『呪術廻戦』第2期「渋谷事変」伏黒恵役・内田雄馬さん公式インタビュー公開! 物語や甚爾の印象、アニメの見どころを語る
「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)にて連載中、シリーズ累計発行部数8,000万部を突破している大人気コミック『呪術廻戦』(芥見下々・著)。TVアニメ『呪術廻戦』第2期が、7月6日から毎週木曜23:56~より、MBS/TBS系列全国28局にて放送中。物語は、ハロウィンで賑わう渋谷駅周辺を舞台に繰り広げられる「渋谷事変」に突入しています。
11月9日(木)より放送となる第40話(第2期16話『霹靂』)では、暴走する伏黒甚爾が、圧倒的な強さで伏黒 恵の前に立ちはだかります。
本エピソードの放送に向けて、伏黒 恵を演じる内田雄馬さんのオフィシャルインタビューが公開となりました。「渋谷事変」の物語や甚爾の印象、アニメの見どころや作品の魅力を語ってくれました。
内田雄馬さん(伏黒 恵役)オフィシャルインタビュー
──原作やシナリオで「渋谷事変」を読んだときの印象を教えてください。
内田雄馬さん(以下、内田):とてもハードな展開が多いエピソードだなと思いました。バトルも強者同士の戦いばかりで、規模が大きい上に速くて……。これが映像になった時にどんな風に描かれるのだろうと、ワクワクしました。
──「渋谷事変」のアニメの見どころは、どんなところになりそうですか?
内田:第2期では、原作を補完し、さらに広げている部分が面白いなと思いました。アフレコの時の映像でも、アクションシーンはかなり膨らませていたので、完成した映像を楽しみにしていました。
動きが速く滑らかで、しかも重い雰囲気で話が進んでいくので、演じる際に大変に感じるシーンもあります。たとえばバトルのときに入れる息のアドリブなども瞬発力勝負になるので。すごいスピード感があったので、アニメではそんな勢いとパワーが増したところを楽しんでほしいです。
──すでに放送された「懐玉・玉折」の感想を教えてください。
内田:五条 悟の過去の話として、このエピソードがないと、彼がどんな人か分からないと思うんです。「懐玉・玉折」での五条って傲慢というか、尊大で、最強であることが分かっているから、人の心を感じることに対する薄さみたいなものがあるんです。
でも最後に夏油と会話をして、そのあとに「でも俺だけ強くても駄目らしいよ 俺が救えるのは他人に救われる準備がある奴だけだ」と言うんですけど、そこで自分が呪術師としてどうあるべきなのか、人とどう向き合うべきなのかを考え始めたのかなって僕は思ったんですね。この過去があったから今の五条先生がいるので、すごく重要なエピソードだったと思います。
──伏黒 恵役としては、父である伏黒甚爾も登場しました。
内田:もうめちゃめちゃに強くて、その強さがアニメでも表現されていたなと思います。子安武人さんが声を担当されていたので、声も強かった(笑)。子安さん自身は、すごく気さくで優しい方なんですけど、存在感が凄かったです。
──『呪術廻戦』のシリーズを通して、内田さんが好きなキャラクターは誰ですか?
内田:“お父さん”……と言いたいところですが、やっぱりナナミン(七海建人)です。「渋谷事変」では主役のような感じで存在感があって、めちゃくちゃカッコいいんです。原作を読んでいて、ここは絶対にカッコ良くなるなって思ったところがあったので、そのシーンがアニメで描かれるのが楽しみです。
──『呪術廻戦』の魅力はどこにあると考えていますか?
内田:キャラクターの魅力とバトルの表現。そして考察したくなるストーリー。この3本柱がしっかりしていると思います。このキャラって、こんな奴だったなと印象に残るキャラが多いんですよ。各キャラの個性が出たバトルも展開されますし、バトルでの迫力のある表現が魅力で面白いなと思います。
また、舞台が渋谷や仙台といったリアルな場所をモチーフにしているので、もしかしたらここに呪霊がいるのかもしれないなんて、作品の世界観を肌で感じやすくなっているので、そういったところも面白いなと思います。
──最後に、視聴者へメッセージをお願いします。
内田:「渋谷事変」が始まり、僕ら1年生ズにとっては、TVシリーズの本編収録が実に2年ちょっとぶり。久しぶりの出番なのですが、こうしてアニメの続きが作られることが幸せで、嬉しく思います。原作のほうも盛り上がっているところなので、一緒にアニメの『呪術廻戦』も楽しんでいただけるよう、僕らも精一杯頑張っています。応援よろしくお願いします。
TVアニメ『呪術廻戦』作品情報
●第1期
Blu-ray&DVDシリーズ 第1巻~第8巻発売中!
TVシリーズ 各動画配信サービスで配信中!
●第2期
毎週木曜23:56~MBS/TBS系列全国28局にて放送中!
イントロダクション
少年は戦うーー「正しい死」を求めて
集英社「週刊少年ジャンプ」で連載中の、芥見下々による漫画作品『呪術廻戦』。
2018年3月から連載が開始され、人間の負の感情から生まれる呪いと、それを呪術で祓う呪術師との闘いを描き、既刊20巻にしてシリーズ累計発行部数は驚異の7,000万部を突破。
2020年10月から2021年3月までは毎日放送・TBS系列にてTVアニメ第1期が放送され、国内のみならず全世界で大きな反響を呼んだ。さらに、同年12月24日、第1期の前日譚にあたる物語が描かれる『劇場版 呪術廻戦 0』を上映し、全世界で一大ムーブメントを巻き起こした。
そして、2023年に放送が決定している第2期で描かれるのは、五条 悟と夏油 傑の高専時代の物語「懐玉・玉折」。劇場版にて示唆された五条と夏油の決別した過去がついに明らかとなる。
さらに、連続2クール内にて「懐玉・玉折」の後、第1期から続く時間軸の物語「渋谷事変」も描かれることが決定。10月31日、ハロウィンで賑わう渋谷駅周辺に突如“帳”が下ろされ大勢の一般人が閉じ込められる。単独で渋谷平定へと向かう五条だが、これは夏油や真人ら呪詛師・呪霊達による罠だった…。虎杖、伏黒、釘崎といった高専生のメンバーや呪術師たちも渋谷に集結し、かつてない大規模な戦闘が始まろうしていた。
呪いを廻る壮絶な物語が再び廻りだすー
「渋谷事変」ストーリー
最後に笑うのは、人か―呪いか―
「五条 悟は 然るべき時 然るべき場所
こちらのアドバンテージを確立した上で封印に臨む
決行は10月31日 渋谷」
2018年10月、特級呪霊による交流会の襲撃以降呪術高専内の緊張が高まる中、ついに内通者の正体が判明する。
果たして内通者は誰なのか、その目的とは―!?
そして、2018年10月31日。
ハロウィンで賑わう渋谷駅周辺に突如“帳”が降ろされ大勢の一般人が閉じ込められる。“一般人のみが閉じ込められる帳”という高度な結界術に加え、一般人を介して告げられた「五条 悟を連れてこい」という指名から、上層部は被害を最小限に抑えるために五条単独での渋谷平定を決定する。
罠を仕掛け待ち構える夏油や真人ら呪詛師・呪霊達、そこに単独で乗り込む五条、さらには“帳”の外側に集結した虎杖、伏黒、釘崎、七海、そして数多くの呪術師たち。
渋谷に集結した呪術師VS.呪詛師・呪霊の
かつてない大規模な呪い合いがついに始まる―!!
STAFF
原作:「呪術廻戦」芥見下々(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)
監督:御所園翔太
シリーズ構成・脚本:瀬古浩司
キャラクターデザイン:平松禎史・小磯沙矢香
副監督:愛敬亮太
美術監督:東 潤一
色彩設計:松島英子
CGIプロデューサー:淡輪雄介
3DCGディレクター:石川大輔(モンスターズエッグ)
撮影監督:伊藤哲平
編集:柳 圭介
音楽:照井順政
音響監督:えびなやすのり
音響制作:dugout
制作:MAPPA
主題歌
「懐玉・玉折」オープニングテーマ:キタニタツヤ「青のすみか」(Sony Music Labels)
「懐玉・玉折」エンディングテーマ:崎山蒼志「燈」(Sony Music Labels)
「渋谷事変」オープニングテーマ:King Gnu「SPECIALZ」
「渋谷事変」エンディングテーマ:羊文学「more than words」(F.C.L.S./Sony Music Labels)
CAST
虎杖悠仁:榎木淳弥
伏黒 恵:内田雄馬
釘崎野薔薇:瀬戸麻沙美
五条 悟:中村悠一
真人:島﨑信長
夏油 傑:櫻井孝宏
両面宿儺:諏訪部順一