秋アニメ『陰の実力者になりたくて! Season2』先行上映会 詳細レポート|1話のクレアは日高里菜さんいわく「弟愛爆発」、三森すずこさんはガンマの活躍を匂わせつつも「絶対に転びません」!?
主人公のシド/シャドウの独特なムーブと圧倒的な強さ、彼をサポートする魅力的な七陰たち、彼らシャドウガーデンの活躍などが大人気を博したアニメ『陰の実力者になりたくて!』(原作:逢沢大介さん)の2nd seasonが10月4日から放送開始!
放送直前の9月24日、東京・ユナイテッド・シネマ豊洲にて、第1話先行上映会を開催!上映後のトークショーにはシド/シャドウを演じる山下誠一郎さんとシドの姉、クレア役の日高里菜さん、七陰の第三席、ガンマ役の三森すずこさんが登場。アニメ同様に笑いを織り交ぜながら2nd seasonの魅力をたっぷり伝えてくれたトークショーを中心にレポート!
日本最速で『陰実』2nd season第1話を大スクリーンで上映
アニメ『陰の実力者になりたくて!』は2022年10月から2023年2月まで放送され、この10月から待望の2nd seasonがスタート。アメリカで行われた『Anime Expo 2023』で世界最速上映されましたが、日本でいち早く見ることのできる貴重な機会とあって、チケットは抽選に。また第1話先行上映会イベントでは”伝説の赤き月”を模したうちわが入場者全員に手渡され、ティザービジュアルでも描かれている「赤き月」が2nd seasonのキーポイントの1つになっていることを予感させます。
イベントはまず1話の上映から。シャドウのカッコよさ、シドのモブムーヴを決めるところや七陰たちの姿など、本当にアニメ『陰実』が帰って来たという実感。そして流れる不穏な空気と1話から登場する新キャラたちが、スケールの大きな事件の幕開けを感じさせました。
また大スクリーンで観ることによってバトルの迫力や赤き月などの描写の美しさ、絵のクオリティの高さが一段とわかるのも劇場ならでは。コミカルなシーンではお客さんが声をあげて笑うのを我慢して、肩を震わせたり、客席の人影が揺れる場面も多数見られました。1話の上映が終わると大きな拍手が。きっとお客さんの期待に応えられた、あるいは想像を超えたのではないでしょうか。
山下さんが語った収録時に絵があるがゆえの難しさとは?
先行上映会後のトークコーナーのMCは、声優であり、本作のラジオや生配信番組の構成も担当している儀武ゆう子さん。シド・カゲノー/シャドウ役を演じる山下誠一郎さん、シドの姉のクレア・カゲノー役の日高里菜さん、七陰の第三席、ガンマ役の三森すずこさんを呼び込むと、山下さんは上下黒のスーツ、日高さんと三森さんは黒のドレスとシックな装いで登場。
山下さんは早速、2nd seasonの1話でシャドウが何度も口にしたセリフでキメると、ドジっ子のガンマを演じる三森さんはステージに上がる階段に「転ばないように気を付けました(笑)」。また日高さんが、山下さんがステージに上がる前から緊張していたことを明かすと、儀武さんからも「お客様の前で堂々と緊張しているって言うんだね。さすがの安定感!」とイジられる。
この先行上映会のチケットは抽選だったそうで、かなり幸運で熱烈な『陰実』ファンが劇場に集結。「1話はいかがでしたか?」の問いかけに、大きな拍手で応えると山下さん、日高さん、三森さんはニッコリ。
2nd seasonの収録について尋ねられた山下さんは、「ちょっと間が空いての2nd seasonでしたが、1話のアフレコの時には絵がほとんどできていて。絵のクオリティと皆さんの熱量に我々、声優陣も頑張らねばと気合が入りました。ただ絵があるということは、ボールド(画面上でキャラがセリフを言うタイミングを指示するもの)もないため、キャラの口を見ながらやらなくてはいけないので、大変でした。更に圧倒的な映像表現だったので、見入ってしまって、自分のセリフを言うのを忘れてしまったり(笑)。そして、七陰とのシーンで『また帰ってきたんだな』という懐かしさも感じました。シャドウのあるセリフで、みんながあわてて動き出してかわいいなと思いました」。