音楽
「東京カラーソニック!!  Special Live~Grow up!!~」レポ

キャスト10人が初めて一堂に会したイベント「東京カラーソニック!! Special Live~Grow up!!~」が開催! 朗読劇と楽曲ライブで来たる3rdシーズンへ繋がるイベントのレポートをお届け!

208X年の日本を舞台に、色ノ葉音楽学院の生徒たちが作曲家とボーカリスト2人1組でバディを組み、1年に一度開催される学院そして日本最大の音楽フェス「東京カラーソニック」の優勝を目指す青春エンターテインメント『東京カラーソニック!!』。

8月25日に発売されるCD『東京カラーソニック!! Trust BIRTH』で3rdシーズンがスタートする直前の8月13日、東京・パルテノン多摩大ホールにて2ndシーズン「Grow up!!」のキャストが勢ぞろいするイベント『東京カラーソニック!! Special Live~Grow up!!~』が開催!

出演は千葉翔也さん(小宮山嵐役)、上村祐翔さん(霧島 宙役)、斉藤壮馬さん(宝田伊織役)、中島ヨシキさん(加地春飛役)、梶原岳人さん(瀬文永久役)、木村良平さん(財前未來役)、武内駿輔さん(倉橋海吏役)、江口拓也さん(高槻神楽役)と、2ndシーズンから参加している広瀬裕也さん(宮苑 巴役)、梅原裕一郎さん(榊 旺士朗役)。

2ndシーズンの集大成であり、これから始まる3rdシーズンに繋がる重要なイベントの昼公演の模様をお伝えします。

 

 

「Growing Fes.」開催前夜と当日を描いた朗読劇からスタート

薄幕が上がると、イベントロゴのモチーフとなっている五線譜を模したセットがステージを彩ります。10人の衣装も各キャラの個性やイメージカラーに沿ったものでこだわりを感じられ、作中の世界への没入感を誘います。

千葉さん演じる嵐が、政府が主催する「Growing Fes.」の開催前夜に、ホテル内で結束会を開いたと告げ、フェス前夜の10人を描いた朗読劇が開幕しました。

フェス前日の心境を語り合う10人。テンションが上がる旺士朗(梅原さん)、おどける春飛(中島さん)、冷静に突っ込む神楽(江口さん)、不安を口にする永久(梶原さん)をみんなが励ましたり、楽しい時を過ごす一同。

そんな結束会を終えた後、旺士朗がホテルの部屋に戻ると大切にしている「ふわふわタオルケットのモモちゃん」がなくなっていることに気づき、「アレがないと俺は、眠れない!」と動転。「盗ったヤツは誰だああああ!」と会場に響き渡る絶叫で9人を急きょ招集しました。

 

 
深夜に呼び出されて不機嫌な9人をよそに、全員のアリバイの聴き取りを始める旺士朗。はっきりと答えられない嵐と神楽と伊織(斉藤さん)を不審に思い、更に問い詰めると、嵐はホテル内で迷っていた犬を助け、神楽は伊織に勉強を教えていたとしぶしぶ答える 。

そんな時、未來(木村さん)の元に電話が。そして、意外な真相が明らかに……。問題は解決したものの、宙たちから仲間を疑った代償として罰ゲームを要求され、旺士朗は連行されていくのでした。「コチョコチョは止めてくれーーーー!」という叫び声が響き渡ります。

場面が変わり、いよいよフェス当日。満員のお客さんを前に興奮を隠せない一同。

1stシーズンでバディだったメンバー、嵐と宙(上村さん)、永久と未來、海吏(武内さん)と神楽、伊織と春飛と、2ndシーズンから仲間となった一年生の巴(広瀬さん)と旺士朗がそれぞれ2ショットでフェスの楽曲制作について振り返ったり、互いの想いを語り合います。

そしてまた10人がそろうと、宙は「奇跡の欠片が集まったようだった。あの瞬間を僕たちはきっと、この先も一生忘れないんだろう。10人の情熱が降り注いだ、あのGrowing Fes.をーー!」と語り、その後、全員が正面を真剣なまなざしで見つめて朗読劇は終了しました。

 

10人で作り上げた「If」

一旦、幕が閉じると、文部大臣の駿河冬一(声:諏訪部順一さん)のGrowing Fes.開催にあたってのあいさつが流れます。「きっと皆様の心に感動をお届けすることでしょう。それでは幕は上がります。どうか一秒たりとも目をそらさず、このGrowing Fes.をご堪能ください」。

 

 
ライブパートが始まり、1曲目は千葉さん、斉藤さん、梶原さん、武内さん、広瀬さんによる2ndシーズンの主題歌「Grow up!!」。

イントロで武内さんが「お前ら盛り上がる準備はできているか!」とお客さんをあおります。
体を大きく揺らしながら速いラップパートもカッコよくキメ、5人の声がそろうラスサビは力強く。お客さんも好きなメンバーのイメージカラーのペンライトを激しく振って、盛り上がります。歌い終わった瞬間、客席から大歓声と拍手が湧き上がりました。

一度暗転し静寂に包まれる中、嵐の曲を作詞・作曲した旺士朗が姿を現し「このステージで描いてくれ。俺と小宮山が見つけた、たったひとつの”群青”を。」とコメントを発して、嵐のソロ曲「群青」へ。

PVを背に、サビ始まりの歌い出しから高らかに歌い上げ、2番に入るとステージ後方で歌っていた千葉さんはステージ前方へと歩み出します。嵐と旺士朗の情熱が伝わってくるような力強く、かつメッセージを伝えるような丁寧な歌唱で、生の歌で聴くことで作中の二人の決意をより体感することができました。心も体も熱くなるパフォーマンスを披露しました。

 

 
続いて宙の「永久さん、僕の“ワンダーランド”を届けてください。」というメッセージから、永久のソロ曲「ワンダーランド」へ。スタンドマイクを両手で握りながらバラードナンバーを歌唱。宙のせつないメッセージを、声音や表情、振り付けで表現されていて、聴きながら思わず本編での情景を見たかのような錯覚を体感。ラスサビの最後のフレーズで見せたロングトーンが会場に響き渡りました。

4曲目の前には未來が「巴、おまえの”モラトリアム”はどんな色に染まった?」と問いかけ、巴のソロ曲「モラトリアム」へと続きます。シティポップとヒップホップを組み合わせたクロスオーバーな楽曲で、巴の想いを代弁したような歌詞と広瀬さんの艶っぽい歌声が合わさってまさに「モラトリアム」の揺れ動く感情が伝わってきました。

前曲が終わり、ここまでと同じように作曲者のメンバーを演じるキャストがステージに登場すると思っていたところ、中島さんは客席の後方に出現。これには観客もビックリした様子でした。

「鬼才のボーカリストさん、頼んだよ。」という春飛のメッセージを受け始まる海吏のソロ曲「secret riff maker」。武内さんは「盛り上がっていくぞ~!」と絶叫。アッパーチューンで、腕を何度も高く上げては振り下ろします。客席を指差したり、こぶしを何度も突き上げるなど終始、海吏さながらの激しいパフォーマンスを繰り広げます。ラストは可愛く「ありがとう」と言って手を降りながら去っていきました。

 

 
会場の熱量が上がった空気感の中で神楽が「俺たちの”praying”は今ここで花を咲かせる」と力強く曲振りをし、伊織のソロ曲がスタート。歌唱を担当する斉藤さんは緑のスポットに照らされながらゆっくり登場。クリスタルのように澄んだオケのミディアムナンバーで、スタンドマイクを両手で握り締めてしっとりと歌う。サビでは力強さが増した圧巻のロングトーンに会場中が引き込まれました。

ソロ楽曲の次は、ボーカリスト5人が再登場。歌うのは『Growing』シリーズを締めくくったCD「ENDING」に収録された5人曲「If」。

壮大なバラードナンバーで、5人が1人ずつソロパートを担当しながら、次第に声が重なり、サビは全員で、熱く歌い上げます。会場のお客さんもペンライトを大きく振って盛り上げました。

間奏になると作詞・作曲家陣の旺士朗、宙、未來、春飛、神楽が1人ずつ、自身の成長と仲間への想いを包み隠さず語ります。を披露。その言葉を受けたあと、大サビではボーカル5人の感情が会場全体にも伝わり、ラストに相応しい感動的なフィナーレを迎えました。

 

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