解散しますが、乾と九井は十一代目黒龍を継ぎ、東京卍會の傘下に下ることになりました。
魅力的な人物像
冷静な武闘派
普段はあまり感情を顔に出さない冷静な彼ですが、鉄パイプで三ツ谷隆を殴打する凶暴性を持ち合わせた武闘派です。初登場の際も、黒龍総長・柴大寿の弟、柴八戒の首にナイフを突きつける場面が衝撃的でした。
天然な少年
一方、九井に横浜市の県庁所在地を聞かれて「横浜県」と答えるお茶目な面も(和久井健先生の公式X(旧Twitterより))。九井と接する時は10代の素直な少年に戻っているようで、微笑ましいですね。
#東卍の日常 「落ち着けイヌピー、よく考えろ」 pic.twitter.com/Pt640DrU0X
— 東京卍リベンジャーズ【公式】 (@toman_official) February 21, 2022
黒龍を1人ででも復活させようとする熱い一面もある男
乾自身は八代目に入隊するが、荒れた八代目に染まり少年院行き。当時中学3年生だった乾が少年院を出所すると、九代目黒龍はマイキー(佐野万次郎)率いる東京卍會に潰され、なくなっていました。
少年院に迎えに来た九井に「先をみろよ、黒龍なんて忘れちまえ」と助言されますが、乾は「いいよ、俺一人でも黒龍を蘇らす。」と九井に微笑みます。九井も乾の気持ちを汲み、同級生の柴大寿を紹介し乾はタイマンを挑むが敗北。そこで柴大寿をボスに迎え入れ十代目黒龍を九井と共に立ち上げます。
乾がなぜ黒龍に固執するのか、「天竺編」で紐解かれていきます。
今日10月18日は乾 青宗(イヌピー)の誕生日(^^)
— 東京卍リベンジャーズ【公式】 (@toman_official) October 18, 2019
天竺編のキーマンの1人。
敵なのか味方なのか、
なぜ黒龍に固執するのか、
ココのイヌピーに対する絶対的な忠誠心、
天竺編で紐解かれていきます!
お楽しみに!
(和) pic.twitter.com/qDvKjJp9tx
男らしさも兼ね備えた少年
“聖夜決戦”で松野千冬と対戦した時、「松野千冬、テメェとはピンピンしてる時にやってみたかった」と、強い相手とは正々堂々と戦いたいという男らしさを垣間見せます。十代目黒龍を蘇らせた際にも柴大寿にタイマン(1対1の闘い)を挑んでいますが、“強い相手とは正々堂々と勝負をしたいという信念”こそが彼の大きな魅力ではないでしょうか。
おしゃれなイヌピー
出所の際は特攻服にピンヒールという姿で登場。迎えに来たココに、「相変わらずぶっ飛んでるな」と突っ込まれるが気にしないマイペースな面も。
乾はピンヒールをよく履いていますが、1990年代の不良に流行ったと原作者の和久井先生がおっしゃっています。流行りものに加えて紫やピンクの服装が好きな乾。おしゃれなメンバーも多い『東京卍リベンジャーズ』の中でも一際華やかな存在ですね。
アニメで演じているのは榎木淳弥さん
声優の榎木淳弥(えのきじゅんや)さんは、10月19日生まれ、東京都出身。『呪術廻戦』の虎杖悠仁役をはじめ『機動戦士ガンダムNT』のヨナ・バシュタ役、『鬼滅の刃』の煉獄千寿郎役、日本語吹替版『スパイダーマン』のピーター・パーカー役など、人気作品のキャラクターを多く演じています。
“マブ”九井一のとの関係
乾青宗と共に黒龍総長・柴大寿の側近を務める九井一。乾が少年院から出所する際に九井は迎えに来ています。また、聖夜決戦当日も「オマエはどうししたい?ココ」と穏やかに話しかける乾に、九井は「オレはオマエについてくぜ、イヌピー」と返し、お互い信頼できる唯一無二の存在であることが垣間見えます。
「天竺編」では、この九井の乾に対する絶対的な忠誠心についても紐解かれていきます。これから明かされる二人の過去が気になりますね。
イヌピーの誕生日には、作者の和久井先生よりユーモア溢れた描き下ろしイラストが公開されました。イヌピーの秘密を知っているココは、さりげなく彼のそばにいて見守っている様子。イヌピーの左側をよく見てみてくださいね。
今日10月18日は乾 青宗の誕生日(^^)
— 東京卍リベンジャーズ【公式】 (@toman_official) October 17, 2022
イヌピーはよく誰もいないとこで謎の鼻歌を口ずさんでる(ココ談)
なんで知ってるんでしょうねー?
(和) pic.twitter.com/utuQeKLl7f
10月から放送「天竺編」での乾青宗の活躍に注目!
「聖夜決戦編」では東京卍會のメンバーが天竺に急襲され、主人公・花垣武道の前に東京卍會を除名された稀咲が横浜“天竺”総参謀・稀咲鉄太として姿を現すところで終わっています。
東京卍會の傘下に入った乾青宗がこれからどのように関係していくのか、紐解かれるココとの関係とは……10月からのアニメ放送が待ち遠しいですね!
[文/西澤あさこ]
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