angela×蒼井翔太さんの初コラボシングル「晴れのちハレルヤ!」発売記念インタビュー! お互いに熱望していた念願のコラボが劇場版『はめふら』主題歌で実現!!
CG満載の愉快なMVには感動の涙が!?
――アーティスト盤のBDにはメイキングドキュメンタリーも収録されていますが、そろってのレコーディングがすごく楽しそうでした。
蒼井:本当に楽しかったです。自分自身も悔いを残したくないという気持ちがあったし、お2人がすごくオープンなので、疑問に思ったことを素直に質問できたのも嬉しかったですね。
あと、僕はコーラスとか、ハモリが大好きなんです。人の歌に重ねていくという作業が大好きなので、今回いろんなコーラスやハモリをやらせていただけたのも、最高でした!
KATSU:翔ちゃんには、驚かされましたね。僕が「こういうのちょっとやってみない? できる?」と言ったことに対して、全部「分かりました! やります!」と対応してくれるんですよ。
レコーディング終盤で、atsukoのさらに上のキーでハモリを入れてほしい、と普通の楽曲のセオリーを覆すようなお願いもやってくれたし、atsukoと一緒にコーラス隊もやってくれたし。2人の声の掛け合いもおもしろかったですね。
atsuko:前から知っているから、すごくやりやすかったし、このタイミングでコラボできて良かったな、というのを感じられるレコーディングだったなと思います。知っているからこそ、ちょっと無理を言っちゃうというか。翔太くんだったら、このリズムをもっと突き詰められるはず!とか。
一緒にユニゾンで歌う部分ってちょっとでもズレると気持ち悪いんですけど、それも全部ピタッと合わせてくれるし、ビブラートの波形も私が歌ったものと同じ波形で伸ばしてくれるし。蒼井翔太の実力を改めて実感しました。あれは感覚でやっているのかな?
KATSU:いや、僕はすごい練習量があってこそだろうなと思ったんだけど。もちろん、現場での対応力はめちゃくちゃあるんだけど、現場に入るまでの準備も積み重ねている気がして。心配性なのかなって。
蒼井:あはは! 確かに心配性ですね(笑)。今回はatsukoさんが仮歌を入れてくれたデモを何度も聴いてレコーディングに臨みました。この楽曲の世界観に蒼井翔太が飛び込んでいくからには、この歌の世界の住人にならなくちゃいけないなと。
あと、やっぱり託してくださるからには、少しでも「あれ?」って思われたくないんですよね。1発目で「いいね」って言ってもらいたい。たくさん練習して良かったです。
KATSU:やっぱりなぁ。隠れた努力家だよね。翔ちゃんは、歌手とか声優とかいろいろな肩書があるけど、パフォーマーとしての存在感がやっぱりすごい!
――BDにはMusic Videoも収録されています。今回は、CG満載のかなりコミカルな内容ですね。
atsuko:終始、楽しかったよね。
蒼井:楽しかったです! 笑いが絶えない現場でした。
atsuko:楽曲の世界観は崩さずにミュージカルのようなシーンもあり、大作映画風のポスターに我々の顔だけが組み込まれるというちょっとおもしろいところもあり(笑)。こういう顔ハメCG、angela的にはOKだったんですけど、翔太くんをこれに付き合わせていいものなのか、という葛藤が……(笑)
KATSU:でも、『ポプテピピック』の印象もあったから。
atsuko:そうだけど、嫌々やってもらうのは申し訳ないなって。でも、衣装合わせの時にとんちんかんな衣装を着ている翔太くんがすごく楽しそうで、ホッとしました(笑)。
蒼井:鳥をモチーフにした衣装ですよね。フィッティングで着た時に、なんかすごく元気が出ちゃって。今から踊ります!みたいなテンションになっちゃったんですよ(笑)。顔ハメのCGもコミカルなものがたくさんあって、今後の可能性が広がったように思います。
KATSU:もう最初から翔ちゃんはノリノリだったよね。僕は衣装合わせの時からずっと「断るなら今だぞ!」と思っていたんですけど、誰よりもノリノリで先頭を走っていってくれました(笑)
――完成したMVを観ての感想は?
蒼井:いや、もうやりきったなと!
atsuko:ちょっと泣けてきたよね。
蒼井:泣けてきました! なんかハッピーエンドでも涙する時ってあるじゃないですか。そんな感じで楽しくて泣けてくる、という不思議な体験がありましたね。
atsuko:全力でやりきった感に妙に感動しちゃったというか。監督的には、笑かそうとしているのになんで泣いちゃうの?という感じだったみたいですけど(笑)。
KATSU:みんなで楽しいものを作れた、という謎の感動だよね。ただやっぱり、翔ちゃんの表情がめちゃくちゃおもしろい! それが何よりの注目ポイント!
もしまたコラボするなら次はカッコいい曲を!
――今回のコラボを通して、お互いの印象が変わった部分はありましたか。
蒼井:印象が変わることはなかったですけど、angelaのお2人はすごくオープンなので、遠慮することなく飛び込んでいける。そういった空気感を出し続けてくださっているというのは、後輩からするとこれほどありがたことはなくて。
ずっと憧れのままでいてくださる。どんと構えていてくださるところが、さすがだなと改めて思いました。
atsuko:今回のコラボを通して、翔太くんとは会う機会がすごく増えたので、もしかしたらものすごい腹黒翔太とか、わがまま翔太とか(笑)。「ちょっとそういうの無理っす」みたいなところもあるのかなと思ったんですけど、まったくなくて! 仕事に対していつも前のめりで、モチベーションが高くて、日常も完璧な蒼井翔太なんだなと思いましたね。
KATSU:僕としては、みんなの知らない蒼井翔太を1つでもいいから引き出したい、というのが裏テーマだったんですけど、逆に知らなかった蒼井翔太を見せてもらったようにも思いますね。
翔ちゃんのライブが終わったあとって、ファンクラブ受付に入会希望の列が長くできているんですよ。その理由が心から分かったというか。翔ちゃんって、人を魅了するものをたくさん持っていて、その1個に触れると次の1個が欲しくなるんですよね。それを実感しました。
――コラボした今だからこそ聞きたいことはありますか。
atsuko:翔太くんは、ダラダラしたりしないの?
KATSU:ちゃんと休めてる?
蒼井:休んでますよ! これまで、休みはひたすらぐーたらしてることが多かったんですけど(笑)。最近はお休みの日もアクティブに過ごせるようになりました。お2人は、お休みはしっかり休む方ですか? 動いていないと落ち着かない、という人もいるじゃないですか。
KATSU:僕はね、仕事しちゃうタイプ。
蒼井:ですよね~。KATSUさんはそういう感じだなと思いました。
atsuko:私は逆でしっかり休むタイプ。でも、1日中寝ているみたいなことはなくて、ちょっと出掛けたりすることが多いかな。仕事とかけ離れたことをやった方が、よしまたがんばろうって思える気がする。
――息ぴったりのお三方なので、早くも次回作に期待してしまうところですが、もし次があるならどんな楽曲でコラボしたいですか。
蒼井:angelaさんっぽいカッコいい攻めた曲を一緒に歌いたいですね!
KATSU:今回は『はめふら』の主題歌が大前提だったので、違う作品だったらどうなるんだろうという興味はありますね。でも、翔ちゃんはどれも歌いこなしちゃうんだろうな。カッコいいのも想像の上をいきそう。
atsuko:何色にも染まりそう!
蒼井:染まりたいですね!