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舞台『おそ松さん』セカンドシーズン:6つ子キャストインタビュー

『おそ松さん on STAGE』セカンドシーズン:中西智也さん×大野紘幸さん×杉咲真広さん×三井淳平さん×中村碧十さん×本間一稀さん 6つ子キャストインタビュー|2代目キャストを奮い立たせる先代の激励

2代目キャストを奮い立たせる先代の激励

――8月の記者会見には、初代キャストの高崎翔太(おそ松役)さんと井澤勇貴(F6おそ松役)さんも登壇しました。裏でお話をする時間はありましたか?

三井:多少はありました。スタンバイの時間で。

大野:そのときはそんなに深い話ができなかったんですけど、「みんな並んで」って写真を撮ってくれて。「(初代キャストの)みんなに送ろ。喜ぶと思うわ」と言っていたのが印象的でした。今でも関係が続いているんだな、それぐらい密になって協力して、みんなで作り上げていったんだなと実感しました。僕らもチームワークが重要になるなと改めて感じたし、これからずっと付き合うメンバーになるんだという楽しみもできましたね。

中西:僕は、同じおそ松役の翔太さんとお話しできたんですけど、「中西くんの思うおそ松を演じれば大丈夫だよ」と言ってくれました。翔太さんも、最初はどうなるか分からなくて緊張していたらしいんです。だけど、公演を重ねていくうちに勝手に口が動くようになってきて、おそ松なっていったと。で、気づいたら舞台上が楽しくてしょうがなくなったと言っていました。それを聞いて、すごく気が楽になりましたね。

――ハイのような状態になれた、ということでしょうか。

中西:そうなのかな? たぶん、翔太さんのなかにおそ松が馴染んでいったんだと思います。僕もそうなるのが一番の理想です。

三井:たしか、一稀も赤澤(遼太郎)さんにリプを送ってたよね?

本間:あ、そうそう。赤澤さんが公式アカウントの投稿を引用していたので、そこにリプを。

中西:そういうの得意だもんね?

本間:えっ! ちょっと、変な言い方しないでよ(笑)!

中西:したたかだから。

大野:したたか(笑)。

本間:(周りの声を振り払いながら)赤澤さんは、本当に可愛らしいトド松を演じてらっしゃったじゃないですか。個性豊かなお兄ちゃんたちに囲まれながらも、腹黒くてかわいい末っ子をすごく素敵に表現されていたので、僕も負けないように。というか、超えるぞ!というくらいの気持ちで臨もうと思っています!

杉咲:僕も、会見場での話ではないんですけど、同じチョロ松を演じられていた植田圭輔さんにLINEで「決まりました」と報告しました。そうしたら、「ツッコミはセンス、芝居力、自分で笑いを取りにいかない、だぞ!」と送ってくださって。チョロ松役としては本当にそのとおりだな!と、この一文から全て伝わってきましたね。いつでも見られるように、このメッセージだけスクショしてあります。

稽古前に勃発した「フォローしてる・してない問題」

――稽古に入ってから本格的に役を固めていくかと思いますが、現状で「こんなふうに演じたい」と考えていることはありますか?

杉咲:役に関してではないんですけど、やっぱり最初はもらった台本で思いっきりやることですね。そうして、どんな提案も怖がらずにできる環境をみんなで作っていきたいです。「それ、おもろいか?」と否定的に捉えるのではなくて、「それいいね!」と受け入れていく、というか。そういうリスペクトし合える稽古場作りが理想です。

大野:(杉咲を見て)……座長?

杉咲:いやいやいや、違うから(笑)。

――そう思うくらい、頼もしいコメントでしたね。

三井:こういう立派な座長がいますんで、安心ですね。僕は一松役なので、前に出過ぎずみんなのことを引いて俯瞰で見ていたいです。斜に構えたり悪態をついたりするキャラクターではあるので、智也と真広が沢山喋っているところを悪い目つきで見ておこうかなと思います。

杉咲:さっき俺が言ったことの真逆を言ってるよね(笑)?

三井:立派な座長がいてくれるからできることだよ? 僕くらいは稽古場で悪態をついてもいいかなって。後ろのほうでブツブツブツブツ言っとくね!

杉咲:そういう立場も必要かもしれないけど(笑)!

大野:じゃあ俺も、座長の真広に……。

杉咲:座長じゃないって(笑)。

大野:ははっ(笑)。まあでも、カラ松に関して言えば結構突き抜けないといけないんです。6人の誰よりも自分を解放して、稽古場を盛り上げていきたいなと思いますし、「稽古場からナルシストに生きていこうな?」と思っています。

中西:「生きていこうな?」なんだ(笑)。カラ松に話しかけてる?

杉咲:すでに言い方がちょっとナルシストだ。

大野:まあ、そういう感じ。カッコよくいかないとね。……なんかコメント薄いかな? 大丈夫?

三井:でた! 急に不安になるよねこの男(笑)。さっきの取材も、長々しゃべったあとに「ごめんなさい」って言ってたんですよ。

――不安になる必要はまったくないですよ(笑)。では、この感じで他の皆さんにも伺いたいです。

中村:僕は6つ子キャストのなかで一番年下なんです。なので、十四松としても本当にがむしゃらに。大声出して口を開けて、口の中を乾燥させていくしかないなって思います。

杉咲:独特な表現だな(笑)。ひろ(大野)、これが薄いってやつだぞ。

大野:はははは(笑)! でも十四松役らしくてうまいよね? 勉強になる。

中村:もう、本当にがむしゃらにやることしかできないから。僕はみなさんにしがみついて行く覚悟でいきます。何をしても許してくれると思うし!

杉咲:もちろん!

中村:いっぱい挑戦したいと思っています。

中西:僕は、前作をリスペクトしつつも引っ張られないように。自分たちの持ってる個性をしっかり出していきたいです。そしておそ松役としては、あまり作りすぎず。自分の持っているものを、おそ松として舞台上で出していけたらいいなと思っています。

本間:僕も、今智也が言ったことには共感しますね。淳平くんとひろとは、過去に共演したことがあったんですけど、トド松に決まったときに、「そのままじゃん」と言ってくれたんですよ。

大野:えっ? 言ったっけ……?

三井:俺は言ってない。

大野:俺も言ってない。

本間:いやいやいや! 言いました! 淳平くんは「一稀がトド松をやってる姿、想像つくよ!」って言ってくれたし。

三井:あぁ、そういう言い方はしたかな。

本間:ひろは、「お前、トド松みたいな役得意だよね」って言ってくれたんですよ。

大野:あざとい感じがね。

本間:つまり、「そのまま」ってことじゃないですか!

杉咲:自分でいい感じに解釈してるじゃん。

中西:はははは(笑)!

本間:だから僕も変に作りすぎず、僕が持っているトド松らしい部分をうまく出していけたらいいなと思っています。あと、トッティはスマホを駆使しているキャラクターでもあるので、僕もSNSを活発にできたらいいなと。自撮り棒を使って、稽古場でいろんな方と写真撮っていきたいです。それも、雰囲気作りの一環になったらいいなと思いますね。6つ子の(LINE)グループも、僕が作りましたし。

――トド松役としての使命をちゃんと果たしているんですね。

本間:6つ子だけじゃなくて、キャスト全員と写真撮ったりして、わいわいしたいです!

杉咲:ただ、みんなでSNSをフォローし合ったとき、僕、トッティ(本間)だけフォローしてなかったんですよね。

本間:そうだった!! 僕、ツーショット写真をおそ松兄さん(中西)から順番にSNSにアップしていったんですよ。で、それぞれ引用とかいいねとかしてくれて、真広もちゃんとリポストしてくれたんですけど……フォローが返ってこなくて。順番にフォローしていくのかな?と思っていたんですけど、F6の6人をフォローし終えたあとも、僕だけフォローしてくれていなくて。

中村:めっちゃチェックしてる(笑)。

杉咲:いや、したつもりだったのよ本当に。まさかしてないと思ってなくて……。

本間:びっくりしましたよ本当に。

大野:僕は逆に、もともと(本間と)相互フォローだったんですよ。だけど、これに決まってからブロック解除されました。

一同:(爆笑)。

大野:自分のフォロー欄から(本間が)いなくなるって、そういうことじゃないですか。もーーう、びっくりして! 何事!?みたいな。しかも、淳平くんとは相互フォローのままなんですよ。俺だけそんなことになっていて。

本間:待って! 言わせて! キャストが発表されたときに、みんなのアカウントを見にいったんですよ。そのとき……ほんと、こんなこと言っても「嘘だろ」となりそうですけど、誤操作でブロックしてしまって。

大野:んなのことあるの(笑)?

本間:あるの! あったの! やばいと思ってすぐにフォローしたんですけど、しばらくしてひろが気づいて、LINEがきました。最初ごまかせるかなと思ったんですけど、ひろはしっかり調べ上げていたから全然無理で。最終的にちゃんと謝罪をしたんです。

――稽古が始まる前に、ちょっとゴタゴタしましたね(笑)。

本間:でも本当にいいチームなので! ぜひ観に来てください!

中西:というか、このインタビューいろんな人の声が重なりまくってるけど、ちゃんと記事になるかな(笑)?

本間:できるだけ声を拾ってください! あと、そろそろ次の話題に行きましょう!

――では最後に。舞台を共に駆け抜けるご自身の役に向けて、一言声をかけてもらいたいです。

本間:トド松にかぁ……やっぱり「トッティは 世界で一番 可愛いよ」ですかね。

中村:十四松には、「中村碧十を選んでくれてありが盗塁王!」で。

三井:僕は「僕の一松なりの表情を見つけていくね」。彼も彼なりに表情豊かだと思うので。

杉咲:じゃあ、僕は……「頑張ってみんなをまとめ上げようね」かな。

大野:カラ松に伝えたいこと……「出会いに感謝、ありがとう」かな。……えっ、大丈夫かな?

三井:また出た、あのクセが(笑)。

中西:そしておそ松には、「トト子ちゃんは俺が愛す」と伝えます。

杉咲:おっ、記者会見で(高崎から)教えてもらったやつだ。

中西:これしかないです。

舞台『おそ松さん on STAGE~SIX MEN'S SHOW TIME~2nd SEASON』公演情報

日程

東京:2023年11月23日(木・祝)~27日(月)
兵庫:2023年11月30日(木)~12月3日(日)

※公演回数・日時は変更の可能性があります
※開場は開演の60分前を予定しております。

劇場

【東京】シアター1010
(東京都足立区千住3丁目92 千住ミルディスⅠ番館)

【兵庫】AiiA 2.5 Theater Kobe
(兵庫県神戸市中央区北野町1 コトノハコ神戸2F)

出演者

おそ松:中西智也
カラ松:大野紘幸
チョロ松:杉咲真広
一松:三井淳平
十四松:中村碧十
トド松:本間一稀

おそ松/F6:草地稜之
カラ松/F6:中本大賀
チョロ松/F6:松井健太
一松/F6:磯野亨
十四松/F6:木村優良
トド松/F6:松本勇輝

ほか
※出演者は変更になる可能性がございます。

脚色・演出

村井雄(KPR/開幕ペナントレース)

脚本

伊勢直弘 鹿目由紀 小峯裕之 足立信彦 高崎翔太

音楽

橋本由香利

劇中歌プロデュース

TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUND

スタッフ

美術:竹邊奈津子
舞台監督:澤麗奈(obbligato)
照明:斉藤喜和(Dort)
音響:SING_O_WORLD
映像:川崎貴司(TSUMIKI)
衣裳:山下和美
ヘアメイク:松前詠美子
振付:FunX、井澤勇貴
歌唱指導:設樂咲枝
演出助手:高崎拓郎(オフィス開幕)
宣伝美術:五島英一
制作プロデューサー:杉田智彦(アズプロジェクト)
主催:「おそ松さん」on STAGE製作委員会2023

公式HP
公式Twitter
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