応援上映も決定! 掴んだポールが未来を拓く――! 『劇場版 ポールプリンセス!!』公開記念 星北 ヒナノ役・土屋 李央さん、西条リリア役・鈴木杏奈さんが“ポルプリ愛”を語り合う!
生のポールダンスの迫力に感動
――4月のイベント「ポールプリンセス!! Special Event ~Wish Upon a Polestar~」では歌唱と共に、ダンサーの皆さんによるポールダンスのパフォーマンスも繰り広げられました。生のポールダンスをご覧になられて、どんな印象がありましたか?
土屋:もう迫力がすごくて。ダンサーさんたちの身体のつくりから、もう違うんですよ。
――アスリートですよね。
土屋:そう思いました。筋肉も美しくて。
鈴木:ものすごく力強くて、ダンスという言葉に収まらないなと。スポーツであり、競技であり、全身を使っての表現なんだなと思いました。ステージ横で見ていて感動しました。
土屋:うんうん! もう芸術だなって。会場に見に来てくださった方々からは「ポールをギュッと掴む音が聞こえてきて、それもすごく良かった」といった声をいただきましたね。私たちも客席から見たかった!と思いました。
鈴木:分かる〜!(笑)私も「ギュッ」って音を客席で聞きたかった! 歌に集中していたので、その音までは聴こえなくて。
土屋:リハーサルも含めて、私たちの後ろでパフォーマンスをしてくださっていたので、振り向くわけにもいかないですし。もっとじっくり見たかったなと。配信であとから見させていただいたんですけど、やっぱり生で見たかったなぁって。歌唱の中では、ダンサーさんと一部一緒に踊らせていただいたのですが、ダンスがあって、私たち声優の声があって……ダンサーさんと一緒に、キャラクターをつくることができたのがすごくうれしかったです。
鈴木:ふたりでキャラクターを作ることができた感じがしたよね。
土屋:そう! 歌っている人と踊っている人という、別々でのパフォーマンスではありますけど、お互いにヒナノというキャラクターを表現している。バラバラだけど、バラバラではないという、特殊な空間だなと思いました。楽しかったし、歌っていて気持ちよかったです。
鈴木:みんなで作り上げたステージだったよね。
土屋:そうだね。
――ひとりのキャラクターに声優と歌唱担当がそれぞれいることはありますけれども、声優と歌唱は同じ人で、パフォーマンスは別の人って特殊ですよね。今までになかった試みだと思います。
鈴木:確かに! プロのダンサーさんがキャラの踊っているダンスをしてくれていたので、歌唱中は緊張感もあって。ポールダンサーさんの想いも私が背負っていて歌っている気がしていました。ダンスレッスンはなかったんですけども、映像を見て、リリアの振りを真似して練習して。自分もなるべく全身を使ってリリアを表現できるようにと、意識して歌っていました。
――土屋さんは「Wish upon a polestar」を初披露しました。感触はいかがでしたか。
土屋:ヒナノの曲は初披露とあって緊張しました。「Wish upon a polestar」という曲は<きっと大丈夫 >という、不安なところからはじまっていきます。等身大のヒナノらしい曲です。私の緊張感もそのまま曲に乗せられたらと思っていました。またレコーディングとは違った雰囲気になったんじゃないかなって。
鈴木:すごく素敵だった。ヒナノちゃんがいた、あの場に。
土屋:ありがとう〜。でも、本当に緊張してて。錚々たる面々の中で、しかもYouTubeショートアニメも完結していない状態にも関わらず、あんなにもたくさんの方が集まってくれて。
鈴木:初めてのイベントで、キャストが全員揃えたというのも良かったよね。しかもエルダンジュの皆様まで全員。
土屋:そうだね! しかも「Starlight challenge」 を7人全員で歌えたことがすごくうれしくて!
鈴木:そう! 歌割りも「そう、ここはこの人で聴きたかったんだよ〜!」と思うようなもので。これを考えてくださったスタッフさん、ありがとうございます!という気持ちになりました。
土屋:愛があるよね。
――あの日の衣装にも感動しました。愛が詰まってますよね。
土屋:めちゃくちゃかわいいんですよ! 本人たちはポールダンスをするから、踊りやすいように露出が多めの衣装を着ているんですけども、それを私たちが着られるようにアレンジしてくださっていて。でも、ちゃんとキャラクターに寄せてくださっていて。すっごく可愛かったね。
鈴木:可愛かった! お衣装もすごく華やかで。一人ひとりの衣装を隅々まで見たくなってしまいました。小倉(唯)さんのツインテールもすっごく可愛くて「リアルミオがいる!?って思いました。
――会場で劇場版が発表された時、喜びの歓声が湧きました。おふたりは皆さんの熱量をどう受け止められていたんでしょう?
土屋:私から発表をさせていただいたんですが……言葉にするのはドキドキしていて。私たち自身も『ポルプリ』が好きだから、ショートアニメだけで終わってほしくない気持ちがありました。だから劇場版のことも早く皆様にお伝えしたいなと思っていたので、対面で発表ができて良かったなって。しかも皆さんが喜んでくださっていて、その姿を直接見ることができて……「待っててくれている人がいるんだな」とうれしさが溢れました。
鈴木:うれしかったよね。発表の瞬間にどよめいて、私もあの時初めて聴いたかのような気持ちになりましたもん(笑)。「ええ、劇場版やるの!? ヤバすぎ、楽しみ!」って。